ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
抜き打ち検査
『こちらCT、コールサインアイスガール。空戦域RG-219のターゲットとその部隊の
入国阻止を成功、ケンブと共に指定基地テキサスABに帰投いたせ。』
「アイスガール了解、聞いたなガイ。次はテキサスABだとよ。」
「全くよ?あいつら俺っちたちの事を使い手っ走りだと考えてんじゃねえのか?」
アイスガール・・・いや、マリーディはガイの言葉を聞いて確かになと呟きながら
今迄の事を思い出していた。
あのテクノピックでの大量虐殺から幾日も経過したある日海燕からの指示で
オブジェクト推進派とMAIles反対派の後始末を任されておりマリーディは
アイスガール部隊は海燕直轄のMAIles開発部隊として機体を提供させて貰い今現在は
特務部隊として行動していた。
「さてと・・・次はラスベガスか・・・金あったよな?」
「お前前にテクノピックでそれやって酷い目あってんのにまだ懲りねえんだな。」
ガイはマリーディの言葉を聞いて呆れ返りながらケンブと共に向かって行った。
中米リオグランデ方面の砂漠のど真ん中にて・・・第37機動整備大隊隊員たちの悲鳴が
砂漠中で木霊していた。
「イヤー!熊のハニーちゃんがいないと眠れないんですう!!僕チンの
コンディションに重大な影響を与える備品であって経費で落ちることに
なってるんですう!?」
「経費じゃなくて実費で落せ、こいつは没収だ。後経費で落そうとした熊の縫い包みは実費で買い直せ。」
「いやああああ!」
「いえいえこちらの最新の携帯ゲーム機に見えますが
我々電子シュミレーター部門は常に民用品を加工したテロリストの装備を研究して
対策を取る事でこれは規約第30条二項特別欄にも」
「結局はゲームだろ?これは没収、後お前シュミレーターって言ってたよな?」
「はいそうですが?」
「もしかしてだけどお前オブジェクトとかMAIlesのシュミレーター弄ってないよな?」
それを聞いて女性研究員はぎくりと肩を震わせていると・・・目の前にいる黒服・・・督戦隊の男は手錠を取り出して女性研究員の腕にガチャリと付けてこう言った。
「はい連行、時刻は・・・午後3時17容疑は情報漏洩な。」
「嫌あああああああああ!!」
「ちょ!うわやめてくれ!!この際ベッドの下は諦めるから・・・オネガイだから
天井裏だけはご容赦の程をーーー!!!???」
「こいつら何でこんなに私物を貯めこんでるんだよって・・・後これ何だよ!
誰だ銃器の管理チップの中にストリップチャットのアクセスキーしこたま
埋め込んでんだよ!?官給品だぞって・・・おいマテそこのお前達何逃げようと
してるんだ?」
黒服の女性がそう言って睨みつけると・・・数人の男性達が揃って
逃げようとしていたので黒服の女性が止めようとして・・・その数人の男性達が
揃って逃げたので黒服の女性は他の督戦隊に向けてこう言った。
「追えー!逃がすなー!!そいつらは軍法違反者だーー!?」
それを聞いて数人の女性督戦隊達が挙ってその男性達を追って行くのを・・・
クウェンサーはウワアと呟きながら眺めていた。
「おい何だよこの絶望の光景はよ?シャルロットさんの昔の仲間さんたちが何でうちの部隊に来てるんですか??何かの作戦?」
クウェンサーがそう聞くとシャルロットはいえと言ってこう答えた。
「抜き打ち検査ですね、今までも何回かありましたから。それとですが・・・
クウェンサー隊長の私物は既に私が資料としてあの子達に引き渡しております。」
「いつの間に!それとだけど一体何を捨てたんですか!?」
クウェンサーがそう聞くとシャルロットはこう答えた。
「関係のなかったマッサージ機が大量に置かれておりましたので早急に捨てさせて
貰いました。」
「あああれか?あれ確かヘイヴィアとバカやってた時に面白半分で手に入れた奴で今迄忘れてたわ。」
クウェンサーがシャルロットの言葉を聞いてそう言えばそうだったなと
思い出していると其れとと言ってこう続けた。
「今督戦隊の方では司令官クラスの検査は気密性の高さから本来でしたら
出来ないのですが・・・まあ今回は特例としてこの督戦隊の司令官が直々に
行っております。」
「つまりその心は?」
そう聞くと携帯電話にいるケイが・・・映像を見せるとそこに映っていたのは・・・
・・・・・私物の殆どが没収されていって断末魔の如き奇声を上げながら項垂れる
フローレイティアが映っていた。
「こいつはまた・・・酷い状況じゃねえか?」
クウェンサーがそう呟くと更にケイがこう続けた。
『それとだが今回の抜き打ち検査についてなんだがどうも正統王国に貴族が
電撃訪問するらしいから・・・それがこれだったそうだ。』
ケイがそう言うのを聞いてマジかよと思いながら後で皆に教えようかなと
思っていると・・・ケイがこう答えた。
『どうもその相手が・・・ヘイヴィアの家の所の奴で女らしいぞ。』
「・・・・あいつそれ知っているの?」
クウェンサーがそう聞くとケイはいやと言ってこう続けた。
『ヘイヴィア・・・頭抱えてたぞ。』
「南無三。」
クウェンサーはそう呟いて手を合わせていた。
次回は・・・フローレイティアからです。