ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「これがジョウガン何ですか?」
「そうだよ小僧、こいつがここにある武器をあるだけつぎ込んだ
ジョウガンだよ。」
そう言うとアヤミは説明を始めた。
「先ずは背部の大型クローの左右には右手の右側には高熱型バスターソード、
左側には長距離大型連装狙撃砲、左手には右側がロングソード、
左側は80mmマシンガン、メインアームには2連装機関砲が2丁、腰部分には携行式短機関砲が2丁、両肩のシールドには榴弾砲とミサイル、右手には高熱式の槍、
左手にはシールドが装備しといたよ。バランスについちゃあさっきまで
ケイが調整しといたようだから問題ないはずだよ。」
「すげえって・・・けどこれで本当にオブジェクト倒せれるんですか?」
クウェンサーは疑い深そうにそう聞いた、相手は何重もの装甲を使って
核シェルター並みの強度を誇るオブジェクト相手にこれで戦えるのかと聞くと
アヤミはニヤリと・・・不敵に笑ってこう答えた。
「その心配はないよ、何せこいつらの武器や弾丸は対オブジェクト用に
開発されていてね。アタシですら見たことないシステムがごまんとあったよ。」
「え!何ですかそのシステムって!?」
クウェンサーは目を思いっきり光らせているとアヤミはこう答えた。
「弾丸には着弾と同時に内部の信管がミサイルみたいに内部に
パイルバンカーみたいに食い込ませて内部で爆発させることが出来る
『バンカーバレット』なんつう弾丸が全て入っていてね。劒系統を全て高熱振動で
装甲を溶かして破壊することが出来る『高熱伝達武装』、弾丸を放つと同時に
熱センサーやレーダーシステムを一時的に無力化することが出来るジャミング弾、
ミサイルには熱感知システムで一定の回避行動がとれる
半自立ミサイルととんでもない武器ばかりがゴロゴロとあったよ。
全くこいつを造った研究者の頭はどの勢力圏だって喉から手を文字通り出してでも
欲しがるねえこいつは。」
アヤミはそう言いながらも最後は清々しい笑顔を見せるとクウェンサーに向けて
こう言った。
「それじゃああんたに一つ言うよ。」
「?」
「こっからはアタシらは手を貸すことも出来ん、正直な所ここに居る全員の命をアンタに預けるなんて言う情けない話になっちまってるから全く
アタシも焼きが回ったってもんだよ。」
「あはは・・・スミマセン本当に。」
クウェンサーが謝っているとアヤミはふんと鼻息荒らしてこう言った。
「そう思うんなら勝って帰ってきな、アンタみたいに戦場に向かう奴には
その思いで行かなきゃ死んじまうからね。」
「ありがとうございます婆さん!」
クウェンサーがそう言うとアヤミは親指を上げて出ていった。
「クウェンサー、準備は良いか?」
「ああ、何とかなって言うかお前拾ってから色々あったなたった一日で。」
クウェンサーがそう言っているとケイは笑ってこう言った。
「何を言っているのだクウェンサー、私がいなければ
お前は一人で使った事もないライフル片手にお姫様を救うために
殺していたかもしれないし生身でオブジェクトを相手取っていたかも
しれないんだぞ?」
「おいやめてくれよ!ソウイウノハ本当にって言うかなんか怖いんですけど!」
クウェンサーはケイの言う有り得たであろうIFを聞いて恐怖しているとさてととケイが言うとクウェンサーに向けてこう言った。
「私達はこれからオブジェクトを相手どるが最低でも奴を行動不能にするか
奴が戻ってくる前に基地を破壊すれば我々の勝ちだが後者の方が生存率は
確実に高いが・・・万が一があってからではいかんからな。そうなれば婆さんも
ミリンダもヘイヴィアもここに居る全員が殺されるリスクがある。」
「・・・・・」
クウェンサーはそれを聞いてごくりと喉を鳴らすとケイはこう言った。
「だからこそ私達は勝たなければいけないのだ、皆を守るために。」
そう言うと画面の正面に・・・ミリンダ達がいるのを見ると
クウェンサーは改めて自分がこれからやる事の重要性と同時に重さを
再確認することが出来た。
するとアヤミから通信が入った。
『これからアンタらをここから少し離れた洞窟から発信させるよ、気を
引き締めな小僧!』
「はい!」
クウェンサーがそう答えると画面の向こうから音声が届いた。
『システム起動‼』
『各センサー及びシステム異常なし。』
『レーダーに敵影及び兵士の情報なし!』
『ジョウガンの武装及び機体本体に異常なし』
『カタパルト起動を確認、エレベーター上昇します。』
そう言うとジョウガンのいた場所がガコンと言って・・・上に上がって行った。
『偽装ハッチ解放。』
『付近にウオータースライダーの反応なし。』
『エネルギー循環異常なし』
『最終チェック開始、作戦開始に支障なし。』
そう言うとクウェンサーはケイを見るとケイもクウェンサーに目を向けた。
そして互いに笑いあうとクウェンサーは・・・こう言った。
「こちらジョウガン!クウェンサー=バーボタージュ、ケイ!!オブジェクトをぶっ潰します!」
その声と共にジョウガンは洞窟の奥からカタパルトからはじき
出されるように・・・外に出てスラスターを吹かした。
最早後戻りなど出来なくなった、時代と言う風がクウェンサーに吹き荒れる
この吹雪がまるで・・・命が散って行くかの様な世界となった。
次回は基地。