キャラをしっかりと再現したいので半端なキャラになりそうだと出し渋っちゃうんですよねぇ(^^;;
その点オリキャラはやっぱ使いやすいし比率が高くなっちゃうのかもしれません(´・ω・`)
アニメを見直して勉強せねば!
「こちらが買取査定額です。ご了承いただけるのであればこちらにサインを」
オルガがサインを書くと、業者の男は会釈とありきたりなビジネス的な挨拶だけして帰っていった。
「思ったより高く売れたな」
「あぁ、全体的にそこまで大きな破損がなかったからみてぇだな。コックピットは取り換えれるから汚れは気にならねーし」
「さーて、出発は明日の昼だし……飲むか!」
「おう、またしばらくテント生活になるんだし、ベッドで寝れるうちに色々やりてぇな」
明日からまた始まる仕事に向けて英気を養うための計画を楽しそうに話していると、何やら外が騒がしいことに気づいた。
「
倉庫の入り口の方へと向かって歩き出すと、ジャラジャラと鎖を引きずる様な音が聞こえてくる。
「…………ッ!?な、何じゃありゃあ!?」
入り口から現れたのはフレイヤ。しかし、明らかに様子がおかしい。というか様子どころじゃなく何もかもがおかしかった。
鋭い目つきに乾いた赤黒い何かが付着している両手、鎖を引きずっていて、その先には、おそらくそれなりの距離を引きずられたことが原因であろうボロボロの服を着て、何度も殴られた様な跡がある男が繋がれていた。
倉庫内にいた団員全員が状況を飲み込めず、ただ唖然とした表情でフレイヤを見つめている。
「………お、おい。なんだそれは……」
他の団員と同じ様に固まっていたオルガだったが、やっと口を開いた。
「後で話します」
「……後でってお前」
「布と金槌」
「……」
「布と金槌を用意してください」
「クソ、てめぇら人間違いってのはどういう事だ!!」
部下の首を締め上げね怒鳴りつける男の名はシャオと言った。この男は強化手術の被検体であったが、失敗作の烙印を押されてこの山賊の元へ流れ着き、力でボスまで登り詰めた男であった。
「俺はケセドって女を連れてこいって言ったんだよ!!!」
「で、でもお頭は、その……ケセドって女は別嬪だって……!」
「可愛いとか以前にどう考えても日本人じゃねーか!このクズがッ!」
「俺はこっちが好みだったもんで……!」
「バカがーーーッ!!!!」
怒りが完全に爆発したシャオは怒鳴り上げ、無能な部下を殴りつける。ほかの仲間と思わしき者たちはビクビクとシャオに怯えている様だ。
拘束されて猿ぐつわを噛まされているツカサは、シャオを睨みつけて抗議するかの様にモゴモゴと声にならない声をあげていた。それが耳障りだったのかツカサの方へと固い足音を立てて近づいてくる。
「なんだよ、なんか文句あんのかよ」
シャオは猿ぐつわを外すと口を挟む様に両頬を掴む。
「なんや、あんたら何もんなんや!くそ、これほどけや!!」
「あ?何だお前、状況わかってんの?」
「こんな女1人にこんなもんで縛ってほんま笑えるわな!恥ずかしくないんぐぁッ!!」
掌が頬を通り抜け、ツカサの言葉は中断された。口の中が鉄の味に染まって吐きそうになる。その後も往復ビンタによる乾いた音が響くのが1分近く続いて、それが止んだ時には静かな部屋の中に少女の嗚咽だけがこだまする。
「ウグッ……あんたら……ヒック……許さへんから……グズッ……」
「へぇ、まだそんなこと言えんのね」
ツカサの髪を掴み持ち上げる。涙と粘液と血でぐちゃぐちゃになりながらも睨みつけてきた事にシャオは少しだけ感心した。
「随分と不細工になっちゃったなぁ?
そうだ、お前に教えといてやるよ。」
「………?グズッ」
「女が男に捕まった時に1番やっちゃいけねぇ事はなぁ、反抗する事なんだよ。
……にしても、女ってのは本当にしょうもない生き物だよなぁ?」
掴まれた髪が放され、床に顔を埋める。ダメージから顔上げられないツカサの耳には布が擦れ、落ちる音が届い聞こえた。
「女である事が弱点なんだぜ?」
「ムグッ!?」
「女に生まれた事を後悔しな」
金属で肉を叩きつける音が鳴り響く。倉庫にて、あの地獄を体験した鉄華団の面々でさえも気分が悪くなって外に逃げ出すものが続出する中、フレイヤは淡々と固定された男の指へと金槌を叩きつけていた。指の先から約1cmずつ確実に潰していく。
「これで2本目だな」
フレイヤはそう言いながら男の猿ぐつわを外す。涙を流しながら顔をぐちゃぐちゃにする男はゼェゼェと肩で息をしている。
「また質問するぞ。貴様のアジトはどこだ、ツカサちゃんはどこに連れてかれた。次は2本いくぞ」
その拷問は質問に答えなければ布を口に突っ込み、潰し終えるまで次の質問まで答えることすら許されないのである。
「…………ぐぐ………」
「残念だ、3本目いくぞ」
「ひぃっ!わ、わかった!わかったからもう.…やめてくれ!
「こ、ここから………」
男は息も絶え絶えに自分の味方の情報を話し始めた。一通り男が話し終えると、フレイヤは拳を男の顎にめり込ませ、意識を失わせた。
「一応この人手当しといて」
そういうとフレイヤはフェニックスの元へと歩き始める……が、オルガが肩を掴んでそれを静止した。
「フレイヤ、流石に説明しろ。何が何だか……」
「…………」
「准将、すでにご報告は受けていると思われるのですが」
「イドラの福音の事だろう?」
「そうです」
「宇宙で事が起きてる間は私の力で隠せてはいたが……やはり流石に極東の土地となればそうはいかんな」
「ジャパン支部が確保に動いてるみたいです。元々盗賊紛いのことをやっているイドラ関係者を追っていたところに迷い込んできたみたいですからね」
マクギリスは軽く悩む様な素振りを見せる。
「ふむ、直接私が向かうとするか。せっかくセブンスターズの一席に就いたのだ。それを使わないではあるまい。あの少女にも直接会ってみたいしな」
6月はペースを上げていきます!