ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 あれが来ます。


襲来

クウェンサー達を乗せていた大型輸送機は海辺にある滑走路に着陸した後彼らは

雑な軍用ボートに乗せられて向かった先は・・・海上油田であった。

 今回のオブジェクトに備えて最前線に配備されてしまったのだ。

 それを見てクウェンサーはフローレイティアに向けてこう言った。

 「これじゃあ只の的じゃないですか?これだったらもっとましな

ベースゾーンに連れてきてくださいよ本当に。」

 って言うかここ何処と聞くとフローレイティアがこう答えた。

 「ここは昔は油田だったそうだが枯れてしまったようだな、今じゃあ協力地域からかき集めてここの真下にある貯蔵タンクの保管所になったんだが今回の作戦で

壊されてしまうから今あるのは空っぽの貯蔵タンクだけなんだ。」

 「・・・つまりもうここには石油などないと言う意味ですか?」

 「そうだ、囮場所としてはここがうってつけだ。」

 それを聞いてマジかよと思っているとヘイヴィアがこう言った。

 「まあ良いじゃねえかよクウェンサー、今回俺らには陸軍用の

パワードスーツが給与されてるからオブジェクトとの戦闘で落ちてくる破片には

当たらずに済みそうだぜ?」

 「そんなもん直撃喰らったら副砲でもミンチ、主砲で炭だけだよ。」

 ああイヤだ嫌だと言いながら巨大な広場みたいな場所に出てきた、おそらくここはクレーンのコンテナ積み込み所なのだろう。コンテナを昇降させるための

エレベーターが幾つか用意されていた。

 そしてそこには確かにパワードスーツがあった。

 パワードスーツはこの世界に於いては見た目は全て同じなのだが違うところ言えば武装である。

 信心組織では大型の槍を保有しており正統王国では楯と剣を保有して

まるで騎士の様な風体となるのだが2人の場合はそれに+してヘイヴィアには

アサルトマシガンが、クウェンサーには大型のグレネードキャノンが

装備されていた。

 「・・・こんなんでオブジェクト相手に戦え何て無理があるだろ上層部は。」

 クウェンサーはそう言いながらパワードスーツを見ているとケイがこう言った。

 『まあ仕方ないさ、折角もらったのだから有効活用して支障は無いかもしれんが万が一海に落ちる時に備えて何か浮ける物の近くに配備させた方が

気が紛れるかもしれんぞ?』

 「そんなもんかねえって言うかあとどれくらいで出撃できるんだ?」

 クウェンサーがそう聞くとケイはこう答えた。

 『私は今ヘリコプターで運ぶためにワイヤーの調整中でミリンダの方は

最終チェックが今終わった所だから後14分はかかるかもしれない。』

 「そうか、終わったらもう一度連絡頼むわ。」

 『了解した。』

 そう言って切れるとクウェンサーがヘイヴィアに向けてこう言った。

 「おおいヘイヴィアーーーーー!!」

 「?」

 「これ浮けそうな場所に移そうぜ?万が一があったらいけないからさ。」

 「万が一って・・・まあまたお姫様の

オブジェクトがやられるかもしれねえからな、念には念だな。」

 そう言って2人は取敢えず起動させて移動しているがクウェンサーが

文句を垂らした。

 「これって動きが重くてめんどくせえ。」

 「仕方ねえだろって言うかそれよりもジョウガン使った方が

よっぽど難しいんじゃねえのか?」

 「いやそれなんだけどよ、ジョウガンって俺意識は電脳空間じゃん?

その間俺の意識だけでジョウガン動かしてるってケイから聞いたんだけど。」

 「マジかよって言うか本当に何でもありだなジョウガン!」

 ヘイヴィアがそう言いながら移動させているとクウェンサーは外を見て

こう聞いた。

 「ねえヘイヴィアちょっと良いか?」

 「?」

 「ここって何個基地があるんだ?」

 「ええと確か聞いた話じゃあ・・・30以上は軽くって所だな。」

 「となると1つ2つ程度なら壊されても問題なしって言うか俺らの命って

この施設の数百分の一何だなあと思うと悲しくなりそうだ。」

 「止めろクウェンサー、言わない様にしてるんだから空気読んでくれ。」

 悲しくなるだろうがと溜息交じりでそう答えた、自分たちの命はこの施設の

数百分の一と言うある意味兵士は消耗品と言われている様なこの環境に涙流しても罰当たらねえよなと思っていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・隣のベースゾーンが粉々に破壊された。

 キュが!と言う轟音と共に衝撃波がクウェンサー達を襲ったがクウェンサー達はパワードスーツに乗っているおかげで衝撃波と共に向かって来た破片からは何とか回避できたのだ。

 パワードスーツは・・・ボロボロになっちまったが。

 「クソが!違法建築かあれは!?」

 「違う!これはオブジェクトの攻撃だ!!」

 クウェンサーがそう言ってパワードスーツのセンサーアイを確認してみて見るとそこに写っていたのは・・・山の様に大きいオブジェクトが・・・

3つの動力炉持って現れたのだ。

 A字のフロートとエアクッション機関をふんだんに使っているだけではなく

恐らく3つの動力炉を持っているのであろうその加速力にやばいと感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その正三角形の様な形状と機体の特徴からこう言う名が情報部で

付けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『トライコア』

 3つの動力炉を持った其の儘の意味である。




 次回は戦闘。
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