ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
『・・・・・』
部屋の中にいるクウェンサーを含む全員は今の映像を見て呆然としている中映像を見せたフローレイティアは部屋の中にいる全員に向けてこう言った。
「今のは交信を途絶した工作部隊からの最後の交信映像だ、敵は如何やら
我々が確認したこともない新型兵器を使用しているという可能性が出た。諸君らは
この謎の機動兵器を相手取ると同時に次の映像を見せる。」
そう言ってフローレイティアは次の映像を見せた。
そこに写っていたのはオブジェクト同士の戦いであった。
「今から3か月前、太平洋上で信心組織と情報同盟の両軍がぶつかり合った時の
写真だがこの白いのが信心組織の機体で我々が打倒すべき敵。この機体の名は
コードネーム『ウイングバランサー』と命名、主砲は大型の砲身に不釣り合いな
小口径のコイルガン。こいつの特徴は『細く、鋭く、速く』をコンセプトとした
高機動型オブジェクトであろうと推移する、長射程高命中率で着実に損害を与えて
最終的に敵機を破壊する機体だ。空気の噴射で浮かぶエアクッション機関を
ベースにしたパーツ交換不要の完全水陸両用性能を持つ第2世代型オブジェクトだ。詳しいスペック・・・まあ、予測で然も大体でしかないが
こいつを相手取るのはお姫様のオブジェクトであるアクアスケーターで
討って出る、そしてここにいる全員は工作部隊を壊滅させた
コードネーム『ツイン・カノン』を相手取ってほしい。更に言えば今回戦場となるカムチャッカ半島東海岸線には第4次潜水艦基地建造計画と6年前の8月に起きたベーリング海地震と重なったことでここの地形は
海岸線150㌔・内陸90㌔に向かう巨大なリアス式海岸と姿を変えており
蜘蛛の巣の様に崖が広がっていることから長距離砲撃が出来るブラストガールでは奴に逃げられてしまう、そこで陸上でも動けられるベイビーマグナムと同じように動けれるアクアスケーターが適していると我々は踏んでいるのだ。」
さらに言えばと言ってこう続けた。
「信心組織はリアス式海岸の各所に大型レーダーを配備することで
『ウイングバランサー』の照準精度を格段に向上させているものと推測される。
只でさえ移動に手間取る地形で照準補正されたまま戦闘に挑めたら・・・
お姫様は撃ち抜かれると言わないまでもそれ相応の痛手を被る事になるだろう。」
そう言って全員はならばどうすればいいんだと思っていると映像からケイが
現れてこう続けた。
『そこでだ、我々正統王国は奴らが保有するドローンを逆利用するんだ。』
ケイがそう言うと新たにデータを見せた。
『ドローンには30分に1回軌道修正用のプログラムを我々が何処か
1機に対してハッキングしてそしてウイルスに感染したプログラムを
全てのドローンに感染させることで連中の大型レーダーの中枢システムを
乗っ取って我々の存在は一時的に消すという作戦だが
何か聞きたいことはあるか?』
ケイがそう言うと全員は成程なと言う声を上げていた。
この作戦が成功すれば敵はこちらに気づくことはなく敵本部を倒すことが
出来るしそれに何よりも敵オブジェクトを倒せれるんじゃないかと思われるが
ヘイヴィアはちょっと待ったと言ってこう続けた。
「もしそれが成功したとしても異常に気づいちまったら
レーダー施設の補助を切り離して『ウイングバランサー』が独自に
動くんじゃねえのか?」
それを聞いて確かになと言う声が聞こえた。
もしそうなった場合のリスクが出た場合の作戦成功率が
ダウンするんじゃないかと思っているとフローレイティアはそれに対して
こう続けた。
「あれだけの規模と施設があるのよ、スイッチ一つでそう簡単に
出来るわけじゃないのよ。それにこのウイルスは持続性が高く然も
隠蔽しやすいから今後も連中の邪魔をしてくれること間違いないわ、それに
今回貴方達機械戦闘兵器部隊は『ツイン・カノン』に集中して欲しいの。」
そう言うとそれじゃあと言ってフローレイティアは
クウェンサーとヘイヴィアに向けてこう言った。
「それじゃあ今日から貴方達第0機甲部隊に新しいメンバーを紹介するわ。」
「「第0機甲部隊?」」
一体何ですかそれと2人はそう聞くとフローレイティアはこう答えた。
「この第37機動整備大隊がジョウガンを始めて使用した事から初めての
機甲部隊として私達が選ばれたのだ、その為お前たちの直属の部下となる連中を
紹介する。」
前に出ろと言うと4人は前に出て自己紹介した。
先ずはと言って前に出たのは黒髪で小柄な少女
「第37機動整備大隊警備部門機械化中隊所属『ミョンリ』と申します!今日から第0機甲部隊の配属となりました!!主にパワードスーツの操作又は
前線オペレーターとなっております!?」
そう言って敬礼すると次はと言って不健康そうで猫背な少年が現れた。
「ええと・・・第37機動整備大隊電子シミュレート部門所属の戦地派遣留学生『チャールズ』と言います、一応は諜報を担当となっています。」
それではよろしくと言うと次は褐色の男性が現れた。
「第37機動整備大隊警備部門保安斥候小隊所属の『クックマン』と申します!
ここにいる全員よりは一応兵士歴は長いですがよろしくお願いいたします!!」
そう言って挨拶すると最後に出たのは茶髪のポニーテールの少女が現れて
えへと言って自己紹介した。
「初めまして!『クックマン』と同じく
第37機動整備大隊警備部門保安斥候小隊所属の『ウエスティ』って言います!!皆宜しくね☆」
そう言ってなんか能天気そうだなあと思っているとそれじゃあと言って
こう続けた。
「『ミョンリ』と『チャールズ』は今後ヘイヴィアの部下として、
『クックマン』と『ウエスティ』はクウェンサーの部下としてお前たち・・・
ちゃんと面倒見ろよ。」
そう言って笑うのを見てクウェンサーとヘイヴィアはあ、とこう思っていた。
「「(この人・・・楽しんでやがる)!!」」
そして作戦開始。