ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
真っ暗な夜の世界において進む一団がそこにあった。
一つはジョウガンとMAIlesの設計情報から建造された新型兵器
ブレイヂィハウンドの一団が情報収集装甲車と共に信心組織の支配地域に
向かっていた。
「うわあ・・・オーロラが見えるぜへへ。」
「クウェンサー、現実逃避するな。ほらもうすぐで目的地に着くぞ。」
クウェンサーの言葉にケイがそう言いながらも目的地に向かっている中
ヘイヴィアが通信でこう言った。
『ようクウェンサー、俺達通信班はここで止まることになってる。後は頼むぜ。』
「了解、俺達戦闘部隊は敵地に入る。全く何でこうなっちまったんだろうな?」
『言うなよ、まあ仕方ねえと思うけどお前も死ぬんんじゃねえぞ。そっちには・・黒服のお姉さんがいるしな。』
ヘイヴィアの言葉にクウェンサーはジョウガンの近くでホバー移動してある・・・黒いブレイヂィハウンドがそこにあった。
「特務使用で然も隠密戦闘及び暗殺戦闘が出来るなんて言うお墨付きの機体か、
俺達のは一般兵用の通常使用機、俺のジョウガンは今回雪での戦闘だけど
前と同じ兵装なんだよなあ。」
『阿保いうなよ、お前の機体の兵器予算を湯水の如く使いたくねえんだよ
オブジェクト派の軍は。』
「嫌だねえ、派閥争いとか。」
クウェンサーの言葉にヘイヴィアは笑ってこう答えた。
『しょうがねえよ、軍なんてそんなもんだし上に行けば行くほどそう言う
柵が付いて回るんだからよ。』
それを聞いた後に通信が切られた後にさてととクウェンサーは仕切り直して
向こうに向かって行った。
「さてと、ミョンリ!チャールズ!!仕事だぞ!?」
『了解!』『・・・了解。』
ミョンリとチャールズは互いにそう答えるとシステムを起動した。
内部にあるのは簡単であったが基地の機材と同じくオペレーターとして
使うことが出来るのだ。
「まもなく作戦行動に移ります!先ほど本部にてウイングバランサーの存在を
確認!!・・・待ってください!?更に別方向から敵部隊を確認・・・
ツイン・カノンの存在を確認したと報告が!」
『クソッタレ!ダブルであっちに行ってんのかよ!?インディゴプラズマは
何て!』
「それとですが車両の振動計から反応、ツイン・カノンは如何やら
ホイール特有の振動から見てホイールでの移動だと思います。」
『ってなるとそいつらは雪の中での行動が出来るって事は雪中用タイヤを
付けてるんだよな?本部に報告、それとクウェンサー達にも報告しておけ。
それとお姫様にも出撃指令を出させてくれ、直ぐに出さないとクウェンサーが全部持ってっちまうぞってな!』
「了解しました!」
ミョンリがそう言って報告した。
「了解した、これよりブラストガールを出撃させる!弾丸は拡散弾頭で
機雷を入れるように奴の身動きを阻害させるぞ!!」
「了解、直ぐに出撃させます。」
オペレーターからの報告により速やかな行動に移るのを中で見ていた
モニカがうおおおおおおおと言ってこう続けた。
「これがMAIlesでの戦闘ですか~~?」
「ええ、ですがまだ初期段階。それにMAIlesは正統王国ではまだ戦闘に
投入した事があまりないのでまだまだ手探り状態、ですがそれは向こうも同じ。
ここからは・・・我々が予想したことが無い戦闘です。」
フローレイティアはそう言って目の前のデータ映像からそう呟いた。
「マジで来たってお客さん勢ぞろいじゃねえか!」
「オブジェクトにツイン・カノン、正に大盤振る舞い。・・・私達って
好かれてるなある意味。」
ケイの言葉にクウェンサーは・・・暗い表情をしていた。
地上ではツイン・カノンが10機ほど走って来て上空ではドローン戦闘機が
レーダーから見て28機もの武装戦闘機が飛んでいたが
その更に後ろにいるのは・・・オブジェクト・ウイングバランサーであった。
中心となるのは全長50m級の球状本体、足元にアル推進機関は二重の
巨大な同心円だった。そしてそれらを繋いでいるのは20本近くも延びている
長い脚、推進式はエアクッション。手法は機体前方中央に設置してある
大型コイルガン、機体後方には錘の役目もあるのであろう4枚の翼が
設置されていた。
「ああ畜生がーーーー!!作戦前にはあいつ今俺らの仲間の
インディゴプラズマってオブジェクトとやりあってんじゃなかったっけ?!」
「先ほど通信を読み解いたが奴ら・・・報告なしで離れたそうだ。」
「あいつらここぞって時に逃げたのかよ!?」
『クウェンサー特務少尉、これより我々は本来でしたらツイン・カノンのみと
戦うつもりだったがこうなれば仕方ない。こちらの武装には万が一に備えて
対オブジェクト対策の弾丸がある、クウェンサー特務少尉が
オブジェクト・ウイングバランサー、私がツイン・カノン、そして』
『俺達がドローンでしょ?この部隊に入ってから覚悟は決めてましたよ。』
『やってやりますよ!私達プロがやれなくてどうするんですか!!』
2人の言葉にシャルロット=ズームはありがとうと言ってこう続けた。
『それでは各員武運を祈る。』
「了解、行くぞケイ!」
「ああ、私達の戦いを始めるぞ!!」
そう言うと同時に全員が攻撃を始めた。
次回で戦います。