ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「ふんふんふふ~~ん♪」
『機嫌が良いなクウェンサー?何かあったのか??』
ケイが鼻歌を歌っているクウェンサーを見てそう聞くとクウェンサーはそうなんだよと言ってこう返した。
「今度俺達ジョウガンのオーバーホールと新型機の受け取りも兼ねてクック追加諸島に
行くんだけどさ、そこが何とオブジェクトの設計士が集う正に俺にとっての理想郷!
俺の夢を叶えるためにそこで絶対にものにしてやるぞーー!!」
うおおおおおおおおおおおおおおおお!と意気込みを入れているであろう
クウェンサーを見てケイはこう思っていた。
『(どちらかと言えばその夢が更に遠のきそうな予感がするなア。)』
ケイはそう思いながら今後の事を考えようとしていた。
クック追加諸島の『セントラル・グラウンド』に行くためには大型の船舶で
向かわなければいけないがためにジョウガンを乗せた後其の儘クウェンサー毎ジョウガンを乗せて『セントラル・グラウンド』に向かって辿り着くとジョウガンを起動させた
クウェンサーは辺りを見ていた。
「ここが『セントラル・グラウンド』か、結構広そうだなあ。」
『元々クック諸島はここが土地の全てだったのだがオブジェクト開発時に
その巨大な兵器を取り扱う事から島を新しく人工島を追加して建造した事から追加諸島と呼ばれているそうだぞ。』
「へえそうなんだ、それよりもあそこか・・・大きいな。」
クウェンサーはそう言いながら建物に入ろうとすると建物の前に人とMAIlesが目の前にあった。
「あのブレイディハウンド、武器が違うように見えるけど何だろうなあレ?」
『今検索してみたがあれはブレイディハウンドS・K(シリアルキラー)タイプだ、主に対人戦用の機体だが恐らくはここの警備用だろうな。泥棒とかの対策でな。』
「へえ、となるとここが最も重要な地点何だな。」
そう言いながらクウェンサーは辺りを見渡していると・・・全身を黒服で頭まで
包ませた人間が複数人現れるとジョウガンを見てこう言った。
「お前がクウェンサー=バーボタージュだな?本部から聞いている、ジョウガン毎
ここの格納庫に入れとけ。エレベーターがあるからそこに行けば下に行けるからそっちに行け・・・本来なら6回分の身分証明をしてから初めて入れるのを今回は特例だ。
さっさと行かねえと攻撃しちまうかもしれねえからな。」
そう言うのを聞いてクウェンサーはこう呟いた。
「何だよあいつら、威張り散らしやがって。」
そう呟きながらクウェンサー達は格納庫に向かって行った。
その格納庫はこれ迄オブジェクト開発によって建造された物を搬入するための場所を
其の儘MAIlesの兵器開発も兼ねた場所となっているがために使用可能なのだ。
「へえ、こういう風になっているんだなあ。」
『あらゆる兵器が利用できるように調整してあるんだろうな、それに何よりも
あの外にいる奴らも結構強そうだったしな。』
ケイはそう言いながら外を眺めてそして・・・目的の地点に辿り着いたのだ。
そこには・・・30人者の少女や女性たちが軒を連ねて立っていた。
『どうやら彼女たちがオブジェクト開発の面々だろうな。』
ケイはそう言いながら辺りを見渡していると・・・一人の白衣を身に纏った・・・
ビキニの女性が前に出てこう言った。
『おおおいそこのMAIles、降りて来てくれないかな?あたしら
そいつを調べたいんだ。』
『どうするクウェンサー?出るか??』
ケイがそう聞くとクウェンサーはそうだなと言ってこう答えた。
「出るか、どうせここで戦うなんて無さそうだしそれに元々の目的が
こいつのオーバーホールだしな。」
クウェンサーはそう言いながらコックピットから出るとへえと・・・
白衣でビキニを身に纏った女性がクウェンサーを見てこう言った。
「これがジョウガンのコックピットブロックねえ、貰った資料で分かってたつもり
だけど実際に見ると流石稀代の天才妃博士の造り上げた一品。
あたしの研究対象じゃあないけど良い機体だねえ。」
そう言うとクウェンサーは一体誰なんだと思っていると・・・女性はこう名乗った。
「初めましてクウェンサー=バーポタージュ君、あたしは『クレア=ホイスト』。
一応はオブジェクトの設計士で全般を取り仕切ってるんだけど君はそれを目指してるってプロフィールで知ってるからね、私はあんたに聞きたいことがあるから
今回のオーバーホールで上層部を脅したんだよ?」
「あんたかよ脅迫者はよ?」
「まあねえ、元々ここにいる連中はジョウガンの設計情報を知りたい奴に
装甲の伝導率を調べたい奴、ハッキングにおけるOSの内容が知りたい奴、アンタが
持っている戦略特化型AIが知りたい奴、そして何よりも・・・ジョウガンの中にアル
動力炉の未知の物質に興味がある奴、最後にあたしみたいな・・・・
・・・・・・ジョウガンの存在その物を模したジョウガンを越えるMAIlesの開発を
企む奴とかね♪」
そう言った『クレア=ホイスト』の表情は・・・悪戯に嗤っていた。
次回はその目的。