ヘヴィーな戦場はオブジェクト岳じゃ済まない。   作:caose

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 兵士は何処だっているさ・・・そう、何処にでも。


アスリート兵について

アスリート兵、それはアスリート用に調整されたオブジェクトのエリート養成に伴う

手術形式を施した人間の事を指しその能力は並のアスリートを凌駕するほどの力を

発揮するのだ。

 そんな中で北欧禁猟区から来たマリーディは普通であるが同時に戦闘経験に於いては

一流である。

 「不要な兵隊が行きつく先か・・・あたしらみたいな奴らにとっちゃあ丁度いい

お見え場所だな。」

 マリーディはそう呟きながら天井を見上げていると・・・声を掛けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はああい、貴方が『白の魔女(ホワイトウイッチ)』かしら?」

 「・・・誰だアンタ?」

 マリーディがスポーツブランドのジャージの上から白衣を纏った緩くウエーブした

茶色の短髪でフレームのない眼鏡が特徴の女性が肩に下げた大きな保冷パックを持って

やってくるとこう聞いた。

 「はいはーい、怖いこわーいお注射の時間でちゅよー。お嬢ちゃん・・・

底上げの方はどうするかしら?」

 「・・・時間差輸血、それ以外はいらねえよ。」

 「ちぇー、筋肉増強剤に鎮静剤とか狙撃の手ぶれ補正が出来る薬物も持ってきたのにちょっとは冒険しなよ~~。」

 そう言うのは『ステイシー=パーメット』、ドーピング専門の薬剤師にして色々と

薬物学の知識を持つ医療系統の・・・闇医者である。

 するとマリーディは『ステイシー』に向けてこう続けた。

 「テクノピック出場者の平均寿命がどんなもんか知ってるか?」

 「そ・れ・は!暗殺等も響いてることも忘れないで欲しいねえ。」

 「うるせえ、平均年齢が27歳。暗殺もあるがドーピングの過剰摂取と過剰投与で

内臓異常、血液障害、脳におけるあらゆる障害で死亡率が7割弱。あたしら傭兵は

命と金が第一なんだからな。」

 するとアリシアはマリーディに続くかのように『ステイシー』に向けてこう続けた。

 「今回のシュートアスロンはスポンサー様提供の新型ライフルの

性能アピールの為ですから銃以外の狙撃性能を上げる事だけは

やめて頂きたいのですが。」

 「って言う訳でどんな薬があったとしてもあたしは薬で疲労を抑え込むと

自分で自分の体の状態に気づきにくくなるから逆に狙撃時の細かい調整が出来ねえし。」

 そう言うと・・・『ステイシー』はマリーディに向けてこう返した。

 「まあケミカルな薬を使わないから時間差輸血は体に優しい何て・・・考えないほうが良いでしょ?」

 そう言いながら『ステイシー』は大きな保冷パックから輸血用の血液が入ったパックやチューブ等を取り出しながらこう続けた。

 「本来以上に血液量を増やすのは血圧の上昇を意味するわ、この影響は

特にスタミナ消耗を速めらせる長距離走に大きく出て普段通りのペースで走ろうものなら血管に莫大な負荷がかかるって言うリスクを忘れないでね♪」

 「難儀なもんだぜ、ドーピングなんて一喜一憂するもんだな。」

 マリーディは全身を覆うフライトジャケットの肘まである手袋の様なパーツを

取り外して肌を出すと輸血用の針が刺さるのを見るとそう言えばと言って護衛の男が

こう呟いた。

 「日々各種薬剤で徹底的に体を強化しウエアやシューズにまで

手を加える事なんてしなくて給水地点のドリンクに必要な奴混ぜれば良いだろ?」

 そう呟くとマリーディはこう返した。

 「まあ所詮はスポーツだ、サッカーだって『何で手を使わないんだ?』って言う

レベルの常識的な事と同じだ。『それがルールだから』てしか答えれねえだろ?」

 そう言っているとアリシアが時間の事を伝えるとさてととマリーディは

立ち上がってライフルを持ってこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さてと・・・世界最大規模のコマーシャルと行くか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それにしてもでけえな、この人工島はよ。」

 海燕がそう言いながら観客席からスタジアムを見ているとそういやあと言って

こう続けた。

 「新制琉球諸島・・・あれはどのくらい入り込んでんだ?」

 海燕がそう聞くと付き人らしき兵士がこう答えた。

 「現在72%がこちら側です、後は例の機体を彼が動かしならせれば・・・

作戦の第3段階に移行できます。」

 「そうか・・・ジョウガンから始まってあれからここで続いてそして・・・

三番目のアイツが俺達の世界を変えちまう。」

 海燕はそう言いながら空を見上げるがそれにしてもと言ってこう続けた。

 「暑いなここは、こんな中を3日間・・・其れも一日2,30キロのペースで

行くもんだから面倒臭いな本当に。」

 「仕方ありません、シュートアスロンの本文は足の速さだけではなく長距離歩行の中で射撃を行い疲労の中の精密な戦い方を行分ければなりません。」

 「そうかよ・・・アスリート兵や傭兵がごまんといる中で面倒なことだぜ。」

 『シュートアスロン女子一日目、開始まであと10分です。選手の皆様は各員配置についてください。』

 「始まるな?」

 「はい・・・先ずは見届けましょう・・・お遊びと言う名の代理戦争を。」




 次回はシュートアスロン。
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