ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 続きです。


さあ・・・戦争だⅦ

 「上の無人戦闘機共は下にいる正統王国軍がやってくれてる!それに残りは後6機、

これなら俺っちたちの勝利・・・待て何だこいつ?」

 「どうしやがったガイ?何かあったのか??」

 マリーディがそう聞くとガイはレーダーの位置情報を見て・・・やべえと呟いて

マリーディに向けてこう言った。

 「1機こっちに来やがる・・・ライブラリー照合・・・正体不明の大型戦闘機がこっちに来やがったぞ!」

 「!」

 マリーディがそれを聞いて振り向いたその視線の先にあったのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・背面部に大型のレーザー照準器を保有したアンフィスバエナと同規模の

大きさを誇る戦闘機の様な機体がこっちに来ていた。

 「何だあのデカ物はよ!」

 「だから分からねえって!だけど多分あれは信心組織の奴だと思うぜ?」

 「それじゃあ分からねえぞ!ああ糞がパーソナルネームさえわかりゃあ・・・おいガイちょっと拡大させろ。」

 「何処にだよ?」

 ガイがそう聞くとマリーディは其処に指さしてこう答えた。

 「機体の右翼部側面、そこにアップしてくれ。」

 「分かった。」

 ガイはマリーディの言葉を聞いてそう答えると画像がアップされて映ったのは・・・

エンブレムであった。

 ロケットを背中に背負って飛び立つ男が描かれたそれを見て・・・マリーディは

成程なと言ってこう続けた。

 「ガイ、敵が分かったぞ。」

 「分かったって・・・成程パーソナルネームで戦闘機乗りだな、検索しようか?」

 「いや良い、こいつの正体は分かったよ・・・なあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・信心組織の『ロケットイカロス』・『ラミール=スコッフロー』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラミールはデータ映像からケンブを見ていた、今ラミールが乗っているのは

アンフィスバエナの飛空戦闘型のタイプ『ゼウグリオン』。

 制空権確保と同時にアンフィスバエナの海上早期警戒機として試作開発された機体に

無理やりであるがラミールは大型レーザー照射機『ゴッドアイ』と呼ばれる兵器を

搭載させて出撃していた。

 元々はオブジェクト用に開発された試作兵装であったが昨今の機動兵器開発に伴い

小型化を進めたが其の際に元々の威力よりも小規模になるだけではなく小型化したことに伴って耐久精度や射撃精度、エネルギー問題が表に出たがために問題になった為

お蔵入りになったのを彼女はあるやり方をすることで克服させることを思いついたのだ。

 それが・・・これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで、オーシャンサブステーションは制圧できたのだな?」

 『はい!ですがマイクロウェーブ照射についてですが幾ら『ゼウグリオン』に

マークさせろと言われましても途中途中にアルビルが邪魔でして照射するには

ビルから避けて放てばビルが崩壊して死傷者が出る恐れがありますが?』

 「構わん、所詮このテクノピックに来ている民間人はその殆どが賭け目的で

来ている連中だ。選手その物の実力を見てない愚か者共にはこの世から消えたとしても

何も害がある訳ではないし寧ろいなくなった方が我々にとっても救いだ。」

 『了解いたしました!では照射準備の為に80秒時間をください、

早急に終わらせます。』

 「ああたの・・・!」

 ラミールが通信している間に何かを感じて武装を起動させると眼前にあったのは・・・幾つものミサイルであった。

 「攻撃!」 

 ラミールはいかんと言って機体に装備されている小型機関砲で撃ち落とすと

煙の向こうからナニカが来るとレーダーが読み取って回避すると現れたのは・・・

ケンブであった。

 それを見てあいつかと言ってこう続けた。

 「イリス!残っている無人戦闘機は幾つだ!!」

 『ええと少々お待ち』

 「大体で構わん!」

 ラミールが大声でそう聞くとイリスは暫くしてこう答えた。

 『残存機体は21機、正統王国軍の残存機は9機です!』

 「良し!残った無人戦闘機のコントロールは全て私に送れ!!」

 『し、然しそれではデータ処理に割り振られるキャパシティーがオーバーを

起こします!元々早期警戒機としての運用ですし元々その機体の兵装は機関砲か

ミサイルが数発程度しかないんですよ!!貴方に何かあれば我々は』

 「良いからやれ!こいつは手加減した時点で私が死んでしまう!!」

 『りょ・・・了解。』

 イリスは然しと言いたかったがそう言える雰囲気ではなかったがために仕方なく

命令通りに行って無人戦闘機21機がラミールに向かって集まるとラミールは

機体の仕様を書き換えていた。

 「無人戦闘機のコントロール移譲完了、武装のチェックは全て目視に変更。攻撃手段もアナログ式に変更、さて・・・ここからが戦争の時間だぬるま湯に浸かっていた

ガキが!」

 ラミールはそう言って無人戦闘機と共にケンブの元に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中マリーディはガイに向けてこう聞いた。

 「おいガイ一つ良いか?」

 「あんだよ?何か用なのか??」

 ガイがそう聞くとマリーディはこう答えた。

 「あいつの機体の通信をジャックしろ、私はあいつと話がしてえんだ。」

 「はあ!マジかよ頭おかしくねえかお前?!」

 「お前ひでえ事言うんじゃねえ!あたしはまじめだし何よりもあいつが

『ロケットイカロス』だってんなら・・・こっちはホワイトウイッチとしてあいつと

戦いてえんだ!名無しとか勘違いで殺すのは嫌らしくてな!」

 それを聞いて全くお前はと言いながらガイが操作するとマリーディに向けて

こう言った。

 「ジャック完了したぜ?これで相手と通信出来るぜ??」

 「おおサンキューな。」

 「全くよ、呆れた相棒だぜ。」

 やれやれだぜと言いながらも笑顔であったガイを見てマリーディはへへへと笑いながら通信を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よう『ロケットイカロス』、こちらは『ホワイトウイッチ』。手前の相手は

このあたしだ!」




 次回はマリーディ対ラミールです。
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