ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 ひでえ話だ。


酷い情報

あちこちには軍隊蟻によってかみ殺された多くの兵士たちの遺体が幾つもあった、ブクブクと腫れあがり酷い状態であった。

 「酷いもんだな、人間じゃなくて蟻に食い殺されるなんて。」

 ヘイヴィアはそう言いながら近くにあった装甲車両をチラ見して内部に入って・・口を手で覆ったのだ。

 そこで目にしたのは・・・更に酷いものだったのだ。

 「こいつらもあの蟻共にやられた口かよ。」

 そう言いながら既にこと切れている・・・数人の兵士たちが

蟻にやられたのであろう死体を見るとヘイヴィアはこう続けた。

 「哀れだな、こんなとこに逃げたばかりにな。さてと・・・こいつらの

通信機は・・あああった。」

 ヘイヴィアはそう言って近くの通信機を取り出して操作し始めた、

元々レーダー分析官であるヘイヴィアに取ってみれば通信機から相手の情報を

取り出すなど得意ごとなのだ。

 そして暫く操作しているとあることに気づいてしまったのだ、それがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おいおいおい・・・クウェンサー大変だ!」

 『何だよヘイヴィア?何かあったのか??』

 クウェンサーがそう聞くとヘイヴィアは慌ててこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こいつら・・・情報同盟と通信していやがる!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「情報同盟!何で連中が?!」

 「クウェンサー、先ほどデータを解析したのだが衛星からの情報で

ここからすぐ近くに仮設のプレハブ施設があると情報が入ったぞ!」

 ケイがそう言うのを聞いてクウェンサーはまじかよと思って

フローレイティアに向けて通信を入れた。

 「こちらクウェンサー!スラッダー=ハニーサックルは情報同盟と通信している可能性がありと言う情報が今入った!!それとだが、パリマ方面に

基地があるという報告も入った為至急他部隊からオブジェクトを寄越すように

通信してくれ!?」

 今すぐにだと言って通信を終了させるとクウェンサーはヘイヴィアに向けて

こう聞いた。

 「ヘイヴィア!もしここに敵が来るとすればあとどの位だ!?」

 クウェンサーがそう聞くとヘイヴィアはこう答えた。

 『知るかよ!だけどプレハブの施設があるとするなら後・・・5日で

敵が来ることになるかもしれねえな。』

 予測だけどなと言うとケイは正しくはと言ってこう答えた。

 「敵が来るのは4日と2時間後、無論基地を完全稼働させたいとするなら

その位だが今すぐとなると・・・1日半で決行するかもしれないぞ。」

 『マジかよ・・・となると今から明日までに全部終わらせなきゃいけねえぞ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘイヴィアがそう言っている間に・・・フローレイティアが通信してきた。

 『それだけじゃないよあんた達。』

 「『フローレイティアさん!?』」

 『先ほど資本企業の准将からあたし宛に通信してきてね、2つの事を

教えてくれた。一つはクウェンサーの言う通り敵は情報同盟に亡命する事から

救出任務として今あのラッシュが来ているらしいわ。』

 「ラッシュ・・・オセアニア軍事国の時に共同戦線張った

あのオブジェクト!?」

 クウェンサーがそう言うとフローレイティアはそうだと言ってこう続けた。

 『それだけじゃなく亡命を止めんがために資本企業も出張っているって話だわ、このままずるずると長引かせたらお姫様の為に調整しているブレイクキャリアーが使えるようになった時にはあっという間に大混戦よ。』

 「じゃ・・・じゃあ何とかしなきゃ」

 『それだけじゃないわ、そいつにはどうも師匠がいてね。そいつはあるものを持っているかもしれないって話なんだ、これが2つ目。』

 「何ですかって師匠って誰?!」

 クウェンサーがそう聞くとフローレイティアはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『妃 御津人、お前の今乗っているジョウガンを造り上げ。ケイを生み出した

間違いない世紀の大天才の弟子だ。』

 「『!?』」

 それを聞いてクウェンサーとヘイヴィアは目を大きくして驚いていた、

ジョウガンとケイを生み出した科学者の弟子ともなるともしかしたらと言う

ある意味恐怖すべきだと思っているからだ。

 『だから早くスラッダー=ハニーサックルを殺せ!既に他の部隊にも

通信したわ!!戦闘機部隊にも全機発進させるように打電したから・・・

後20分で爆撃を行う、それとお姫様の方もあと1時間で完全稼働できるって

婆さんからの言伝だからそのつもりでね!』

 それじゃあと慌てていた様子で通信を切るとヘイヴィアは頭を抱えて

こう言った。

 『おいおいどうすんだよクウェンサー!敵にはもしかしたらオブジェクトの

動力炉で攻撃するかもしれねえって時にどうすんだよこれ下手したら

大乱闘オブジェクトブラザーズの始まりだぜ!』

 「だからこそ来る前に終わらせる!行くぞヘイヴィア!!」

 『ああもう・・・もうやけっぱちだぜ!』

 ヘイヴィアはそう言いながら車を動かしてジョウガンの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして軌道エレベーターでは。

 「諸君、先ほど基地司令から指令が届き我々に出撃指令が入った。」

 ブラッドが通信で部下に向けてそういうとブラッドはこう続けた。

 「初仕事だ!オブジェクトの主砲を破壊しスラッダー=ハニーサックルを

討ち取るのは我々であり誉ある初陣としようではないか。」

 『『『了解!!!!』』』』

 ブラッドの言葉に部下たちがそう答えると同時に飛び立った。

 ストークキャリーと共に出撃した5機の新型は茶色の装甲で

空に舞い上がっていった。




 次回に続く。
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