ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
それからと言う物正統王国では蜂の巣をつついたかのような騒ぎとなった。
現評議員が敵対国として認定していたオセアニアの軍人と内密で人為的に
軍事漏洩をして自分たちの勢力がパッシングの対象となっていた。
それどころか有名人であるクウェンサー達を殺そうとするその行為に激怒した
民間人と軍が何時何かが起きそうなその時に王室はある決定を下した。
それが後に歴史書では『ブラッド・パージ』、血の粛清内乱と呼ばれる
わずか数日の・・・正統王国発の殲滅であった。
フライド評議員に与した評議員をターゲットとした極秘作戦であり各地にある
隠れ家等をケイのネットワークを通じて明らかにして・・・血の雨が降り注いだ。
何処かの隠れ家
「ま・・・待ってくれ!命だけは助けt」
そう言いかけると男は目の前にいる兵士達数人から・・・マシンガンで
全身蜂の巣にされて息絶えた。
「こちらアサシン、ターゲットを抹殺完了。」
『了解、こちらも既に終わった。他の部隊によればオブジェクトを使って
殲滅しているらしいぞ?』
「はあ?そいつはまた・・・向こうから見れば悪夢だろうな、
オブジェクトを使って自分たちの出世の道具にしていると思ったらそれを使われて殺されたんだ。自業自得だな。」
そう言って通信を切った。
そしてさらに数日後の軍の中央司令部
「いやはや俺たちがここに呼ばれるとはな。」
「ホントにな・・・まああん時も驚いたけどな。」
そう、それはオセアニア軍のオブジェクトを破壊した後クウェンサーと
ヘイヴィアは彼らに極秘裏に救出された後ジョウガンと共に民間のタンカーに
載せて貰った後フライド評議員の悪事を露呈する為に協力してもらう事を条件に
救出と命令違反の取り消しを見繕ってもらった。
そして現在に至るのだがクウェンサー達はある部屋の前に立ってヘイヴィアがノックすると扉の前から声が聞こえた。
「入り給え。」
男の人の声が聞こえて入るとそこにいたのは・・・大柄で筋肉質であるが知的な印象が見え隠れする白髪の男性がそこに座っていた。
『エドガー・フリーマン』、正統王国軍最高司令官にしてクウェンサー達を
救った人間たちを指揮した者達であり反オブジェクト派の一人であるからだ。
「まあ座り給え、話がある。」
「「ハイ!!」」
それを聞いてクウェ―サーは少し緊張しているがヘイヴィアの方は
冷や汗だらだらに搔きながら座ると『エドガー・フリーマン』がコーヒー2人分を差し出すとこう言った。
「さてと、今後の君達の処遇について話したいが良いかな?」
「「ハイ!!」」
2人がそう答えると先ずはとヘイヴィアに向けてこう言った。
「確か君は元々は情報分析官だと聞くが違わないな?」
「ハイそうであります!」
「そして君はクウェンサー君と共に情報を提供し勝利に導いた、その功績は高く君は軍属だ。よって貴官を上等兵から『曹長』に昇進する事を
ここに承認するものとする。」
「「!!」」
それを聞いてクウェンサーだけではなくヘイヴィアが最も驚いていた、
これ迄勲章はあったが昇進は考えたことすらなかったのだ。
するとヘイヴィアに向けて『エドガー・フリーマン』は曹長の腕章と共に制服を与えるとヘイヴィアは震える手で制服の入った袋を貰ってこう言った。
「拝命、確かに頂きました!」
そう言って座るとクウェンサーは小さくこう言った。
「やったなヘイヴィア。」
「おおよ、これで家に帰った時には跡取りルート確実だぜ!」
同じくヘイヴィアも小さな声でそう答えると『エドガー・フリーマン』は今度はクウェンサーに目を向けるとこう言った。
「君は確か留学生でオブジェクト開発を専任としていたな?」
「ええまあ、ですがジョウガンを見つけて何時の間にか今の状況に。」
アハハとクウェンサーが笑いながらそう答えると『エドガー・フリーマン』は
こう続けた。
「そしてジョウガンを見つけて貴官はアラスカにてウオータースライダーを、
そしてジブラルタルにてトライコア、
オセアニア軍の0.5世代オブジェクトを破壊しそのチカラを見せつけることに
成功した。
そして君がフライド評議員を捕まえたことにより政治と軍事が完全に
分かれることにより今回の事がもう起きることはないだろう、それにおける
功績を称え貴官を『准尉』兼『特務少尉』として任命する事をここに承認する。」
「おおおおお俺が准尉ですかって・・・特務少尉って何ですか?」
クウェンサーがそう聞くと『エドガー・フリーマン』はこう答えた。
「ああ、君は留学生であるが同時に我が軍に所属している。
それに伴い特務少尉、つまり戦地では少尉として。だがそれ以外の時には
准尉として行動してもらう、そして君達は今後も37整備大隊に所属し
ジョウガンの機体解明に尽力してくれ。」
各員今後ともよろしく頼むぞと言うとクウェンサー達は了解と言って答えた。
2人が退室するのを見届けると『エドガー・フリーマン』は電話である人間と
通話した。
『それで、アンタが俺に電話するって事はあの2人は利用できるって事を
再確認したんだな?』
「ああ、これでオブジェクトの時代は終わり新たな時代が訪れる。人間を・・・それもまだ年若い子供に責任を押し付けると言う外道な事はもうしないだろう。」
『そんじゃあ俺は此の儘?』
「ああ、君は今後もオセアニアに残りフライド評議員が送り込んだ
工作員を見つけて始末しろ。武器等はこちらから便宜をとり図らう。」
『じゃあ・・・俺達の世界はもう少し後になりそうだな。』
「それまで頑張ってくれよ・・・
・・・・・『シーワックス』。」
そう言って電話を切るとある資料を見ていた。
そこにはこう書かれていた。
『新型機動兵器《MAIles》開発計画書。』と。
時代が今動こうとしている、その渦中でクウェンサー達がどうなるか
未だ誰も・・・分からない。
暫く休載します。