ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 闘いが始まる。


攻防戦

「(・・・キッカー、ネクサ。逃走時間を考慮すれば限界時間は5分、4分以内に

あの2人を殺すぞ。)」

 「(了解、だが相手の獲物はライフルだ。射程距離が違う。)」

 「(分かった、俺が囮になって動きを止める。キッカーとジャンキスは裏手に

回って奴らを殺せ!)」

 「(おいよせネクサ!敵はアマチュアじゃねえ!!本物の『正統王国』の

軍人だ!?こいつを俺達3人だけで殺せれるのかよ!)」

 「(今やらないで何時やるんだ!俺達はオブジェクトを破壊してホワイトデビルを奪いそして俺達はこの世界の過ちを正さなきゃ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・世界がオブジェクトで滅びる前に!あの起動兵器を使って

全てのオブジェクトをこの世界から消すんだ!!)」

 それが俺達の目的だろとネクサが言って前に出たと同時に今度は安っぽいが

音が高くなったのでもしかしてとキッカーがネクサに向けてこう言った。

  「ネクサ!奴のライフルは玉切れになった!!拳銃なら動きながら接近して

叩ける!?俺達が援護に回るから撃ちまくりながら近づくんだ!」

 キッカーの言葉にネクサは分かったと言ってうおおおおおおお!と

大声上げながら走ると同時にキッカーとジャンキスがダンプカーから出て

マシンガンで攻撃しようとして・・・キッカーが頭を撃ち抜かれた。

 「あが」

 「キッカー!」

 「キッカー・・・!」

 ネクサが振り向いた隙にネクサの頭が・・・撃ち抜かれた。

 「・・・・・え?」

 「ネクサ!?」

 何でと思った瞬間にジャンキスはあるものを見て・・・あ・・・と呟いた。

 そこで目にしたのは・・・ライフルを構えたヘイヴィアであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(ああ糞・・・玉切れは囮で本当は俺達を全員殺すための虚偽・・・畜生・・ここ迄なのかよ・・・!!)」

 それを考えたジャンキスが立ち上がってうおおおおおおお!と言いながら

弾幕を張るが・・・無情にも頭に命中して絶命した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘイヴィアは下に降りて死んだ彼ら3人の遺体から荷物を漁ってみると

出てきたのは・・・幾つもの弾頭であった。

 「クソッタレ、あいつら『科学燃焼型弾頭』を持ってやがった。他にもナフサや幾つもの燃料や薬品、これだけあるなら水じゃあ消せねえ3~5キロ四方を

焼き尽くす爆弾になっちまうぜ。」

 するとロイスがこう返した。

 「ようは大きな火炎瓶ってところだな、動画共有サイトにもあったぞ。」

 「弾頭は手作りだ、恐らくはこいつを巡航ミサイルや移動式ランチャーにでも

ぶちこませるつもりだったようだ。最大射程距離は1500㌔、

地形凹凸処理式誘導方式を採用しているが成程な。こいつで整備兵や兵隊を

ぶち殺してその間にジョウガンを分捕るか・・・大した連中だ、だけどどうやってこいつを使う事だが。」

 どうやるんだと思っているとロイスは恐らくと言ってこう続けた。

 「恐らくは空中で爆発して焼夷弾みたいにして散らばらせて

広範囲に燃やすといったところだな。まあミリタリー系サイトの

受け売りだがなって・・・ジョウガン・・・ホワイトデビルの名前が其れか・・・名前があるのとないのとでは内容に違いが出るからな、だが・・・

『クラフトサラマンダーⅢ』か。」

 そう言う名前は確か昔あったなと呟くとヘイヴィアはデータを調べて

こう言った。

 「『クラフトサラマンダーⅢ』の射程距離と都市部・整備基地周辺の分布図を

考えてそうだな・・・そういやあだが何で『情報同盟』のアンタが

俺ら『正統王国』を助けるんだ?『情報同盟』が狙われねえって事は

あんたの娘だって無事なんだろうし。」

 ヘイヴィアはロイスに向けてそう聞くとロイスはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「理由は仕事とプライベート両方にあってな、報道人としては

オセアニアの無実の人達がこんな奴らの為に殺されるなんて許されない。

情報公開すれば危機が増大すると思うが一時的な統制なんてして

何も守れなかったらそれでこそ情報提供の意味はなくなる、今から情報公開しても避難に役立てられないと言われても私は自分で手に入れた情報を

全く別の方法で活用して回避させるべきだ。」

 「プライベートは?」

 何だよと聞くとああそれなとロイスはこう続けた。

 「聞いているだろ?ここには俺の娘が派遣されているんだ、

ここでクリーンな戦争を維持する事で娘の安全を担保できるのに

それが無くなったらその担保が無くなるし『情報同盟』でも機動兵器を

開発しているって話でな。そうなれば娘はまだジュニアスクールにすら

入っていない、無論軍部で得た情報の漏洩防止のために幾つかの制約を

課せられるがそれでも娘が帰ってくるまでの間はそんな危険を摘み取るし

それに・・・」

 「?」

 ヘイヴィアは何だと思っているとロイスは・・・アハハと笑ってこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「父親として娘には胸を張ってこう言いたいんだ、

『お父さんは悪い奴らをやっつけた正義の味方だぞ』って言いたくてな、

恰好位は付けさせてくれよ。」

 そう言うとそうかとヘイヴィアは少し笑みを浮かべてこう言った。

 「そうか、だったらやる事は変わらないな。先ずは奴らの攻撃ポイントを

算段しないとな。」

 「無線を傍受したが奴らは攻撃するための準備を始めているって言う報告だ、

あいつら全員は本命の準備に駆り出されているからな。」




 そして次回へと続く。
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