ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 新章開幕


希望峰解放作戦

アフリカ南端の崖・希望峰、ココを過ぎれば南極である為普通ならば

寒くなる場所なのだが・・・約一名はある意味寒気を覚えていた。

 それは何故か・・・理由がこれだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はあ・・・何でこうなるんだろうな。」

 「どうしましたかしらクウェンサー?」

 「いえ・・・何でもありません。」

 クウェンサーはそう言って目の前にいる女性・・・アズライフィアが原因である。

 元々ジョウガンの量産を念頭にした計画があったらしいがブレイディハウンドの

開発決定と同時にジョウガンの量産試作モデル数機は廃棄されるのが決定されていた。

 だが・・・昨今の各勢力の開発競争の激化に伴いジョウガンの量産モデルが

復刻されると同時に優秀な兵士たちに配備され始めたのだ。

 そして彼女アズライフィアはスナイパーとしての高い素質から選ばれており

遠距離用モデルのジョウガンでこの部隊と共にアル作戦の為にここアフリカ南端に

来ていたのだ。

 しかし当の彼女はオリジナルに興味を持っておりクウェンサーに対して質問の雨あられであった事から疲れている模様だ。

 「それにしても量産って言うよりも・・・そっくりさんを使って

敵の戦意を消すのが目的じゃねえのかこいつ?」

 『恐らくそうだろうな、だが向こうからすれば我々が大量にいると思わさせれば

その分の被害が軽減されると踏んでるのだろうな。』

 ケイがそう言ってジョウガンの量産型を互いに見ていると・・・フローレイティアから呼び出しがかかったのだ。

 「?何だろ一体??」

 クウェンサーはそう言うとアズライフィアに向けてこう言った。

 「あのうアズライフィアさん!俺ちょっと用事があるので。」

 「ええ構いませんわ・・・私もですから。」

 アズライフィアはそう言って通信機を見せつけたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フローレイティアの指令室、前の押収騒ぎで部屋が何だか殺風景になった様な

感じであるがクウェンサーも自室はこんな感じだもんなと思っていると既にミーナが

立っているのを見てどうしたんだと聞くと・・・後からシャルロットも入ってくると

良しとフローレイティアはそう言うと・・・呼び出した理由を説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今回の目的は情報同盟の面倒な所で居座っている糞部隊の排除だ。」

 そう言うと全員に向けて通信機を出させるとマップが出ると同時に説明が入った。

 「既に知っていると思うが希望峰は海上輸送の要衝、ココを失えば私達は地中海と

スエズを同時に基地を失って兵士は餓死するわ。ここで対立する信心組織に対して安全に物資輸送させるにはアフリカ全体をぐるっと一周するような形で迂回して

ここ希望峰を通るのだが・・・情報同盟の連中この面倒な所に居座ってるのよ。」

 そう言うと今度はその居座っているオブジェクトのデータが入った。

 「情報同盟の第二世代オブジェクト『スペクトルQ&A』、エアクッション式の

水陸両用機で主砲は色素レーザーを利用したレーザービームが特徴の機体だ、

こいつは光学試料を使える事から情報同盟の元来の思想、情報を基にした

戦闘プランにおける勝利を骨子としたタイプだ。こいつをココに置いていれば間違いなく補給用の輸送船は使えなくなるだろう、潜水艦もあるがあれは積載量が難問だし

ここら辺は船や戦闘機などの嘗ての大戦中に海に沈んだ瓦礫等があるから

潜水艦では無理。ならば空からと言う事もあるがこれも同じだし下手すれば

撃ち落とされるのがオチだから輸送船が最も合理的なのだ。」

 「だけど何で今何ですか?俺達だけじゃなくて他の部隊と連携を取れば」

 勝てますよとクウェンサーがそう言うといいえとアズライフィアはこう答えた。

 「恐らくは何か目的がある・・・それもこの希望峰を完全に通りやすくするために

必要にしなければならないと言う目的が。」

 そう言うとそうだとフローレイティアがそう言うとその隣にいる徳戦隊の隊長が

前に出てこう言った。

 「それは私がご説明いたします。」

 そう言うととあるデータを見せた、そこに映っていたのは・・・全身が鋭角的な機体が映っていた。

 するとそれを見たクウェンサーはこれはと言っているとそうだと徳戦隊の隊長が

こう答えた。

 「クウェンサー君はクレア女史から聞いていると思うがそうだ、クレア女史が開発した我が国独自開発機『ゴースト』だ。」

 そう言って先ずはとゴーストの説明を行った。

 「ゴーストはジョウガンが保有する大型サブアームを開発する事に成功し

これに搭載する予定だ、君たちが南米で奪還してくれた例のサブアームを

こっちに来る輸送船には本体が。そして・・・AIはクック追加諸島から合流予定の

南大西洋の花火会場にて裏でそれを一緒にして本国に持ち帰ると言う算段です。」

 「態々民間人がいる場所で兵器の受け渡しって・・・なんつうある意味堂々とした

行動だろう。」

 クウェンサーがそう呟く中それでかと言うと其れとと言ってこう続けた。

 「この海域に未確認の船舶がある、瓦礫が多くて然も熱源が

多量に検出されるポイントだから普通は見逃すが・・・スキャン方法を変えた結果

人間特有の熱反応が大体4~5人確認されている。この状況だと情報同盟が

関わるかもしれんから・・・貴様ら全員気合いを引きしめる事だ!」

 「「「「了解!」」」」

 それを聞いてクウェンサー達がそう答えた。




 次回は作戦準備
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