ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
「本番5秒前~~!4!3!!2!?」
1と照明が照り付ける一人の少女に対して指を向けてその後に指さすと少女は
笑顔でこういった。
『CS☆ミリタリーチャンネル!( ゜▽゜)/コンバンハーー!!歌って殺せる
戦場アイドルレポーターのモニカです!さてさて今回私達がいるのは
今や飛ぶ鳥落とす勢いで〈正統王国〉にて存在感を増していて今や
師団規模となっている第37機動整備大隊へとやってまいりました!!
テーマはこちら!?〈ずばり軍世界にて活躍する女性兵士たち〉です!
王と騎士の歴史から続くであろう軍隊=男性重視と思われていますが
そんなものは既に時代遅れ!!昨今の戦場において第一戦にて活躍する女性指揮官やエリート等彼女たちの素顔に迫ると共に〈正統王国〉においてその名を知らぬ者は
いないと言われる今や〈オブジェクトキラー〉、〈ドラゴンスレイヤー〉、
〈白銀の鬼神〉と呼ばれ恐れられているジョウガンのエリート、
クウェンサー=バーボタージュに出会えるかもしれませんので皆さん
お楽しみにしてくださいよーー!』
夜のベースゾーン、然も冬景色で一面真っ白な中薄い上着に水着と言うある意味チャレンジ精神滅茶苦茶あるなと思われるドリルヘアーの金髪少女の声が
響き渡っている中ヘイヴィアは寒空の下防寒着を着て寒いなと思いながら
白湯を飲んでいた。
本来ならば暖かいコーヒーか紅茶、またはココアでも飲んで温まりたいのだが
何やら作戦があるようで戦闘員は速攻で眠る事となり作戦中と言う事でカフェイン摂取は現金となっているため今起きたヘイヴィアはもう一度寝る前に
小用でもするかと思って白湯を飲んでいる中外で声がするので見に来たのだ。
「何がCS放送だっての、何が戦場レポーターだよクソッタレが!ただ単に
棒読みしているだけのグラビアアイドルじゃねえかよ!!」
なめてんのか戦場をと言いながら白湯を一気飲みするがまだ熱かったらしく
喉が火傷するかのように痛くなりゲホゲホと咳き込んでいると・・・
声が聞こえた。
「おやヘイヴィア、お前はああいうのに接近されるのに比例して
鼻息荒くするタイプじゃないのか?」
この寒い中フローレイティアが右手にキセル、左手に同じように白湯を持って
現れるとヘイヴィアはハハハハハと笑いながらこう続けた。
「お生憎様ですがお守りは例外なものでして、それにしても良いんですか
あれ?」
「あれ・・・あああいつらか、あいつらは軍の意向でここにいるんだよ。
お前みたいな情報部隊長になった奴なら分かると思うが」
「分かりますよ、プロパガンダでしょ?兵士を多く募らせるために。」
「正解だ、昔も今もメディアの力は絶大で番組で面白おかしく取り上げれば
新兵募集に+だし国税の使い道とかで怒られることないしな。」
「ですけど今作戦準備中でクウェンサーは今士官室でケイが用意してくれた
安眠ノイズで眠っていますし何よりも折角の夜間軍事作戦であんなにライトを
バシバシと当てていると眠れなくなっちゃいますよ?」
作戦に支障が出ちまいますよと反論するとフローレイティアは・・・
はああと溜息付いてこう続けた。
「済まないがそこは我慢してくれ、後2時間ほどしたらカフェインの支給制限が解除されることが決まった。その時に熱いコーヒーを飲んで頭をリフレッシュ
させておけ、それまでは部屋に戻って休んでロ。」
「了解いたしましたってフローレイティアさんは何でここに?
寝なくて良いんすか?」
ヘイヴィアはフローレイティアに向けてそう聞くとフローレイティアは
ああと言ってこう答えた。
「私はあいつらにインタビューを受けることになっているからな、
それで起きたのだがまだ眠くてな。こいつで頭を覚ませようと思ったのだが矢張りコーヒーか緑茶が欲しいものだ。」
全然目がさえんよと言うと確かにとヘイヴィアは笑いながらそう答えた。
そしてもうひと眠りしようと思って部屋に戻ろうとするヘイヴィアに対して
フローレイティアはああそういえばと言ってヘイヴィアに向けてこう聞いた。
「そう言えばこの作戦が決まる少し前に到着した例の『あれ』だが・・・どうだヘイヴィア?使いこなせそうか??」
フローレイティアはヘイヴィアの背中を見ながらにやりと笑っていると
ヘイヴィアは振り向かずにこう答えた。
「へへへ、任せてくださいよ。オブジェクト相手にパワードスーツや
生身で戦えって言われるよりもましだしあいつの背中を預けれるくらいは
シュミレーターしまくってますので何とかなると思いますが・・・
やれるところまでやり尽くしますよ。」
それではと言って中に入るとフローレイティアは(* ̄▽ ̄)フフフッ♪と笑いながら携帯型パソコンを出してとある情報を探して閲覧した。
そこに写っていたのは新たに加わった兵士2名に加えて情報通信車両と扱う人間2名、そしてクウェンサーとヘイヴィアがその兵士たちと共にとある機体が
写っていた。
そしてフローレイティアはキセルでタバコをふかしてこう呟いた。
「新たなる時代の到来、全く。飽きもせずによくやるよな私達人類は。」
これも時代の流れなのかなと言いながら口から煙をふ~~と噴かした。
そこに写っていたのはジョウガンと・・・
ブレイディハウンドのデータ情報であった。
時代の流れはその先が何なのかは誰にも分からない。