ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 これは解決したほうが良い。


気になる事

 クウェンサー達は基地から出ると外には何やら取材している人たちが大勢いたため何だろうと思っていると一緒にいたシャルロットがこう答えた。

 「あれは確かCS放送のスタッフだと思います、この間我々の取材をしていた・・・どうしたんですかクウェンサー中尉。何やら顔色が悪いようですが?」

 「ああ・・・ちょっとな。」

 まさかなと思っていると向こうにいる・・・モニカを見てやっぱりと思っているとケイがシャルロットの携帯に移動してこう言った。

 『あそこにいるのはクウェンサーの幼馴染らしいんだが如何やら

因縁があるようでな。』

 「おいケイ!」

 「成程そうでしたか、でしたら移動しましょう。今は作戦行動前ですから

作戦に支障が無いようにしませんと。」

 「ええとちょっとシャルロットさんって押さないで!」

 シャルロットがクウェンサーの背中を押してモニカ達とは逆方向に向かって

歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「けどこんな不祥事の真っ最中なのによくもまあマスコミ達が

入れるもんだな。」

 「普通でしたら無理でしょう、ですが今回のこの事件に関しては

フリーマン総司令が許可したんです。」

 「何でですか?これ完全に映したらいけないでしょう?」

 「確かにですが、今回の戦闘は世界初のMAIles系統・・・つまりは

人型兵器における戦争です。それに伴いどういう戦闘になるか?

そして何よりも・・・この戦闘がどういう最後になるのかを後世に残すために必要不可欠な事なのです。」

 「後世に・・・」

 「はい、私達がMAIlesを造り上げそして・・・この世界で何を残すかです。」

 「・・・・・」

 それを聞いてクウェンサーは空を見上げながらその事を考えていた。

 オブジェクトの開発者になれば兵器としてその名が残り機体も壊されたとしてもデータバンクが残る。

 だが映像に残るという事は戦争映像において普通だと思うかもしれんがもしこの戦争が映像に残るともなると間違いなく今後の教訓となるだろうと思っていた。

 「本当に・・・何がどうなったらこうなるんだろうなあ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クウェンサーとシャルロットが格納庫の中に入ると何やらミリンダが

クウェンサーの事を待っていたようである。

 「お姫様何かあったのかな?」

 「どうでしょう?聞いてみたらいかがでしょうか?」

 シャルロットがそう聞くとクウェンサーはそうだなと言ってミリンダに近づくとこう聞いた。

 「どうしたんだよお姫様、何かあったのかってもしかしてそのレーションが

不味いとか?」

 「最近でしたら確か軍用レーションの味を真面にするために色々な味が

開発されるらしいですよ?」

 シャルロットがそう言いながら近づくとええとねとミリンダはクウェンサーを

見て・・・こう言った。

 「・・・なんかばあさんのようすがおかしかったんだけど。」

 「婆さんの様子がって・・・何かあったのかな?」

 「クウェンサーも、じじょうはしらないみたいね。」

 「婆さんの様子が可笑しいねえ・・・ちょっと聞いてくる!」

 「クウェンサー中尉!作戦は2時間後に行われますのでそれまでには機体に

搭乗するように宜しくお願いいたします!!」

 「分かった!!」

 クウェンサーがそう答えながら恐らくはオブジェクト用の整備エリアに

向かって行くのを見るとミリンダはシャルロットを見てこう聞いた。

 「あなたはクウェンサーのなに?」

 「私はクウェンサー中尉の部下です、それに彼は未だ戦場に入って

幾ばくかの経験しかなく兵士としては未だ素人同然です。だからこそ私は

彼のサポートをして私抜きでも軍部のあらゆる困難に対しても

乗り越えられるようにさせるのが私の仕事なので。」

 それを聞いてミリンダは確かにと思っていた、クウェンサーは階級はあるが

元々は民間人で留学生なのだ。

 そんな彼が最前線に出ていること自体が異常だという事を改めて実感していた。

 「そうだよね・・・わたしがアラスカであのときやられたから。」

 「ですが何時かは誰かがジョウガンを見つけていたはずです、そしてもしそれが信心組織が得ていれば間違いなくこの戦争は信心組織が優勢になっていました。

それに彼らは幾らクウェンサー中尉が留学生であったとしても間違いなく

殺されていたはずです。そう考えれば彼だからこそジョウガンを

使いこなしたのです、そしてそのおかげでこの第37機動整備師団は

生き残れているのですから・・・気に病まないで下さい。」

 「・・・・・うん。」

 それを聞いてミリンダはこくりと頷くとクウェンサーを見てこう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「わたしも・・・がんばらなきゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「婆さんいるかあ?」

 クウェンサーが整備室で大声でそう言っていると廃語から・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なんじゃい小僧、儂にようかい?」

 アヤメがそう聞くとああなとクウェンサーはミリンダがアヤメの事

気にかけているというとアヤメはクウェンサーに向けてこう言った。

 「着いて来な。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「このクレーン車ってうちのじゃないですよね?」

 「ああ、あれは向こうに置いてきたよ。輸送機に乗せるのには

限度があるからね。」

 そう言うとええとと言って何か探している様であるがクウェンサーは

近くにあったデジタル写真立てを拾ってこう聞いた。

 「これ・・・婆さんのお孫さんですか?」

 そう聞くとアヤメは・・・こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そいつは儂じゃよ、日本から正統王国に亡命する前のね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『・・・・え?』」




 次回こそは・・・出撃したい。
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