夢魔の主~或いはナザリック地下墳墓のメンヘラコミュ障ぼっち~   作:(╹◡╹)

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ナザリック心得その2.『最後は笑顔で』

 ここで少し時間を過去へと遡らせよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは体感型仮想ゲーム『ユグドラシル』が12年に渡るサービスを終わらせるその日のこと。

 ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』第九層・円卓(ラウンドテーブル)にて。

 

「すみません。出来れば最後までご一緒したかったんですけれど、もう、そろそろ体力が…」

 

 別れの時を惜しんであれこれと会話を交わしていた黒い粘体(スライム)が掠れた声で限界を告げてくる。

 

「あ、すみません! ヘロヘロさんの体調も考えずについ話に夢中になってしまって…」

「あぅ… ひ、引き止めてしまってごめんなさい… でもお話しできてすごく嬉しかったです…」

 

 別れの寂しさと明日がある人を長々と引き止めてしまった申し訳無さ。

 二つの気持ちから【(。ŏ_ŏ)】アイコンを乱舞させモモンガとさくらもちは黒い粘体を見送る。

 

 感情表現が限られているユグドラシルではエモーションサインも立派な感情伝達手段だ。

 

「……えぇ。僕も、今日モモンガさんとさくらもちさんにお会いできて本当に良かった」

 

 ヘロヘロと呼ばれた黒い粘体も精一杯に【(≧◡≦)】アイコンを振り撒きながらそう語った。

 

「お二人と話しててあの頃の楽しかった思い出が甦りました。……明日からも頑張れそうです」

 

 ヘロヘロは所謂ブラック企業に勤めるプログラマーである。

 健康状態は常にオールレッドを超過し、彼が過酷な労働環境に身を置いていることが窺える。

 

 だからこそ、彼の軽い口調に隠された悲壮な決意に二人は何も返すことが出来なかった。

 

「無責任で一方的な、つまらない約束をしますね? ……また、どこかでお会いしましょう」

 

 それは凡そ不可能とも言えるほどの途方もない約束。

 けれどその約束に込められたヘロヘロの想いはモモンガとさくらもちの二人に充分に伝わった。

 

 感極まった二人は一も二もなく頷く。リアルだったら号泣していたであろう。

 そんな二人の様子を何処か安心したように見詰めながら、ヘロヘロは静かにログアウトした。

 

 そして、円卓(ラウンドテーブル)を暫しの静寂が支配する。

 

 

 

 

 

 

 右頬を円卓に乗っけながら、さくらもちが口を開いた。

 

「はぁー… その、やっぱり終わっちゃうんだなぁ、って気がしますね…」

「そーですねぇー…」

 

 モモンガも大きく椅子の背もたれに身体を預けながら相槌を打つ。

 

 味覚と嗅覚が遮断され触覚も大幅に制限されたユグドラシルでこのようなポーズはほぼ無意味。

 されど思い思いの姿勢で脱力しながら言葉を交わそうという意味で暫しこのやり取りは続く。

 

 何処かやりきれない雰囲気で、草臥(くたび)れた様子のモモンガがそっと呟く。

 

「最後だしギルメン全員にお誘いメール送ったけど、来てくれたのはヘロヘロさんだけかぁ…」

「あ、あれ…? てことは、あー… アレってそういうことだったんですね…」

 

「? あれ、なんかあったんですか?」

「あ… いえ、今日タブラさんにもお会いしてたもので。そのメールのおかげかな… って」

 

「えっ、マジですか!? いつ頃ですか!?」

「ご、午前中だったかなと… す、すみません。詳しい記録は後でデータロガーを確認すれば…」

 

「あ、いえいえ。そこまでは… ていうか、くぁー、ニアミスかー! 惜しいことしたなぁ!」

 

 ところで先程モモンガはギルドメンバー全員にお誘いメールを送ったと言ったがソレは誤りだ。

 さくらもちにだけはそのメールを送り忘れていたのだ。

 

(やっべ… いてくれるのが当たり前過ぎてさくらもちさんにだけメール出し忘れてたよ、俺…)

 

 会話を続けながら内心で冷や汗を垂らすモモンガ。勿論理由らしきものはなくはない。

 

 ギルド加入以来、短時間であれ毎日INする彼女に敢えて送る必要性を感じなかったのが発端。

 しかし送らないのも果たして如何なものかと頭を悩ませているうちに期日が迫ってきた。

 

 焦って一先(ひとま)ずさくらもち以外のメンバーに一斉送信し、そしてそのまま忘れてしまったのだ。

 それを仲間外れにしたと取られればご機嫌取りに少なからず難儀していたことであろう。

 

 何故なら彼女は疎外されることを(こと)(ほか)恐れ、そう感じればトコトンまでいじけてしまうのだ。

 さくらもちがいじけても実害はさしてないのだが、メンバーの気苦労はすごいことになる。

 

 以前に悪戯好きのギルドメンバー『るし☆ふぁー』が悪戯を仕掛けた時などは酷かった。

 頭から毛布を被り、私室に鍵を掛け、三日三晩(毎日ログインしながら)閉じこもったのだ。

 

 サービス最終日にあんな悪夢を繰り返されたくないと震えつつモモンガは話題の転換を試みる。

 

「しかし、タブラさんかぁ… 俺もしばらく会えてなかったし会ってみたかったなぁ…」

「あ… その、モモンガさん宛てに伝言預かってます… けれど…」

 

「お、マジですか!? どんなのです? 是非是非、聞かせて下さいよっ!」

 

 モモンガが身を乗り出して尋ねれば、さくらもちは慌ててパネルウィンドウを操作し始める。

 程無く、録音されていた音声が再生される。

 

『モモンガクン、さくらもちクン。……アインズ・ウール・ゴウンと我が娘たちを宜しく頼むヨ』

 

 そして再生は終了した。

 

「……えっと、以上です」

 

「みじかっ!?」

「う、うへへ… もっとないですかって聞いたんですけど… や、役立たずでごめんなさいぃ…」

 

「い、いやいや! さくらもちさんが謝ることじゃないですよ! 充分嬉しいですし、うん!」

「そ、そう言っていただけると… ただ、サービス最終日に言うには意味深な内容ですよねぇ…」

 

「う~ん… 普段から謎めいた人だったしなぁ。ま、いつもの役作りの一環かもですけれどね」

 

 タブラ・スマラグディナはギルド内の設定やギミックに異才を発揮したメンバーであった。

 そしてギルドメンバーの中で誰よりもロールプレイに強いこだわりを見せていた。

 

 深い神話の造詣から、何処か飄然(ひょうぜん)としたミステリアスな印象を抱かせる人物でもあった。

 思わせぶりなことを呟き周囲の反応を楽しむ悪癖もあったために要注意人物でもあったのだが。

 

 結局考えるだけ無駄との結論に至り、この話題はこれまでということに決着するのであった。

 

 

 

「……けれど、そっかぁ」

 

 何処か茫洋(ぼうよう)とした雰囲気を漂わせながら、深い溜め息の後にモモンガは小さく(こぼ)した。

 

「……なにがです?」

 

 さくらもちが顔を上げて、モモンガの言葉の続きを待つ。

 そんな彼女に【(。ŏ_ŏ)】アイコンを送りながらモモンガは言葉を重ねた。

 

「いや、今日もっと早くINできていればユグドラシル最終見学ツアーとか組めたかもなって…」

「むふ、むっふっふー…」

 

「? どうしたんですか、さくらもちさん。……って、その笑い声、まさか?」

 

 モモンガの推測に応えるように【(≧◡≦)】サインを送りつつさくらもちは小さく∨サイン。

 円卓の上にジャラッと各エリアの珍しいアイテムやスクリーンショットの数々が放り出された。

 

 アイテムマニアのモモンガとしては、たとえガラクタであろうと宝の山にしか見えない。

 

「ちょ、おま! こんなサプライズがあるなんて… さくらもちさん、アンタ最高かよ…!」

「うへへ… も、もっと褒めて下さい… もっと褒めて下さい… うへへへぇ…」

 

「他メンも見てたら喜んでたんじゃないですかね? 結果としてヘロヘロさんだけでしたけども」

「はい… 最初はそう思ってたんですけど無駄に刺激を与えるのもどうかな、って…」

 

「あ、うん… ヘロヘロさん、興奮し過ぎて一度リアルで吐血したことがありましたもんね…」

「……ぁぃ。というか申告したのがあの1回なだけでもっとやらかしてる可能性だって…」

 

「………」

 

 リアルの深い闇を垣間見てしまった気がする。

 

 いやリアルの深い闇は今更だが、現実逃避気味にはしゃいでいたのに改めて実感してしまった。

 少し白けたような、それでいて終わりの刻限を再認識したような、そんな曖昧な感覚を。

 

 どちらからともなく無言となり玉座の間を再び静寂が支配する。

 

 そんな空気に二人して浸ってしまうことを恐れたモモンガは、唐突に静寂を打ち破る。

 

「そ、そういえば… その、さくらもちさんは大丈夫なんですか?」

「? ……な、なにがでしょ?」

 

「いや、明日のお仕事とか。午前中からINしてたって話ですし、別に無理して残らなくても…」

 

 本音を言えば思い入れ深いギルドの最後の瞬間は掛け替えのない仲間とともに迎えたい。

 それがモモンガの偽らざる本心である。

 

 しかし、それはそれ。

 

 そんな自分本意な感情のために盟友を犠牲にするつもりは、彼には更々なかったのである。

 ……例えそれが、無様な痩せ我慢だと後ろ指をさされようとも。

 

 そんなモモンガの問いに対するさくらもちの回答は、至極あっさりしたものであった。

 

「……あ、その、今日は最後まで大丈夫です。……お仕事、辞めてきましたから」

「あぁ、そうだったんですね。なら俺の取り越し苦労ってことで… ──え? マジで?」

 

「……ぅ、うへへ。……ま、マジなんですよねぇ。これが」

 

 思わず絶句してしまうモモンガ。

 

 モモンガとさくらもちが生きる西暦2138年の日本は決して生易しい世界ではない。

 むしろどこぞのディストピアゲームも裸足で逃げるだろう過酷な環境に他ならない。

 

 仕事を持たぬ市民に居場所はなく、また、生きる術だって存在しない。

 有り体に言えば、無職ということは『死へと片足を突っ込む』こととほぼ同義であった。

 

 基本ギルドメンバーに嘘はつかないさくらもちのことだから、それは事実なのだろう。

 

「……しかし、また、なんだってそんな思い切ったことを」

 

「も、もともと… お、お仕事が増えてきてて困っていたっていうのもありますけど…」

「あー… 最近INする時もしんどそうでしたもんね…」

 

「そ、それでも今日この日だけは、って… 前もって休暇申請してたんですけど…」

 

 この世界に暮らす普通の人間であったならば仕事が増えることは基本歓迎する。

 ディストピア社会だが、いや、ディストピア社会だからこそ給与はしっかりしているのだ。

 

 ヘロヘロですら(使う暇がないことを除けばだが)給与には不満を漏らしたことはない。

 

 けれど、それは飽くまで『普通の人間』の価値基準にすぎない。

 

(なるほど、なぁ…)

 

 自分が同じ立場だったとしても、同様のストレスを抱えていたことは想像に難くない。

 モモンガはさくらもちに対し言葉に出さないなりに、胸中で共感の意を示していた。

 

 同じくユグドラシル沼に浸かった者として、その懊悩(おうのう)が嫌というほどに理解できたのだ。

 

「け、結局… 無視されて今日もお仕事入れられちゃってて、つい、カッとなって…」

「辞表を叩きつけちゃった、と?」

 

「……ぁぃ」

「すっげぇ… 俺『書かされる』以外で辞表を提出しちゃった人、初めて見たかもですよ」

 

「う、うへへ… わ、私、おバカ、おバカ過ぎて… うへへ、ごめんなさい…」

 

 声がくぐもっている。きっと、リアルのさくらもちは泣いているのだろう。

 ……確かにさくらもちの言う通り、この振る舞いは愚か者のそれである。

 

 そんなことはこの世界の常識であるし、誰よりもさくらもち本人が強く自覚している。

 しかし、それとは別にモモンガの胸の中にある種の感動が芽生えたことも確かだ。

 

 どうせ一度辞表を提出しちゃった以上はどうしようもないのだ。

 

「いや、でも、俺はすっごく格好いいと思いますよ。さくらもちさんのこと」

「……そ、そそ、そうですかね?」

 

「はい。それに、俺、すっごく感動してます。ここまでギルドのこと想っててくれて…」

 

 それにこれがサービス最終日。

 どうせ恥の掻き捨てならば、とばかりに思い切ってさくらもちを褒め称えることにした。

 

 彼女が企業側に一泡吹かせたというのならば、喝采(かっさい)したい気持ちもあったからである。

 

 しかし…

 

「む、むしろ… わた、私のほうが『ありがとう』なんですよ…」

「……さくらもちさん?」

 

「わた、私ってダメ人間で… 性格も悪いし… だ、だから誰からも必要とされなくて…」

「そんなことは…」

 

「でも! ……ここだから。みなさんのおかげで私が私でいられたんです。だから、その…」

「………」

 

「あ、当たり前のことなんです… むしろ、『ありがとう』は、こっちなんですぅ…!」

 

 涙声で聞き取りにくい言葉の数々。

 ところどころ言葉を詰まらせ鼻水をすすりながらも、それでも、彼女はそう言い切った。

 

 ……逆にモモンガの方が圧倒されてしまった。

 

 勢いで辞表を叩き付けてしまったことを後悔しているに違いない。

 愚痴でもなんでも吐き出させながら持ち上げてあげることもやぶさかではない。

 

 そんなことを思っていた。

 心の何処かで、いつも大人しい控え目な彼女のことを見縊(みくび)っていたのだ。

 

 ……とんでもなかった。

 

 彼女はこの最後の時間で、(あふ)れんばかりの感謝の言葉を伝えてきてくれた。

 このギルドで過ごしてきた時間は間違いなんかじゃない、と。

 

 リアルを捨ててでも、彼女なりの精一杯でそう叫んでくれたのだ。

 

 それは無謀だったかもしれない。考え無しだったかもしれない。

 けれど、果たして同じことができる者がこの世界にどれだけいるであろうか。

 

(少なくとも俺は出来ないし、さくらもちさんにそれが出来るなんて思いもしなかったなぁ…)

 

 モモンガは知らず知らずのうちにさくらもちを見下していた己に気付き、猛烈に恥じた。

 

 けれど、自分が今すべきことはさくらもちの言葉に落ち込むことではない。

 そう理解したモモンガは、常よりも少しだけ意識して陽気な道化として振る舞った。

 

「……まったく。さくらもちさんってば、大概に『ユグドラシルバカ』ですよねぇ?」

 

「ぐすっ… えっぐ… ふ、ふふふ、モモンガさんだってそうじゃないですかぁ…」

「あれ、そうでしたっけ? でも、さくらもちさんほどじゃないかなーって… ははっ!」

 

「う、うへへ… モモンガさんったら…」

「はは、ははははは…っ! いやぁ、面目ない」

 

 二人して笑い合う。

 決して崩壊の時なんかに負けたりしない、とばかりに。

 

 そして笑い声が収まると、どちらからともなく席を立った。

 

「そろそろ時間ですけど… 最後の時は玉座の間で、なんてどうですか?」

「は、はい… いいですね… け、結局一度も攻め込まれませんでしたし…。あ、じゃあ…」

 

「?」

 

 首を傾げるモモンガを後目に、さくらもちは立て掛けられ飾られていた杖を手にする。

 そして、とててて… と小走りに戻ってきてモモンガへと差し出してきた。

 

 スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン。

 

 ギルドの象徴として盛り盛りに属性が付与されまくった神器級(ゴッズ)アイテムである。

 破壊された場合はギルドもまた崩壊されるために、これまで一度も使われたことがない。

 

 しかし、今はサービス終了日という最後の機会。

 せっかく武器として作られたコレを一度として持たないまま終わるのも忍びない。

 

 そんな内心を抱きつつ、モモンガも差し出されたソレを笑顔のまま素直に受け取った。

 

「ありがとうございます。……じゃ、いきましょうか」

「……ぁぃ」

 

 円卓を出て、第9層から第10層へと差し掛かる。

 

 途中で、メイド集団『プレアデス』とその統括者である執事長『セバス』が佇んでいた。

 モモンガがサインを送ると予め定められたプログラムによって彼ら彼女らが付き従う。

 

 そして第10層。

 

 半球状の部屋『ソロモンの小さな鍵(レメゲトン)』を越えて、玉座の間へと到着する。

 綺羅びやかなシャンデリア、精緻を極めた彫刻像、見るからに上等な真紅の絨毯が出迎える。

 

 そしてその最奥、NPCアルベドが静かに佇む真横に水晶でできた玉座が鎮座している。

 

 ──【諸王の玉座】。

 

 ユグドラシルでも限られた手段でしか入手出来なかったワールドアイテムである。

 

「さ、ささ… モモンガさん、座って座って… ささ、ずずいっと…」

「ちょ、押さないでくださいよ!? さくらもちさんー!?」

 

「う、うへへ… ご、ごめんなさい… 最後だからって調子に乗っちゃって…」

 

 そう言われてしまっては返す言葉もなく、モモンガは大人しく玉座へと腰掛けた。

 杖を持ったまま腰掛けると、なんとなく偉くなったと錯覚してむず痒くなってしまう。

 

 手持ち無沙汰になったモモンガは、つい、さくらもちに問い掛けた。

 

「ど、どうですかね…?」

「ふふ… とってもよくお似合いです。……モモンガさんがギルド長で、本当に、良かった」

 

「……さくらもちさん」

 

 刻限が迫っている。

 

「俺も、さくらもちさんと一緒に冒険できて、最高に楽しかったです…!」

 

 もう残り一分すらない。

 

「わた、私も… はい、モモンガさんやみなさんのおかげで、すごく… すごく…っ!」

 

 嗚咽の声。

 もはや言葉にもならないのであろう。

 

 エモーションの【(≧◡≦)】アイコンが飛ばされてくる。

 それに自分も応じながら、更に言葉を紡ぐ。

 

「最後は笑顔で、【例のアレ】で締めましょうか。せーの、でいきますよ?」

「……ぁぃ、はいっ!」

 

「せーのっ!」

 

 

   (≧◡≦)

 

 

 

 

                               (≧◡≦)

 

 

 

          (≧◡≦)

 

 

 

 

 

 ──23:59:52

 

 

 

 

 

 

 

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれッ!」

 

 

 

 

 

 

 

          (≧◡≦)

 

 

 

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      (≧◡≦)

 

 

 

 

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                   (≧◡≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──00:00:00

 

 

 

 

 

 その瞬間、『世界』は切り替わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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