ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
その頃ヘイヴィアは途切れた通信機を何度も使用するもうんともすんとも
言わなくなってしまったのでクウェンサーに伝えるとクウェンサーはこう答えた。
『分かった!じゃあ基地のな中に入ってくれ!!もしかしたらアイツの弱点が
分かるかもしれないんだ!‼』
「弱点って・・・まあないよりはましか。」
ヘイヴィアはそう言いながら走って行ってる中でクウェンサーはジョウガンの中でこう言っていた。
「クソ!フライド評議員はどんだけこの情報を隠蔽したいんだ」
「クウェンサー、向こうから通信が来ている。録音するか?」
「もしかしてフライド評議員・・・分かった繋いでくれ。」
クウェンサーがケイに向けてそう言うとフライド評議員から通信が入った。
『君達は我々の目的から逸脱してしまったようだ。』
「逸脱・・・どういう意味だそれは!」
クウェンサーがそう聞くとフライド評議員はこう答えた。
『君が見つけたその兵器のせいでオブジェクトを壊した、如何にも疲弊した
人間たちに希望を与えてしまい《安全国》の呑気な住人だけではない。世界中で
不毛な戦いを続けているゲリラやテロリスト達にも
活力を与えてしまっていることに君は気づいているかね?』
「・・・・・」
『このオセアニアは君が造った地獄そのものだ
クウェンサー=パーポタージュ。』
「俺が造っただ・・・何を言って」
『確かに我々多国籍軍はこの二年間手をこまねいていたがそれも君が
それを見つけてしまった時にはオブジェクトの大量増援で終わるはずだった。
今時の戦争はシンプルだ、オブジェクトの質と量で勝敗が決まると言う
簡単な物だった、それで《向こうが多いから諦めようと言うあっさり
諦めさせる為の仕組みを》君が壊したのだ。』
「ふざけんな!俺とジョウガンを消す為だけにヘイヴィアまで
巻き込む気なのか!!あいつはお前と同じ」
『彼は君と一緒にいただけで死ぬのだ、まあ必要悪と言えば済む話』
「アンタはそう言いながらどうせ選挙で如何勝てるかって事しか考えずこれから起きるであろうオブジェクトの大虐殺を黙認する気なのかよ!!?」
『それでこの戦争がすむのだ、君もいなくなってくれれば
ゲリラやテロリスト達も何もしなくなってそして世界は元に戻る』
「そういうのはあんたが戦場を理解していないからだ!オブジェクトは
選挙の為でも戦争を有利にさせる者でもなんでもない・・・只の大量殺戮兵器だ!アラスカはドウダ?ジブラルタルはどうだった!?アンタはそこで死んだ
兵士達の事を何だと思っているんだ!?」
そう言うとフライド評議員は・・・鼻で笑ってこう答えた。
『ハン、所詮は子供の理屈だ。オブジェクトを使いそして外交を用いて
戦争に勝つと言うシンプルな世界を持続させるがために私達が努力したこの世界で君は有害だからな・・・《最先端のオブジェクトを多く持つ国が世界を牛耳る》
と言う輝かしき未来の為に先に無駄死にした税金の無駄遣い共と同じ場所に
逝きたまえ。』
そう言って通信を切られるとクウェンサーは・・・ヘイヴィアに向けて
こう言った。
「悪いなヘイヴィア・・・お前迄巻き込んで」
『馬鹿言うなよ、俺も現実見た手合いだしそれに・・・
あの野郎は人間としてやっちゃいけねえラインを超えた。一発アイツを
ぶん殴らなきゃ気が収まらねえ…!‼』
そう言うとクウェンサーはケイに向けてこう言った。
「ケイ、もし何かありそうだったら今のうちにお姫様に今のデータを
お前と一緒に送信」
「私は聴かないぞクウェンサー、私はお前と一緒にいると誓ったんだからな。」
クウェンサーはケイの言葉を聞いて小さくありがとうと言うとこう続けた。
「そんじゃあ・・・一仕事やるか!」
「良し・・・中には誰もいねえなって言うか全員蒸し焼きされてるじゃねえか、一人も生き残りがいねえって本当に全滅だなこいつは。」
ヘイヴィアはそう言いながら窓から侵入して0,5世代オブジェクトに関する
ナニカがないかと思って資料とかを探そうとしていると・・・ある物を見つけた。
「何だこのデカいバッテリーの山ってこいつが原因だな。」
ヘイヴィアはそう言いながらバッテリーの山の一つ・・・
黒焦げになっているそれを見ているとそこから見える大型のコンデンサーを見て
それを携帯に撮影してクウェンサーに送った。
「ヘイヴィアから情報が来たって・・・成程な、この巨大な電源使って
内部の動力炉を無理やり流して・・・途中で切れてるって・・・
ケイちょっと良いか!?」
「何だクウェンサー?!」
「あいつの電源プラグヘイヴィアから送ってくれた情報を元手に場所を
算出してくれるか!?」
「お安い御用だ!」
ケイがそう言って暫くすると・・・答えが出た。
「あったぞ!場所は背面部!!ヘイヴィアの真ん前!?」
そう言うとクウェンサーはヘイヴィアに向けて指示を出した。
「おいおいおいマジかよって俺にあそこ迄行けってかパワードスーツ無しで!」
『違う!何処かに水溜まりがあったらそこに投げ込むんだ!!それで感電させてオーバーロードを引き起こさせるんだ‼』
それを聞いて水溜まりが何処かを探している中でクウェンサーはセンサーで
貯水タンクがある事を知って攻撃しようとするとケイがこう言って止めた。
「待てクウェンサー!」
「何だよケイ!あれを壊せば」
「あれは偽物で中身は無い!だから後他に使えそうなものを。」
そう言っているとヘイヴィアは基地の情報を伝えると・・・
2人は揃ってこう言った。
「「其れだ!!」」
「よーし分かった!俺はお前が指示した場所にコンデンサー置くから
俺がとんずったら後宜しくな!」
『おうよ!カウントは今から20!‼』
クウェンサーがそう言ってカウントしているとヘイヴィアは入ってきた
窓から飛び出していった。
「5・4・3・2・1・・・・0!」
「今!!」
クウェンサーがそう言ってジョウガンのミサイルを地面に向けて乱射すると
0,5世代はそれを全て撃ち落とすもクウェンサーは笑いながら大型ライフルを
構えてこう言った。
「今まで金のプールに溺れていたんだからこれからは・・・地獄の煮湯に
飛び向んで行けや!」
そう言ってライフルから弾丸を足元に向けて発射させると着弾して爆発すると
地下から大量の水が出てくるとクウェンサーはコンデンサーのある方向を見て
こう言った。
「後は逃げるが勝ちだ!!」
そう言ってコイルガンの攻撃を受けながらも其の儘退避して行くが0,5世代は
まるで勝ったと思わんばかりにジョウガン目掛けて攻撃して・・・コンデンサーが水についた瞬間に激しいスパークと共に内部が動力炉の暴走と共に膨れ上がって
最後には・・・爆発して消滅した。
「やったな・・・生きてるかヘイヴィア?」
『おおよ・・・毎度毎度ギリギリだなおい。』
ヘイヴィアの言葉を聞いて確かにとそう思っていると・・・ヘイヴィアが何やら緊張した口調でこう言った。
『ああ・・・クウェンサーちょっと良いか?』
「?どうしたヘイヴィア??」
クウェンサーがそう聞いてヘイヴィアの所迄行くとそこで映し出されたのは・・
・・・・・正統王国の特殊部隊用の戦闘服を着てマシンガンを持った兵隊たちがヘイヴィアを取り囲みその内の一人がハンドサインでクウェンサー目掛けて信号を送ってクウェンサーは・・・こう呟いた。
「・・・マジで。」
そしてフライド評議員は・・・。