ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 いよいよ行くぜーーーーー!!


活動開始

 「其れでもないよりかはマシだ!さあてと・・・行くぜケイ!お姫様助けて・・

・・・・『オブジェクトをぶっ潰す』ぞ!!」

 クウェンサーがそう言うとケイがアヤミに向けてこう言った。

 『婆さん頼みがあるんだ‼』

 「何だい一体?」

 アヤミが何だと思っていると・・・ケイはこう答えた。

 『この地点に整備士達を連れて行ってくれないか!?』

 「何だいいきなり?ここに何かあるのかい?」

 『この状況を打破しつつオブジェクトを破壊して全員が生き残る可能性を

更に飛躍的に上げることができる手段がそこにあるんだ‼』

 「何じゃと!?」

 『だが如何せん長い間放置されていたから動くかどうかが分からないから

婆さんのその整備士長としての腕にお願いしたんだ!‼』

 頼むと言うとアヤミは暫くして・・・こう答えた。

 「・・・分かったよ、こっちでやっとくよ。」

 『婆さん・・・!!』

 「何せ命が掛っているからねえ、孫が大きくなって婿さん連れて来る迄

死ぬに死に切れん。こうなったらアンタのその提案にアタシら全員の命

賭けてやろうじゃないかい!」

 『ありがとう婆さん!イクゾクウェンサー!!』

 「おおよ!」

 クウェンサーがそう言ったと同時に大型のサブアームがせりあがると内側にある

排気口から・・・炎が噴き出したのだ。

 如何やら大型の稼動スラスターも兼任しているようでスラスターを使って

救難信号が発してある方にへと向かって行った。

 

 

 

 

 

 そしてそれを見届けたアヤミは整備士全員に向けてこう言った。

 「良いかいあんた達!アタシらはこれから所定の位置に行って準備するんだ!!あの子がお姫様と一緒に戻って来た時に何時でも出来るようにしな!!」

 「ちょちょちょ待てよ婆さん!まさか本気で行く気じゃあねえだろうな!?」

 ヘイヴィアが慌ててそう聞いた。

 何せ今すぐと言うよりもこんなことしている間にも逃げている連中がいたから

速く逃げなきゃと言うとアヤミはこう返した。

 「何言ってんだい、ケイの話を聞いてみて算盤弾いちまうと確かに

それ位の死人が出る事位百も承知だよ。」

 「じゃあ早く逃げないと」

 「だからだよ、助かる確率が高くなるならそれに越したことはないじゃろうし

それにね・・・お姫様とあの学生がアタシらの為に戦おうとしているのに

正規兵でもあるあたしらが逃げたら格好がつかんじゃろ?」

 「『!!』」

 それを聞いて全員が少し顔を俯かせていた、子供や安全国の人間がこうやって

命はって自分達を守ろうとしてくれているのに大人や正規兵である自分たちが

いの一番に助けに行くべきだと言うべきだったのにそれを聞いて

くそとヘイヴィアは毒づいた。

 騎士道精神みたいに助けに行ったクウェンサーに対してかそれとも・・・

貴族でありながらも訓練を積んで正規兵になったにも関わらずこの体たらくの

自分に対する嫌気なのかどうか分からないがヘイヴィアはああもうと言って・・・アヤミの乗っている車の隣に乗った。

 「何しに来たんだい?速く逃げな。」

 アヤミは厭味ったらしくそう言うとヘイヴィアは・・・ふんと鼻息荒らして

こう答えた。

 「ふざけんな、正規兵の俺がいなきゃ誰がアンタら守れんだ?それにな、

貴族たるもの常に平民の手本になれって何時も俺に戦闘を教えてくれた

メイドがいてな、帰ったら更に厳しくなりそうだからな。それにだ、

逃げて生き延びるよりも戦って生き延びれる方に賭けた、それだけだ。」

 それを聞いてそうかいと笑いながらそう言うとアヤミは整備士達を連れて

その地点にへと車を走らせると通信が来たので受け取るとフローレイティアが

こう言った。

 『婆さん信じられるか?私達人間がオブジェクトを破壊する事が出来るって。』

 そう聞いてきたのだ、恐らくは保証がなくまず間違いなく成功率が0に近い

この作戦に対する不安を代わりにした言葉なのだろうと思っているとアヤミは・・こう答えた。

 「さあねえ、正直な所9分9里の確率で負けるかもしれん。」

 『だったら何で』

 「あの坊主が態々お姫様を助けようと命張っておる、本来ならば儂らが

いの一番に手を上げるべきことをあの坊主がした。なら儂らは

儂らが出来る事をするのが人情ってもんじゃしそれにな・・・感じるんじゃ。」

 『何をだ?』

 フローレイティアが一体何なんだと聞くとアヤミはこう返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「時代が変わる風を感じる、この感じは10年前にオブジェクトが

現れた時にも感じた風を感じたんじゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『クウェンサー!もうすぐ救難信号のある場所に着くぞ!!』

 「・・・分かった・・!」

 クウェンサーはそれを聞いて内心びくついていた、戦場に出れば

人を殺さなければならないと言う真実に押しつぶされそうになっているからだ。

 そして暫くすると・・・ケイがこう言った。

 『クウェンサー!微弱な通信機の信号を確認・・・未確認タイプだ。』

 「信心組織かよ・・・!!」

 クウェンサーはそう言ってセンサーを三次元立体加工システムで

約一キロ先を見て・・・その姿を確認した。

 3,4人の屈強そうな男たちの影で膝で地面に発つような不自然な恰好をして

両手を後頭部に押し当てている・・・ミリンダの姿が見てとられた。




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