ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
大西洋・フォークランド諸島近海にテ正統王国の海軍所属強襲揚陸空母
『シャルマーニュ』の滑走路の上で今年で60にもなる艦長『ニルゴス・クラート』が太くて短いシャーロックホームズが使っている様な感じの煙草用パイプを同じく
キセルを加えて散歩をしているフローレイティアに向けて『ニルゴス』は
こう聞いた。
「これもまた時代の流れという奴ですかな、嘗ての大型空母は最大7~80機の
航空機を運用し絶え間ない攻撃を行う事を目的としていたがそれほどの戦闘機が
戦うような戦場はなく更に超高速魚雷やステルス機雷等によって空母は
撃沈されていきコストとリスクが釣り合えなくナり・・・そこから先は
分かりますよねフローレイティア少佐?」
そう聞くとフローレイティアがこう答えた。
「一ヶ所に大量の人員や機材を集中するよりも小分けしたほうが都合がよく
リスクも緩和されます。」
そして『ニルゴス』はこう続けた。
「その通りです、一隻につき大体10機の戦闘機を保有することでその分を艦艇を
集めて調整すれば良いだけですから小型空母の方は高精度のセンサーや制動用逆噴射ノズルの開発によって性能は向上し我々大型空母の任務は大きく変動して
そしてとどめが・・・あれです。」
そう言うと『ニルゴス』は目の前にある・・・ベイビーマグナムの方を見た。
『シャルマーニュ』と同じく大型空母『スミソニアン』がベイビーマグナムを
挟み込むかのように航行していた。
「レーザー技術の発達によって空の支配権は彼らオブジェクトに移ってしまい
今の我々の任務は航空機を迅速かつ早急に戦場へ送り届けるのではなく
海上のオブジェクトに補給を施してその間の警戒や警備を行い、
大型兵器を送るという任務でした・・・あれが出るまでは。」
『ニルゴス』は笑って下を見ていた。
するとフローレイティアは『ニルゴス』に向けてこう言った。
「今回は協力していただきありがとうございます、一応我々にも
戦闘機がありますが主立って陸での戦闘が主立っていますが故にこうやって専門家に手伝ってくれることで作戦の幅が広がるのです。」
「ハハハハハ、全距離対応になってしまったら我々は
お払い箱になってしまいますよ。我々の艦隊も動かす機会が巡って来たので
大助かりですよ。」
そう言って空を眺めているとそう言えばと言ってこう続けた。
「こちらにも届きましたぞ?本国で製造した最新鋭の戦闘機が給与されました、そして今ここにいる例のあれがある事で貴方方がおっている
敵をも倒せましょうな。」
「ええ、私達の敵・・・
・・・・・マスドライバー財閥にも。」
その頃クウェンサーはと言うと・・・。
「船だから揺れると思ってたけど意外と揺れないんだないや本当に。」
『当たり前だろうな?軍用の戦艦が、ましてや戦闘機とか戦車をも入る事となる空母が揺れていたら良くても機体が壊れるし最悪弾頭やミサイルが爆発して
全員海の藻屑だぞ?』
「それはまた・・・嫌だな本当に。」
クウェンサーがそう答えるとそう言えばと思ってケイに向けてこう聞いた。
「そういやだけどフローレイティアさんは何で今回の
マスドライバー財閥って一体何なんだ?」
クウェンサーがそう聞くとケイはこう答えた。
『マスドライバー財閥というよりもまずマスドライバーだが真上に向けて
造られたレールガンの類だ、シャトルやコンテナを弾丸に見立てて衛星軌道上に
打ち上げることでシャトルよりも低価格で宇宙開発が起こせるのだが・・・
少し問題が起きたんだ。』
「問題?何だよそれ??」
クウェンサーがそう聞くとケイはこう答えた。
『資本企業内部だが如何やらコンペがあったんだ、マスドライバー財閥と
多くの会社で構成された『軌道エレベーター協会』が互いに競い合って
そして勝ったのは・・・『軌道エレベーター協会』が勝ったのだ。協会は
多数の会社が集結して多種多様な方法が出来るがマスドライバー財閥の方は
独占しているから勝てば莫大な財産が永遠に手に入るが負けた事で多額の借金が
何百億もあって財閥は自己破産して終わりだ。そしてマスドライバー財閥は
賭けとして他国にこの情報を売って起死回生の策を講じたが資本企業によって
阻害され自分たちが保有するオブジェクトと設計図、傭兵団を引き連れて
向かったのだが資本企業は全ての軍事力が傭兵団で構成されてるから
その為か会社の規模=戦力という事で大きければ大きい程強いという事で
マスドライバー財閥が保有する戦力全てが一国の戦力に匹敵するから
迂闊に戦えないからこそこうやって戦力を安定させる必要があるのだ。』
「成程ねえ・・・世知辛い世の中になったよ本当に。」
クウェンサーはジョウガンのコックピットの中でそう呟いているとそういやあとクウェンサーはケイに向けてこう聞いた。
「南極であいつら月の別荘地を攻撃しようとしてたんだ?」
『簡単だ、そのターゲットはレーザー推進派だからだ。』
「逆恨みか・・・人の欲望って怖いな。」
『確かにな。』
クウェンサーとケイはそう言いながら空を眺めていた。
続く。