ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「今回の仕事は督戦隊と合同における特殊任務、『資本企業』に撃墜された
『正統王国』軍の輸送機の救出ミッションだ。」
フローレイティアは少々だが苛ついている様子でそう言いながら映像に映っている画像を見せた。
「西の資本企業と東の情報同盟・・・その両者の間には北米中央を分断するかのように
設定されている空白地帯『グレーターキャニオン』、両軍が睨み合っているココは
色んな人間が行きかうシルクロードとして大勢の人間が利用していたが・・・今回は
資本企業の機嫌が悪かったんだろうねえ。南の玄関口である中米から
シルクロード経由で北米を抜けるつもりだったが玄関口で・・・
テクノピックの救世主と呼ばれている『マリーディ=ホワイトウイッチ』率いる
アイスガール隊によって撃墜された。」
そう言ってマリーディとその少女が扱うMAIles『ケンブ』の映像データが出てくると
説明を聞いていた面々がざわざわとひしめき合っている中其れとと言って
フローレイティアは全員に向けてこう続けた。
「こいつの相手はクウェンサーとジョウガンに任せたい所だが・・・
こいつの性能は空戦でこそ発揮する手合いだ、だからこそここは・・・戦闘機部隊を複数程使って時間稼ぎに徹する事になっている。ジョウガンは自部隊と督戦隊の
ブレイディフォックスと共に輸送機の救出任務とし、MAIlesと武装と弾薬を輸送機の
パイロットと共に救出し誰もいなければ武装だけか・・・最悪は武器を破壊してでも
情報漏洩を防がせるのが目的だ。」
それを聞いて全員が寒気を覚えていると・・・それではとフローレイティアは
こう続けた。
「そして落ちた場所が場所だ、砂漠に於いて重要視されるのは水・・・つまりは
オアシスだがそこ一帯は万が一に備えて各勢力が地雷を幾つも仕掛けてある・・・
正直な話きつい。救出に行こうものなら資本企業と情報同盟の双方が機動兵器を使って
襲いかかってくるだろうな・・・総員気合いを持って出撃せよ!」
『『了解!!』』
フローレイティアの言葉を聞いて全員が敬礼した。
地上の摂氏温度60℃以上の砂漠の上で正統王国軍にて装甲車61台、戦車49台、MAIlesが31台が地上を走行していた、装甲車には対地雷用として感知ジャマーが
内蔵されており例え押したとしても起爆しないようになっている。
「オアシス迄は後1㎞、時間としては7分ちょいで着くようになっている、今回の
戦いではミリンダには地上走行という事でアクアスケーターだが・・・
あれは元々雪地対応用の奴だから・・・今回は資本企業の『アントライオン』の
囮となっているから・・・何も起こらない事を祈ろう。」
ケイがそう言って辺りの光景を映像に映した。
映るのは・・・砂漠のど真ん中で不自然に咲き誇れる向日葵畑であった。
そして・・・更に敵の反応がレーダーから映った。
「反応!資本企業の・・・糞が!!砂中掘削用に建造した
『ランド・ラプトル』だ?!」
そう言って映像に映ったのは・・・まるで恐竜のラプトルが機械の如き
見た目のロボットがやってくるのが見えた。
「何だあのロボットは!一昔前のペットロボットかよ!!」
ヘイヴィアはブレイディフォックスの中でそう言いながらレーザー銃で
攻撃しようと構えた瞬間に・・・『ランド・ラプトル』が突如として
左右に分かれるのを見たヘイヴィアは一体何なんだと思っていると・・・丘の向こうから幾つもの小さな光が見えて・・・そして着弾と同時に大爆発を起こしたのだ。
「糞が!長距離射程兵装を持っている奴か!!ケイ、『ランド・ラプトル』の
位置情報は分かるか!?」
クウェンサーがケイに向けてそう聞くと・・・『ランド・ラプトル』が姿を見せると
同時にその両腕にアル小型のパイルバンカーが前に出てブレイディフォックスに向かって
襲いかかってきたので横からやって来たブレイディフォックスに対して・・・
クウェンサーがジョウガンを使ってその横からの攻撃に対してハンドガンで応戦して
片腕を破壊すると狙われていたミーナの部下がありがとうございますと言うと
クウェンサーはこう続けた。
「今はこいつらからどうやって逃げ切るかか生き延びることを頭にぶち込んでロ!
こいつら森の中で動くことに特化しているとなると・・・俺達は迂闊にも敵のど真ん中に入りこんぢまってるって事になりかねねえぞ。」
クウェンサーの言葉を聞いて全員がゴクリと言って周りを警戒していると今度は・・・パワードスーツを身に纏っている部隊が姿を見せたのだ。
森の中での戦闘用ナノであろうチェンソーを持っているのを見てヘイヴィア達は
ミョンリ達に通信して装甲車からパワードスーツを出撃させるとミョンリ達が纏っているパワードスーツを見て成程なとクウェンサーはそう呟いていた。
ミョンリ達のパワードスーツは脚部は地雷における爆発に対応できるように
大型のエアクッション式のタイプとなっていて両腕には機関砲が内蔵されていた。
そして暫くして・・・パワードスーツ同士での攻撃が始まったのだ。
そしてミリンダはと言うと・・・アクアスケーターの中で焦れていた。
今回の目的は時間稼ぎでありいつもとは違うその戦い方に苛ついているのだ。
資本企業の第2世代オブジェクト『アントライオン』、意味は蟻地獄と言う意味であり砂漠戦に特化しているのだ。
球体状本体の真下には静電気式フロートがありその他には上面に4本のアームが
取り付けられていた。
柔らかい砂地に太い杭でも打ち込むかのような格好で地面を掴み、本体を
手繰り寄せるかのような見た目となっていた。
これにより前後左右への強烈なショートダッシュを可能としてあるのだ。
右手側には連射ビーム系主砲、左手側からは何か小さな槍を放っていたのだ。
それらは発射時には一本の槍であったが空中で分解して数メートル台の三脚が幾つにも分かれて地面に設置されていくとミリンダはそれを見て一体何だろうと考えていると・・暫くして其れが明らかとなったのだ。
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!と・・・砂漠が・・・風景全体が生き物のように波打ち始めて周囲数キロ単位で巨大な・・・流砂が発生し始めたのだ。
するとアクアスケーターから戦略特化型AIが起動してそれが発覚した。
「ふめいなデバイスをはっけん・・・きょうめいすることですなをゆさぶることで
じんいてきにりゅうさをはっせいさせている・・・こんどはじめんからもはんのう!」
ミリンダは不味いと言ってすぐ様に逃げると・・・先ほどいた場所が爆発したのだ。
「いまのは・・・じらい・・・そうかこのちけいをいかすために!」
ミリンダはそれを考えて不味いと思っていた、まず間違いなく自分は敵の掌の中に
閉じ込められているんだと思ったミリンダは地雷の反応を避けながら急接近して叩くしか道は無いと考えて向かって行くと・・・『アントライオン』の攻撃が放ったと同時に・・まるで蛇の様に空中で折れ曲がると其れがアクアスケーターの左主砲に命中して
爆発したのだ。
「な・・・さてつ・・・まさか!」
ミリンダは蹉跌の反応が至る所にある事からまさかと考えていた。
「さてつでちじきをしゃだんまたはゆうどうさせることで・・・でんしビームを
自らねじまげれるってこと・・・!」
そのデータを最早間違いないと思っていた。
「ここはあいつにとって・・・じぶんのとくいなせんじょう・・・だったら!」
ミリンダはそう言ってアクアスケーターの戦略特化型AIを使用して
『アントライオン』の弱点をあぶろうとしていた。
ランド・ラプトル
見た目は『ゾイド』に出てくる「レブラプター」
砂漠及び荒野における陸地戦闘に秀でており高速戦闘も可能となっている。
背面部は換装可能であり状況に応じた戦闘が可能となっている。
武装 腕部パイルバンカー
背面部 スキャンドーム
長距離キャノン
ミサイルコンテナ
ヒートソード