ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 作戦会議です。


会議

「なあよクウェンサー、あんまりアイツの言葉気にするんじゃねえよ。」

 「そうは言うけどよ・・・俺があの時迂闊に」

 「それ以上は言うんじゃねえよ、あの時お前がジョウガン使ってなけりゃあ

俺ら全員仲良くアラスカで二階級特進。そうでなくてもジブラルタルで同じくと

来たもんだからお前が悪いわけじゃねえよ。」

 ヘイヴィアは少し影が見え始めているクウェンサーに向けて励ましていると

さてとと言ってこう続けた。

 「例の0,5世代オブジェクト何だがこいつは技術力が足りなさ過ぎて

本来のスペックを発揮する事が出来ないらしいがクウェンサーはどう思うんだ?」

 「あ・・ああそうだな・・・オブジェクトの動力炉って原子炉や溶鉱炉と同じで

スイッチをオンオフするよりかは常に動かした方が良いと思うが技術力が

足りないともなると強度不足の影響で内部融解すると計算すると

普段は停止している筈だからそこから逆算して行動可能領域を

算出するとしたら・・4,5時間って所かな?」

 『正確には4時間26分っと言った処だな、更にそこにだが他に炉があってそれが

例のオブジェクトのエネルギーの代わりをしているともなると何時でも動ける

可能性が浮上するな。』

 「・・・つまる話奴らが動かない限りどうにもならねえってかよ。」

 ヘイヴィアはケイの言葉に嘘だろうと思っているとケイがこう続けた。

 『元々虐殺現場をスクープさせて大義名分を明確化しようとしていたようだが

それが失敗してしまった以上オセアニアの軍事国は更に強い行動をすると言う事は

つまり・・・オブジェクトを使った虐殺だ。』

 ケイの言葉に2人は嫌な顔をしているとクソと言ってヘイヴィアはこう続けた。

 「おまけに相手はどこぞに雲隠れしていてこの数か月間音沙汰無し、

衛星から見ても何処にいるのかこの二年検討もつかねえからなあ。」

 そう言っているとクウェンサーはヘイヴィアの言葉を聞いて

少し考えていると・・ヘイヴィアはクウェンサーに向けてこう聞いた。

 「おおいどうしたんだクウェンサー?腹痛か?」

 そう聞いているとクウェンサーは・・・閃いたかのような顔つきで

ケイに向けてこう言った。

 「ケイ!頼みたいことがある!!」

 『何だクウェンサー?』

 「今スグこの二年間の間に正統王国の衛星でオセアニアを通った時の

地図データが欲しいんだ!大体3年分!」

 『了解した、少し時間をくれ。』

 そう言ってケイが通信を切るとヘイヴィアは一体何だと思ってこう聞いた。

 「おおおおいどうしたんだよクウェンサー?何か分かったのか??」

 そう聞くとクウェンサーはこう答えた。

 「ああ、簡単だったんだ。丁度オブジェクトのパレードが行われたのが2年前、それほど大きい奴なら木々をなぎ倒して基地に戻ってるはずだ。

元々連中の勢力圏内は人工的に品種改良をした植物を使えばたった2年で

それなりの大きさまで成長できる木々があるとすれば・・・?」

 そう聞くとヘイヴィアはそうか!と言ってこう答えた。

 「今までの衛星データをスキャンして木の成長を確かめて不審な場所があれば

そこがオブジェクトのある場所!」

 「そしてそこに部隊を送り込めれば確実に倒せれる!!」

 クウェンサーの言葉に一筋の光が見えたと思っていると・・・

フローレイティアがこう言って反論した。

 「悪いが勝手な行動は厳禁だと上層部から言われてる、探すのは良いが

其れで感づかれたら元も子もないと言うのが向こうさんの理屈でな。」

 それを聞いてヘイヴィアは怒り心頭でこう言った。

 「ふざけんじゃねえぞクソ上司!今見つけりゃあ20機のオブジェクトで

取り囲んで包囲殲滅だって出来るって時に何もしねえなんてそんなもんあの虐殺の数十倍の惨劇が繰り広げられるって分からねえのかよ!!」

 「アタシだってアンタらに言って欲しいけど命令は覆らないし

下手したら軍法会議に掛けられるのよ!!だからここで衛星監察官からの

報告を待て!その時にはいの一番にお前達に行かせる!?」

 そう言って出ていくのを見届けた後に・・・ケイから通信が届いた。

 『クウェンサー、衛星データ3年分が手に入ったぞ。軍と民間両方の奴だから

見比べてくれ。』

 そう言って地図データを見るとクウェンサーはこう呟いた。

 「こう見るとオセアニアって広いんだな。」

 「当たり前だろこの馬鹿、大陸って言われるくらいだからな。

西ヨーロッパと同じくらいの広さだからそう簡単に見つからなかったのさ。」

 ヘイヴィアがそう言うとある場所について言った。

 「大雑把だが判明しているのは3か所、ノーザンテリトリー・キンバリー高原とタミナ砂漠の間って所。詰まる話が北部だがそこらへんは急速に

緑が増えただけってのが上層部の見解だ。まあ、今回の指揮官は軍人じゃなくて

議員様だがな。」

 「議員ってド素人に名に任せてんだよ軍は!」

 クウェンサーは信じられないなと言っているが当たり前だ、この作戦に

民間のド素人に任せるなんて正気の沙汰じゃねえぞと普通に思うが

ヘイヴィアはこう続けた。

 「選挙が近いんだよ、だからこそ票集めの為に躍起になってんだ。指揮官は

正統王国の最もトップに近い人間のフライド評議員様だ。」

 「フライド・・・ああ軍人なんていらないって言うあの・・・・待てよ。」

 クウェンサーはそれを聞いて・・・ある事を思い出していた。

 「どうしたクウェンサー?」

 ヘイヴィアがそう聞くとクウェンサーはこう答えた。

 「そういっやあだがシーワックスのあの言葉覚えてるか?」

 「・・・あいつの事なんて忘れろよ、クソッタレナ理屈野郎で手前に

責任転嫁した最低な野郎だ。」

 「ああ確かにそうだけど思い出せよ、

アイツがフローレイティアさんに向けたあの言葉。」

 「どんなだっけ?」

 ヘイヴィアは苦虫を嚙み潰したような顔でそう聞くとクウェンサーは

こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『知りたければ歩んで見ろ!そして知れ!!その真実を知った時お前達は

どの様にすべきだったのか!真の敵は何なのかを見極めて

その後に私を殺して見ろ!!』

 「真の敵・・・俺達正統王国に対して言ったあの言葉、それに何で

この作戦に素人を任せたのか?・・・コレガヒントじゃないかと

俺はそう思うんだ。」

 「そんなの俺らの知った事じゃ」

 無いぜとヘイヴィアが言いかけた瞬間に・・・緊急出撃を伝えるサイレンが

鳴り響いた。




 そして出撃に備えて。
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