ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「ひ・・・ひぃいいいいいいい!」
ディミクシの悲鳴がコックピットブロック内で響き渡る中ディミクシは
ブロードスカイサーベルのコイルガンで撃ち落とすが撃ち落としたミサイルから・・・
小さな光の粒子が辺りで漂うのを見てまさかと言うとユーレンザックはこう答えた。
『そいつは手前らオブジェクトのセンサーを阻害する特殊粒子だ、まだ造ったばかりで
実験が終わってねえが・・・これがどういう意味か分かるよな?』
「そ・・・そんなのセンサーを赤外線にして」
『聞いてなかったのか?そいつは通信システムは阻害できねえが・・・
センサーシステムは阻害しちまうんだよあらゆるな。』
その言葉と共に全てのセンサーが・・・無効と言う情報が入ったのだ。
「そ・・・そんなバカな!こんな事になるなんて!」
『言ったろう?手前だけじゃねえんだよ暗躍するやり方は。』
ユーレンザックがそう言いながら自身に装備されている大型ライフルを使って
ブロードスカイサーベルの装甲に当たった瞬間に・・・内部で爆発した瞬間に巨大な鉄塔のような射出機が・・・砕けて折れ始めたのだ。
「そ・・・そんな!これでは衛星にエネルギーを」
『元から手前には偽物とパチモンしかねえ。』
「な・・・何だと!」
「自分の血を偽り、国民を偽り、正統王国を偽り、軍を偽り、今まで手前が
持っているのはただ単に手前が偽りそして価値もねえ奴らの・・・鍍ですらねえ屑鉄にも
ゲロにしかねえ奴らを囲ってた糞以下の目でしか判断できずにおまけに手前自身の
器にも似合わねえでけえ物を欲し続けて最期にゃあ分不相応なオブジェクトを持ち込んでルールなんて塵のように無視して最期にゃあ見せかけだけの御前試合なんて申し込む
恥知らずなことこの上ねえボルガ王族の正に歴史上類を見ねえ愚かな王子だ。」
『愚か・・・私がだと!』
「だからこそ手前は負けるんだ・・・今ここで・・・
そう・・・『俺達』によってな。」
そう言ったと同時にユーレンザックはレーダー反応に出た・・・
ブラストガールとフロートユニットで牽引してあるジョウガンの姿が見えた。
「結構ダメージがあるな・・・行くぜケイ!」
「ああ!エネルギー充填マックス!!耐衝撃緩和サブアーム異常なし!?」
するとグングニルの砲台からエネルギーが集約されていくのを確認すると・・・ケイがこう言った。
「照準補正終了!大気圧測定完了・・・ターゲティングセット!!」
するとピー!と言う音と共にクウェンサーがディミクシに向けてこう言った。
「じゃあな・・・糞王子!」
そう言ったと同時にその砲撃が・・・巨大な光となってブロードスカイサーベルの衛星受信施設ごと・・・消滅したのであった。
「嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だこんなことがーー!!」
ディミクシは奇声を上げながらなんとか立て直そうとするも・・・ユーレンザックから通信が入った。
『そういやあこれは御前試合だったな?』
「!」
『とどめは・・・任せたぜお姫様。』
そう言ったと同時にユーレンザックの視界に入っている・・・アサルトシグナルが
砲撃を始めて・・・見事ブロードスカイサーベルが粉砕していったのだ。
するとブロードスカイサーベルの上空でディミクシがパラシュートで上空に
漂っているのが見えるとユーレンザックはホワイトベアー中隊に向けてこう言った。
「ようし手前ら、クソッタレディミクシが出てきたから・・・フルボッコだ手前ら
5年分の恨みつらみここで全部腫らすぞーーー!!!???」
『『『『『いやっはーーー!!!???』』』』』
『・・・相当溜まってんなクウェンサー。』
『ああ・・・まああの糞王子には良い薬だろうな。』
『それに・・・これでボルガ方面は平定するだろうから良いだろうな。』
ヘイヴィア達の言葉を聞いて「ああ」と言う声が聞こえた。
その後だがディミクシホワイトベアー中隊によって引き取られ・・・
タコ殴りにあったのであった。
「全くお前たちが来てからこっちは暇なしだな。」
フローレイティアはそう呟きながら今回の事件の後日談を思い出していた。
エドガー総司令官によって裏で暗躍したこの王位継承御前試合は
ステイビア王女の勝利(実際にはディミクシの裏工作がばれて不戦勝扱い)で終わり
ディミクシはオブジェクトのエリートや多くの要人(ステイビア王女派)の暗殺の指示、また多くの問題が浮上しその軍属も同じ容疑で拘束・死刑が決まった。
ホワイトベアー中隊は復帰と同時にボルガ王族の正式な騎士団として重用される事となった。
そして・・・これによって色々とある事が起きようとしていた。
『エドガー総司令官、先ほどですがクック追加諸島にて開発される正統王国軍の
次世代機MAIlesの予算案が先ほど可決されました。』
「そうか、それと・・・例のオブジェクトについてはどうだ?」
『ドクター・クレアによれば建造には時間が掛かるとの事です。』
「予算はこちらで都合をつけると伝えておけ、我々が妃博士を超えるために必要な事だからな。」
『了解、それとですが・・・どうも今度は中米で問題が起きそうだと情報部で
報告が入りましたが如何なさいましょう?』
「ふむ・・・第0機甲部隊に任させろ、それとこの事はフローレイティア女史には
内密にしておけ。」
それを聞いて通信してきた兵士が了解と言って通信を切ると・・・エドガー総司令官は窓の外を見てこう呟いた。
「さてさて、彼らが次に何をするのか・・・楽しみで楽しみで寿命が延びそうだ。」
ハハハハハと言いながら珈琲を嗜んでいた。
第14章
人の欲を刺激させる陰謀御前試合
アマゾン方面砲撃戦・・・終
そして次回は・・・あの子が出ます。