ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 作戦が始まります。


作戦開始

 クウェンサーがジョウガンと共に廃鉱山を渡っている中でヘイヴィアは

第52機動整備大隊の隊員たちと合流すると簡単な基地を造っていた。

 基地と言っても洞窟の中で通信などがチェック出来るような簡単な物だが

場所が良かったのだ。

 「鉱山のトンネルになる休憩所か・・・ま、ねえよりはましだな。」

 「ですがそのおかげでトンネルの出入り口に部隊と隠して設置した

ミサイル部隊を隠すことに成功できました。」

 ヘイヴィアに向けてバイラニーがそう言うとヘイヴィアが衛星から送られた

データを元に情報を説明した。

 「よし良く聞けクウェンサー、敵の名前は『ブレイクキャリアー』。

まあこっちが勝手に名付けちまったが三脚見てえな足にスキー板みたいな奴を

付けている。

恐らくは移動方式はベイビーマグナムと同じ静電気、マスドライバーは

レールガンみてえにシャトルを打ち上げる奴だからな。それを連中は

攻撃手段に変えたんだろうよ、よく見りゃあこいつにはリボルバーが

装備されてるから今まで撃った数を考えると大体・・・こいつが

6連装式だとするなら後3発は装填できる代物だ。そんで・・・どうやって

こいつを攻略するんだ手前は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘイヴィアがそう聞くとクウェンサーはこう答えた。

 「先ずは奴のメインの武装だけどどんな感じなんだ?」

 『ちょっと待ってろ、今ケイに送っておいた。』

 ヘイヴィアが通信越しでそういうとケイが届いたぞといって

その映像データを見た。

 するとケイがクウェンサーに向けてこう言った。

 「どうやって数百キロ先の敵を撃ったんだこの短い砲台で?」

 ケイがそう言うと多分とクウェンサーはこう答えた。

 「こいつは警棒みたいに伸びるんじゃないのか?解体したって言っても

速すぎるから・・・こいつの電磁システムは不完全なのか詰め込みすぎて。」

 「恐らくな、そうなると我々がやれる手段だが。」

 ケイがそう言うとクウェンサーはああと言ってこう続けた。

 「ちょっとばかし使うぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クウェンサーがジョウガンを使って廃鉱山の頂上にたどり着くと

『ブレイクキャリアー』が移動するのが見えた。

 「恐らく機能停止してあるベイビーマグナムを破壊するためだろうな、

フローレイティア。今部隊の撤退率はどのくらいだ?」

 ケイがそう聞くとフローレイティアはこう答えた。

 『今60%と言ったところだ、武装等はジョウガンの武器以外は全て

爆弾がセットしてあるから全員がシャルルマーニュに乗り込んだ時点で

起爆するつもりだ。』

  「じゃあ今度はばあさんに聞きたいことがあるんだけど良いですか?」

 『ああ、構わない。』

 フローレイティアが今度はアヤミに通信を変えるとばあさんはこう言った。

 『何だい坊主、今こっちは取り込み中じゃぞ?』

 「ばあさんに聞きたいんだけどさ、オブジェクトのコックピットブロックって

それぞれ陣営によって違いってあるのかなって思って?」

 クウェンサーがそう聞くとばあさんは何いっとんじゃと言ってこう続けた。

 『全部同じじゃ、まあ多少OSとかで違いはあるかもしれんが大体は相互性が

ちゃんとしておる。』

 「んじゃあさ、他国のオブジェクトのコックピットブロックをこっちの

ベイビーマグナムのブロックと交換出来るんだよな?!」

 『まあ理論としてなら上手く行くが何故それを聞くんじゃ?』

 「いや、確信を持ちたくってありがとうよばあさん!」

 クウェンサーがそう言って通信を切るとケイに向けてこう言った。

 「大丈夫そうだ、これで心配事はなくなったな!」

 「ああ、だが全てはこの戦いに・・・勝利してからだ。」

 ケイがそう言うとクウェンサーも覚悟を決めてこう言った。

 「さあ・・・始めるぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クウェンサーはジョウガンと共に下に下ると崖の後ろ側に回り込んでマシンガン片手に構えて『ブレイクキャリアー』が攻撃範囲に入ると同時に・・・

攻撃を始めた。

 たたたたたたたた!とマシンガンから放たれた対オブジェクト用破壊弾頭が

其の儘『ブレイクキャリアー』のレールガンの砲台にいくつか当たると

弾頭内部にある貫通式熱弾頭が回転しながら内部に入ったと同時に・・・

内部で爆発した。

 『!?』

 中にいた『ブレイクキャリアー』のエリートはその爆発に恐怖したのか慌ててジョウガンを探すと暫くして・・・見つけて攻撃しようとした瞬間に上空から

大量のミサイルが・・・『ブレイクキャリアー』の頭上目がけて飛んできたが

『ブレイクキャリアー』はそれをレールガンで破壊していくが破壊された

箇所があり何発かは命中すると其の儘それも内部に入って・・・爆発した。

 対オブジェクト用破壊弾頭『クラレット』。

 ジョウガンの武装をベースに試作開発されたミサイルで同じようにドリルの様に回転しながら内部に入って炸裂することが出来る特殊弾頭である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを見ていたヘイヴィアはよっしゃといってこう続けた。

 「良し手前らどんどん撃ちまくれ!奴がぶっ壊れた左側を集中的に狙うんだ!!そこなら通常弾頭でも倒せれる!」

 それを聞いて兵士たちがおおおおおおおおおおおお!と雄たけび上げて

準備するのをバイラニーはこう呟いた。

 「これが・・・オブジェクトを破壊することが出来る部隊の戦い方。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「良し、ヘイヴィアの奴やってくれたようだ!」

 「ああ!それならこっちは最後の仕上げだ!」

 クウェンサーとケイが互いにそう言うとジョウガンのスラスターを最大に上げて突っ込み始めたのだ。

 『ブレイクキャリアー』はそれを見て早急に攻撃しようとするがミサイル攻撃に気を取られてしまいジョウガンが内部に入ってしまうというミスを

犯してしまったのだがクウェンサーは更に背面部の大型クローを展開すると上部のハッチが開いたと同時に何かのワイヤーが『ブレイクキャリアー』に当たったと

同時にケイがこう言った。

 「よおし・・・コントロール奪取を行うぞ!」

 そう言ったと同時に何かしらのデータが現れて暫く操作するとそれを見ていた

クウェンサーがヘイヴィアに向けてこう言った。

 「ヘイヴィア!ミサイル攻撃は中止してくれ!!」

 『分かった!』

 それを聞いて暫くしてミサイル攻撃が・・・終わるとケイがこう言った。

 「『ブレイクキャリアー』・・・コントロール奪取成功!」

 そう言ったと同時に『ブレイクキャリアー』が止まるのを見て

クウェンサーはこう呟いた。

 「お・・・終わった。」




 そして戦いが終わって。
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