ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 そして新たな戦場へ。


ヴィクトリア島へ。

「そろそろ目的地か、ケイ。今何時だ?」

 「今は明け方前の5時28分だ、機体に入って8時間。そろそろ目的に着く

頃合いだ、やっとこの中から出られるな。」

 ケイの言葉にクウェンサーはそうだなと言って・・・ジョウガンの視線から見える景色が見えた。

 

 

 

 

 

 現在クウェンサー達第37機動整備師団は輸送機の中にいた。

 インディゴプラズマ有する第24機動整備大隊が正統王国に宣戦布告すると同時に彼らはアラスカルートで大西洋を渡りヨーロッパに向かっていたが北極圏の

クイーンエリザベス諸島近海の分厚い氷を砕きながら東方へ行く中で砕氷船と共に

インディゴプラズマ討伐を命じられた正統王国第11空軍と空母有する

第10海軍機甲部隊と衝突。インディゴプラズマは攻撃するがそれと同時に

ブレイディハウンドがストークキャリーで出撃しインディゴプラズマを攻撃、互いに攻撃するも正統王国討伐隊は・・・全滅した。

 だが戦闘中の報告であろう、通信があったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『こちら正統王国第10海軍機甲部隊!インディゴプラズマの足元が炎上し

移動速度低下!!至急応援を!?応援』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この音声を元に正統王国軍は近隣部隊に召集を掛けた、

インディゴプラズマ完全討伐の為に現在国境にて作戦行動中の部隊を除いた

全部隊が・・・招集された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「敵はベーリング海にいる、恐らく奴らは裏で潜水艦や民間のコンテナ船を

利用しているんじゃないかと言う線があるとの報告だ。そして我々は北極圏の

ヴィクトリア島で部隊を展開するというのが作戦のようだ。」

 「部隊はどのくらいあるんだ?」

 「ええとな、私達第37機動整備師団と第46機動整備大隊、

第31機動整備大隊とオブジェクトのアクアスケーター、ブラストガール。

スノウクエイク・アクティブスレッジが参加。MAIlesは我々含めて16機と

近隣から5中隊規模のMAIlesと7個連隊規模の戦車・戦闘機部隊が集結中、

総勢したら兵員2万人、戦車・戦闘機部隊総勢670機、

MAIlesは150近くにも昇る。内乱と言うには大規模な物だ、

だがフリーマン総司令はこの戦いを一刻も早く終わらせるために

召集させたのだろうな。」

 ケイの言葉にクウェンサーは確かになと思っていると機体が下りる音が

聞こえた。

 そしてクウェンサーは映像から既に大規模な部隊が展開を始めているのが

見えた。

 「そういやあだけどインディゴプラズマは何で戦争を起こすんだろうな?」

 そう呟くと通信が来た、相手は・・・ヘイヴィアであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『クウェンサー、インディゴプラズマのエリートの事知っているか?』

 「いや、俺知らないけど知ってるのか?」

 『まあな、エリートの名前は『プライズウエル=シティ=スリッカー』。

血統と言語主義者で典型的な嫌味な貴族だ、自分を中心とした特定の集団のみで

戦争・政治を操れるなんて思ってる馬鹿どもで構成された連中だ。数十年前に

完全廃止した奴隷階級の復活を目論んでいてな、正統王国の経済停滞は

労働力不足だって言う奴でな。そして奴は同時に言語保護活動家だ。』

 「それって言語の話せるかどうかで差別するってあれか?」

 クウェンサーがそう聞くとヘイヴィアはこう返した。

 『そうだ、奴は正統王国の正式言語であるノルウェー語の衰退を

最も恐れてるんだ。だから多言語バンドのメンバー暗殺、外国語学校の爆破と

言った数件のテロリズムに関与していたって噂だ。』

 まあ何れも嫌疑不十分だがなと最後に言い加えるとクウェンサーは眉を潜めて

こう返した。

 「だけど4大勢力の言語だ、確かに今このご時世使用者や継承者不足とかで

言語が絶滅するのは聞いているけどそんな簡単に絶滅しないだろ?」

 「そうだ、だが奴が嫌うのはノルウェー語以外の全て。だが軍の部隊章に

使われているのはクウェンサーなら分かってるだろ?」

 ケイの言葉にクウェンサーはこう返した。

 「決まってる、英語だ。」

 そう言うと今度は・・・シャルロットがこう言った。

 『その通りだクウェンサー中尉、軍事用語やインターネットのタグ、

プログラム言語は全て英語。オブジェクト以前の旧時代の名残だが既に我々は

それが当たり前と認識している、だが『プライズウエル=シティ=スリッカー』はそれを嫌い全ての言語をノルウェー語にするって意気込んで奴はその程度で私達を殺そうとしていた。既に我々は奴に対して攻撃する準備が整いつつある、だが・・『プライズウエル=シティ=スリッカー』には支持者が少数ながら存在している。その中には軍事産業が関わっていて奴は何かをしようとしている、その為には

ここで奴を仕留めなければいけない。』

 そう言ってシャルロットは通信を切ると成程なとクウェンサーはこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 既に多くの人間たちが武器を点検していた。

 兵士たちは持ち前の武器、戦車・戦闘機部隊は自分の機体の、MAIles操縦者は

機体の最終チェックしているのを見るとジョウガンの足元に何人かの

人間たちがいた。

 全員がいかつい兵士たちであったがクウェンサーは何だろうと思って

ジョウガンから出ると男の一人、左目に傷がある大男がクウェンサーの前に出るとこう聞いた。

 「お前さんがクウェンサーか?」

 「ああ・・・あんたは?」

 「俺は元戦車乗りでMAIles操縦者の『ベルント・ベルノルト』だ、アンタに一つ言う事があってここに来た。」

 それを聞いて一体何なんだと構えていると『ベルント・ベルノルト』はにやりと笑って・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「俺達に兵士としての居場所を取り戻してくれたことに感謝しに来たんだ。」




 次回はその意味。
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