ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「成程な、だがそれだけでは我々が動く材料にはならないな。済まないがクレアが
何をしているのかをハッキング出来るか?」
『独立したネットワークだから入るとなると直接インストールさせる必要があるぞ?』
「・・・分かった、クウェンサーに今の事を伝えてくれケイ。それとだが
今現在戦闘が行われている場所でクレアがよく見ている場所を見せてくれ。」
『分かった、繋がった時に調べておく。』
そう言ってケイが通信を切るとフローレイティアは通信機を繋げてこう言った。
「私だ、シャルロットを呼んでくれ。」
『と言う訳なんだがクウェンサー、ここのネットワークに繋げたいのだが・・・いやマテジョウガン経由でならもしかしたら。』
「良し、向こうに行って何か足りないところは俺が手伝うから・・・やるぞ。」
そしてクウェンサーがジョウガンのコックピットブロックに向かっていると・・・外で何やら作業をしている人影を見て不味いと思っていた。
何せ辺りにいるのは・・・ユニコーンだからだ。
「あいつら・・・何する気なんだ?」
クウェンサーはそう呟きながら声を聴こうとジョウガンのコックピットの通信機を
遠隔操作でオンにして聞いた。
『それにしてもこいつがジョウガンか、俺もこいつに乗りてえなア。』
『バカ言ってんなら仕事するよ?全く上の奴らもだけどあの総司令官は
人使いが荒いったらありゃしないよ。』
『バカ言わずにさっさとネット繋げるぞ?こいつの演算処理を利用してアフリカ南端の闇マーケットやらかしてる馬鹿の金巻き上げて俺達は依頼終了だ。』
『はいはい分かりましたよ、全くあのエロ研究者も人使い荒いよな。俺達を出汁にしてバカ軍人を陥れるなんてな。』
「アフリカ南端・・・ケイ、調べてくれないか?金融関連で。」
『分かった、ちょっと待ってろ。』
ケイがそう言って調べてみると・・・ケイが帰ってくると同時においと・・・
上から声を掛けられたのでクウェンサーはまさかと思って振り向くと
そこで目にしたのは・・・ユニコーンの一人であった。
「何嗅ぎついてんだよって・・・お前聞いたな今の?」
「アハハ・・・とんずら」
「させるか阿保が。」
そう言ってクウェンサーの足元にケリを入れるとクウェンサーは派手に転んだ。
「ごばしゃあああああああ!」
「お前さんの事はクレアから聞いてる、そうだ手を貸してくれないか?あれの演算処理手伝ってくれたら褒美として1割金を送っとくぜ?」
ユニコーンの兵士がそう聞くといたたと言ってクウェンサーはこう続けた。
「アフリカ南端・・・何があるんだよ・・・バカな軍人って・・・金?
何があるんだよ?!」
そう言うと同時にケイが出てこう言った。
『クウェンサー分かったぞ、アフリカ南端で水資源ビジネスと
メガソーラー発電ビジネスでの利権争いで正統王国軍の准将が関わっていることが
分かった!』
「・・・もしかして・・・・裏金の収集?」
「ま、そうだな。俺達の裏事情を真に受けて戦闘しようと思ってたらしいが・・・
それで?協力するか否かだが??」
そう聞くとそれじゃあと言ってクウェンサーは・・・条件を出してこう続けた。
「条件だ、俺の金はアフリカ南端での部隊における部隊配置の費用にしろ。」
「良いぜ、そう言ういい子ちゃんな言葉は後で損を呼ぶって事を教えてやる。」
「成程な、分かった。こっちは準備を終えていたがまあ取り越し苦労で良かったよ、
恐らくその准将は遠くない日に督戦隊が来るだろうな。」
「それは私達の得意分野ですね、それにしてもクウェンサー中尉も中々どうして
慌てたところがありますね?」
シャルロットはそう言ってくすくすと笑っているとフローレイティアはこう言った。
「さてと、目的の物は手に入ったし先ほど指令が入った。クウェンサー班は
アマゾンに向かう事と相なった、目的はとある少女の護衛任務だが・・・ヘイヴィアは
別任務だ。お嬢様と自分の隊と地元戦闘部隊と合同でアサバスカに行って貰う。」
「アサバスカ・・・何ですか一体?」
シャルロットがそう聞くと・・・フローレイティアはこう答えた。
「ああ・・・輸送機が何者かに撃墜された、中身は極秘扱いとなっているが
それを取りに行くが・・・先ほど総司令官からの極秘通知が届いたよ。」
「!エドガー総司令官が・・・一体内容は?」
シャルロットが佇まいを正してそう聞くとフローレイティアは重く口を開けて
こう言った。
「情報同盟と良い感じの関係になっている裏切り者を炙り出すために極秘物資を
回収せよ、その際の一切の内部戦闘における殺人許可も取らせるという・・・間違いなくユニコーンが好きな任務だよ。」
第12章
天国に一番近い研究所
クック追加諸島騙し合い対決
次回はヘイヴィアが主役です。