ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。 作:caose
今から数分前。
工事現場用の簡易信号にてヘイヴィアが乗っているタクシーに・・・突如として
いきなり中年男性が乱入してきたのだ。
「何だよ一体!手前何処の奴だって・・・大丈夫かよアンタ!?」
ヘイヴィアがそう言って強盗の可能性を考慮して腰のホルスターにある
大型拳銃を抜く手前で頭から血を流している男性に向けてそう聞くと中年男性は
ヘイヴィアに向けてこう聞いた。
「あんたもしかしたら『正統王国』の兵士サンかい!?」
「あん?」
「通報したいんだ!とんでもない事件が起きるって言う情報を知って・・・
速く何とかしないとあんたの所属している『正統王国』が危ういぞ!!」
「ちょちょっちょちょっと待てよ!オセアニアの治安維持は軍じゃなくて
警察の特殊部隊なんだぞ!!それに俺はこれから爆乳サンタを拝みに」
ヘイヴィアがそう言いかけていると後と中年男性はヘイヴィアに向けて
こう言った。
「もうすぐ私を追っている連中が来るんだが。」
「それ先に言えよ!!」
ヘイヴィアがそう言って中年男性をタクシー空引きづり下ろして雑踏の中へ
逃げ込んだと同時に複数のサブマシンガンらしきものから数百発の弾丸がタクシーを蜂の巣にして・・・爆発したのだ。
尚運転手はヘイヴィアが出たと同時に脱出しているため事無きを得た。
「私の事は『ロイス』と呼んでくれ、『情報同盟』系のジャーナリストだ。」
「いきなりファーストネームで然も相手が野郎ってどういう状況何だよこれ?」
「私としてはさっさとバトンタッチして元の生活に戻りたいんだがね。」
「勝手に巻き込ませておいてその口調はどうだよ手前は!俺に
全責任押し付けたら戦争条約何てフルでシカトシテそのがら空きの背中に
鉛玉ある限りぶち込むぞ!!」
ヘイヴィアはそう言いながら『ロイス』と共に雑踏の中を走っていた。
追手は自動車で来ていたようであるがこの状況下では走ったほうが都合がよく
向こうが降りた時には既に姿を晦ましているであろう。
そしてヘイヴィアは街中にアル昼に立ち寄ったコーヒー屋(夜は酒場)に
立ち寄ると店主は覚えていたのであろうヘイヴィア二向けてこう言った。
「あれ昼の軍人さん?どうしたんだいそんなに慌てて。」
「悪いが・・・水と・・・何か・・・簡単に摘まめるものくれ!」
「あいよ、そっちのおっちゃんもそれで?」
「ああ・・・頼む。」
あいよと店主はそう言って水と簡単に摘まめるものという事で
野菜スティックを出すとヘイヴィアは水をがぶりと一杯飲んで『ロイス』に向けてこう聞いた。
「それで?『情報同盟』のジャーナリストが何しに来やがった?」
下らねえ事なら承知しねえぞと暗にそう言うと『ロイス』はこう答えた。
「私は仕事とプライベートの両方の理由で来ていたんだ。」
そう言って携帯を触っていると『ロイス』はこう続けた。
「・・・娘がここに派遣されているって聞いてね、どんな場所で
何をしているのか自分の目で確かめたくなったんだ。」
「・・・軍関係かあんたの娘?」
ヘイヴィアは怪訝そうな表情をしながらそう聞くと『ロイス』はああと言って
こう続けた。
携帯電話を弄っているという事は恐らく娘の写真があるのであろう携帯電話を
見ながら『ロイス』はこう続けた。
「まだジュニアスクールに上がる前なんだが・・・少々『適正』が
ありすぎたんだ、未だに『正統王国』のプリンセスに憧れるような・・・
まだ7歳になったばかりの高飛車な口調も笑い方もそうしたことなんだが
周りの大人たちが面白がってプロデュースしてしまってね。今でも舞台の上で
変わらずだから部隊の方ではどういうことしているのかメールで
書かれないものだから直接見に来たんだ。」
「まあ軍事関係ならって・・・ちょっと待てよ?高飛車な・・・適正・・・
まさかあんたの娘って・・・嫌ねえなどう見ても年齢あってねえし。」
ヘイヴィアはもしかしてと思って一瞬だがおほほを思い出したが違うなと思って頭から忘れさせるとヘイヴィアは『ロイス』に向けてこう聞いた。
「まさかそっちが追われている理由か?」
「いや、本命は仕事。私の仕事は『情報同盟』軍の活動が適正に
行われているのかを民間レベルで調査する外部調査官的な仕事をしていてね。
無線を傍受したりしていたんだけどその中で気になるキーワードを
見つけたんだ。」
「キーワードって・・・何だよ一体?」
ヘイヴィアがそう聞くと『ロイス』はこう答えた。
「『反オブジェクト』と同時に『正統王国』保有起動兵器コードネーム
『ホワイトデビル』の奪取ないし情報を手に入れる事・・・これだ。」
それを聞くもヘイヴィアはないないと言ってこう続けた。
「あほか?オブジェクトは大型水爆を最大威力で直撃させたとしても
びくともしないし『ホワイトデビル』?あれは整備基地の最も厳重な場所で
保管されてるし遠隔操縦ですら無理。連中のそんな事どうやって?」
ヘイヴィアがそう言っているが『ロイス』はいぶかし気にこう言った。
「いや、向こうは出来ると踏んだからこそこの計画を知った
私を殺そうとしている。つまりは・・・そう言う事だ。」
そして場所はまた変わって。