ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
そして場所は移り変わってシャルルマーニュが停泊してある港では整備班は
てんてこ舞いであった。
ジョウガンの武装を対オブジェクトの主砲破壊用に大型ライフル、シールドは
対コイルガン対策兵装、弾丸は硬特殊金属式貫通破壊、正統王国が建造した
新型試作レールライフル『イチイバル』を装備している中アヤミ率いるオブジェクト整備班はあるオブジェクトの整備と改修に躍起になっていた。
それが・・・これ。
「あんた達!こいつはベイビーマグナムとは違って第二世代だよ!!何時もよりも丁寧に尚且つ正確にそして何よりも急いでだよ!?左半分が壊れてんだ!
何コイルガンの調整がうまく行かないだって?コックピットの記録データを
採用しな!!それと大型レールキャノンは調整して軌道エレベーターに
持っていくんだよ!!」
そう、現在シャルルマーニュと共に運んでいる嘗ての敵オブジェクト、
ブレイクキャリアーであった。
現在はジョウガンと第37機動整備大隊の攻撃でボロボロになっているのだが
それはベイビーマグナムの予備パーツを使って何とか使えるように調整してあった。
「それにしても本当にやってるとは・・・アイデア出したの俺だけど・・・
間に合うのかな?」
クウェンサーがそう呟いている中でヘイヴィアがこう返した。
「間に合うかどうかわからねえが今はやれることはやるべきだろうな、
情報によりゃあ敵は旧アマゾンシティに拠点築いているらしいが
一つ妙なことがあるようだ。」
「妙な事?」
クウェンサーがそう聞くとヘイヴィアがこう答えた。
「トラックだよ、どうも連中の残党。他のルートからアマゾンシティに
来ているらしくてな、なんとトラックの大きさは長さ10メートル級が4台。
どう見てもキャノン砲のサブパーツかもしれなねえが今は情報整理が優先だ。」
「そう言えばアマゾンシティって一体何なんだ?」
クウェンサーが今更だがそう聞くとケイがこう答えた。
『嘗ては正統王国が建造した最大の工業都市だったのだが密林の開拓作業中に
ウイルス『ヘル・ドラゴン』が発見してからあっという間に感染が広がったんだ、たった1週間で死者189名となり当時の感染者総勢3900名を置き去りにして全員立ち去った。アマゾンシティにはもう一つの名前があり
今では〈死の町〉として20面前に記録されている。』
「ちょっとマテよ!まさかと思うけど今でもそのウイルスが
横行してるんじゃねえだろうな!?」
クウェンサーがそう聞くとケイはこう返した。
『いや、それだったら軌道エレベーター建造案にそこを選ばない。
この前に防護服来た調査団が向かいデータによれば既にウイルスは
無くなってるから大丈夫だ。』
「もしそうじゃなかったらマスドライバー財閥は既に全滅だよ。」
ケイの言葉にヘイヴィアがそう続けるとそういやあと言ってヘイヴィアは
船の中にある15機ものの近代的な座席があった。
「これって一体何なんだ?」
「さあな、ケイ。これ何なのか分かるか?」
クウェンサーがそう聞くとケイはこう答えた。
『ちょっとマテ、今データを確認している・・・どうやらこいつはMAIlesの
量産型機体のシュミレーターシステムの様だぞ!』
「「!?」」
それを聞いてクウェンサーとヘイヴィアは驚いていた、もう量産機の
目途が立ったのかと思っているがまだビニールに包まれているのを見る限り
まだ使う気配はなさそうだなと思っているとヘイヴィアはそれを・・・無造作に
びりびりと破り始めた。
「おま!何やってんだヘイヴィアそれまだ」
「どうせいつか使うんだろ?だったらまだ綺麗なうちに使いてえじゃねえか!
それによ・・・何時までもお前が前線で命張るのは可笑しいからな。」
「ヘイヴィア?」
「お前は留学生、正統王国側とはいえ一般人なんだから。本当は俺みたいな
正規兵が乗るべきのをお前が頑張ってるんだから俺も頑張らねとな。」
そう言うとヘイヴィアはシュミレーターシステムのコンセントと
ネットワークシステムを繋げるとそれじゃあと言ってこう続けた。
「さてと、まずはこいつを動かして・・・なあクウェンサー。
こいつって一体何のデータが入ってると思う?」
ヘイヴィアがそう聞くとケイはこう答えた。
『こいつに入ってあるのはこれまで私たちが倒したオブジェクトのデータの
ようだな。』
「ふざけんな本当に!俺達もオブジェクトを破壊させろって何考えてんだ
上層部は?!』
ヘイヴィアが大声で怒りながらそう言っているがまあ普通に考えて
軍が理想としてあり得るだろうなと思っているとクウェンサーはこう続けた。
「まあ確かにありえそうだけど・・・だけどよかったじゃないか、これでお前もオブジェクトを破壊することが出来るオブジェクトキラーになれるじゃねえか。」
「何言ってんだお前!俺も人外ってありえねえだろ普通に考えて!」
『まあ・・・頑張れヘイヴィア!これで跡継ぎ一直線だ!!』
「お前ら楽しんでんだろいや本当にそう言ってくれよいや本当に
お願いしますから!」
そう言う声が船内に響いた。
次はアマゾンシティ作戦です。