部室でカートン剥き始めるバカのお話(仮題)   作:LR44(ゆっくり)

7 / 11
 今回はバトスピはお休み。最近日本語吹き替え版が発売されたゲームLoR(Library of Ruina)のお話です。
 本話には、LoRのクライマックスにおける重大なネタバレが含まれています。
 それでも良い方だけご覧ください。以下、ネタバレ防止の余白が勿体(もったい)なく感じたため記載した余談になります。

 白上嬢のメン限見直してたら、回線落ちして見れて無かったタイミングで丁度大神嬢の入院について触れてまして。メン限の内容なので詳しくは触れませんが、あまり心配要らなさそうで大分胸のつかえが取れた感じがしました。で、多少安心したのでLoR攻略に戻った訳です。
一応steam版はクリア済みなんですが、大分ギミック忘れててゲロ吐きそうなくらい苦労しましたね。特に泣く子(フィリップ)8人のシェフ(グレタ)昨日の約束(プルート)
なので、その一端を皆さんも一緒に味わいましょうや。

 って感じで書いてたら大神嬢からの生存報告がありまして。本格的に安心してLoRの攻略や本小説の執筆、趣味でやってる動画投稿に移れる――
 ――と思ったら、そのタイミングで録画ミスしてて、10戦中3戦がゲーム本編ではなく裏で流していた大神嬢の配信アーカイブを録画してたことが判明しまして。本当に嫌になりますよ。
 精神的に万全じゃない状態で高難易度ゲームの高難易度戦闘の録画なんてするものじゃありませんね。
 録画ミスしたのが狼の時間(ターニャ)血染めの夜(エレナ)青い残響(アルガリア)と、かなり戦いやすい方の相手で再撮影が楽なのはせめてもの救いですが……






閑話:高難易度ゲームで苦戦して絶叫する奴のお話

 

「ッしゃオラァァっ!! 二度とツラ見せんな、このクソ骸骨!!!!」

 

 ゴールデンウィークのゲーム部(ゲーマーズ)部室。今日も今日とて一人の男──左右田(そうだ) 雄山(ゆうざん)──の絶叫が響き渡った……が、今日はその手に持っている物が少々異なっているようだった。

 普段はカードゲーム『バトルスピリッツ』のカードを持っているが、今日は携帯ゲーム機(ニン●ンドース●ッチ)を手に持っていた。

 

 そして、彼が絶叫を上げたという事は、それに反応する人物が2名──否、本日に関しては4名存在していた。

 

「そう君、どうし……って、今日はバトスピじゃ無いんだね」

「普段はバトスピ以外じゃ絶叫なんてしないのに、珍しいね」

 

 2名はいつもの二人──白上フブキと大神ミオ──であり。

 絶叫したこと自体は慣れたことで、バトスピ以外で絶叫したことの方に驚いているようであった。

 

「ふ、二人とも落ち着いてるねぇ」

「そんないっつも叫んでるの?」

 

 もう二人は紫髪の猫耳少女──猫又おかゆ──と茶髪の犬耳少女──戌神ころね──であり。

 普段は絶叫現場に居合わせない二人は、突然の叫び後に面食らったような顔をしていた。

 

「いやぁ、ついLoR(Library of Ruina)ってゲームの戦闘で熱くなりすぎて。失敬失敬。

 不便さを感じる操作性に耐え、重要シーンが飛ばされるバグに耐え。やっとたどり着いたクライマックスのギミックボス連戦で、ギミックを忘れててボコボコにされながらどうにかこうにかクリアして。

 それを繰り返してたらついつい感極まっちゃってな」

「LoRって確かロボトミ(ロボトミ―コーポレーション)の続編だよね。

 序盤しかプレイしたこと無かったけど……終盤はそんなギミック戦になってるんだね」

 

 4人の中で唯一のプロムンゲー経験者のフブキが、そう反応する。

 ロボトミ時代からゲームの難易度が非常に高かったプロジェクトムーン。その難易度は続編においても引き継がれていた。

 

「本当に脳みそが沸騰するかと思うくらい難しいからなぁ。

 折角だし軽く説明していくか」

 

 ◇

 

LoR(Library of Ruina)はデッキを構築して、毎ターン自然回復するコストの範囲で手札からカードを使用して攻撃して、相手の体力を削り切るのが目標のゲームだな。

 勝利することで撃破した相手の“本”が手に入って、このを消費してコアページとバトルページ──通称“ページ”で、戦闘時に使用するカードだな──を入手したりより高難易度な戦闘を行える、って感じだ。

 あ、コアページってのはキャラ本体の性能で、体力とかパッシブスキル、1ターンに何回カードを使えるかなんかがコレで決まるな。通称は“コア”だ。

 バトルページってのは戦闘時に使うカードの事で、攻撃や防御だけじゃ無くて、バフデバフ、ドローやコスト回復なんかの追加効果付きのカードもあるな。通称は“ページ”だ」

 

 絶叫した理由の説明の前に、先ずはLoRのゲームシステムについて説明をする。

 絶叫した理由がクライマックスの連戦である以上、ゲームシステムの説明は必須だからな。

 

「で、俺が絶叫したのは『残響楽団』って集団との接待──あ、接待ってのは戦闘の事な。

 残響楽団はクライマックスの10連戦で、10パーティー46人をコア・ページ再利用不可の状態で編成しないといけない……ってのが実装当初の仕様だったんだが、流石に難易度が高すぎてな。

 コア・ページ再利用不可なのが『4パーティー20人』『3パーティー15人』『3パーティー11人』に分割されて大分緩和された……んだが、それでもかなり難しいな。

 具体的には、ほぼ全員が相当面倒なギミックボス、って方向で」

 

 一部、ギミックとか殆どなくてぶん殴るだけで終わる奴もいるけどな。

狼の時間(ターニャ)』はゲブラー(赤い霧)の暴力で普通に殴り勝てるし、復活ギミックの所為で実質総体力は残響楽団最高峰だけど、赤い霧がバ火力出すせいで普通に戦いやすい部類だし。

血染めの夜(エレナ)』に至っては特色フィクサー『朱色の十字』(作中世界でも屈指の強者)引き連れてきてるのに、ビナー(調律者)の暴力で殴り勝てる、連戦終盤とは思えない低難易度の敵だし。

 

「連戦最初の4人、『泣く子(フィリップ)』『歯車の教団(エイリーン)』『8人のシェフ(グレタ)』『ブレーメンの音楽隊(ブレーメン)』は勝手の分かってない状態での戦闘だし、かなり苦戦するだろうな」

 

 この段階までで幻想体戦以外のギミック戦なんて、精々|E.G.O開花 シャオ《2ターンに1回しか防いじゃいけない攻撃がある》とかくらいだし、余計な。*1

 

「殆どの人が最初に相手する事になる『泣く子(フィリップ)』。ギミックの主体はターン終了時にダメージを受ける状態異常『火傷』。

 通常状態ではダメージが殆ど通らないけど、火傷を一定以上与えることでダメージが通りやすくなる感じだな」

「この羽と剣は、確かリンバスのX(ツ●ッター)で見た気が……この人……人? が人格の元になったキャラクターなんだね。

 話を聞く限りだと、火傷のダメージもあるし結構戦いやすそうだけど?」

「当然、火傷ダメージ無効のパッシブ持ちだから火傷はダメージソースにならないぞ。

 その上、ダメージが通りやすくなると相手の攻撃も強力になるおまけつきだ」

「うわぁ……」

 

『都市疾病』の接待で初登場し、『都市悪夢』において再登場したフィリップ。……たしかフブキは『都市伝説』までしかプレイしてないから、こいつ知らないんだよな。

 

 ダメージを与えるためには火傷を付与しないといけないが、火傷そのものはダメージソースにならず相手の攻撃は強力になる。

 それに加えてそもそもの相手の攻撃自体が強力と来たもんだ。

 

「相手も火傷を付与するページを主に使ってくるから、気が付いたら火傷が10も20もたまってて焼け死ぬなんてざらだな。司書(操作キャラ)の体力は100ちょい程度だから、普通に痛い。むしろ攻撃そのものより火傷の方がキツイ。

 

 一応、火傷ダメージを無効化できるコアも2種類ほどあるが、どっちも構築のエースになるレベルの強コアだから出来れば分散させたいな。

 一番コアとページを分割させられる下層(ロボトミ時代の上層)なのもあって余計に難しくなってるな。

 歴史の階(ロボトミ時代のコントロールチーム)だから燃え尽きた少女(ロボトミ時代のマッチガール)で火傷付与できるのはせめてもの救いだが……哲学の階(抽出チーム)なら長い腕(審判鳥の卵)で火傷無効職員を増やせたんだがなぁ」

「聞いたことある名前がちらほらと……マッチガールの幻想体ページって結構使いづらかった印象があるんだけど」

「“火傷を付与する”って一点に限れば相当に強力だな。

 中盤以降に解放される“E.G.Oページ”って必殺技が『安定性は微妙だけど比較的低コストの火傷付与付き広域(範囲攻撃)』って使いやすいものなのも評価が高いな」

 

 ルイナの広域は“確定でターン最初に行動する”“相手の攻撃とのマッチ(威力勝負)に勝てばダメージを与える”“マッチ敗北した相手のダイス(攻撃・防御)は使用不可になる”って仕様でかなり重宝するからな。

 追加効果が強力なページでも、広域を当てれば比較的簡単に対処できる、みたいにな。

 

「体力を一定以下にすると第2形態。取り巻きを4体呼び出してくる。取り巻きを倒すと次のターン本体の攻撃力が低下する。

 更に体力を一定以下にすると第3形態。より攻撃が苛烈になって、広域や強力な単体攻撃を使ってくるようになる。

 |シャオコアの司書《火傷無効&火傷強化という最適性レベルのコア》以外は最悪切り捨てるつもりで行くのがいいだろうな」

「切り捨てるって、そこまで?」

「攻略サイトでは、“味方が死ぬとバフを得る”パッシブを積んだ少数精鋭と生贄での攻略を推奨されてたな。

 正直、ギミック理解して対策デッキ組んで行って唯一負けた残響楽団になるな」

 

 対策デッキで敗北、それもダイス目ガバってシャオコア持ちが混乱した上、残り一人も光枯渇した状態でフィリップ残り体力25で敗北、だ。

 一応“3ダイス以上のページが『堅固な守り』『感情の激動』『指令の意味』『狴犴(へいかん)』『螭吻(ちふん)』『挟撃』と、高コストに固まっていた”とか、“火傷を重視しすぎてリソース回復ページが不足していた”とか、こちらのデッキ構築にも問題はあった。

 だが、それにしたってギミックを理解した上で敗北した残響楽団はこいつだけだ。……一応、紫の涙コアの初期体勢厳選で2~3回リタイアしたことはあるが。

 

「お次は『歯車の教団(エイリーン)』。ギミックのメインは取り巻きと、被ダメージが増加する状態異常『煙』。

 とは言え、煙はストーリー上で絶対に戦う相手から『煙の被ダメージ上昇を与ダメージ上昇に変更する』パッシブが得られるから、実質取り巻きだけだな」

「さっきの『火傷』とは違って、結構珍しい状態異常だね。名前も『煙』って、どういう意味なの?」

「公式からの言及が無いから考察の域を出ないが、主人公が『煙戦争』って戦争に参加してたこととか、かつて存在したっていう『有害な煙を発生させるエネルギー精製会社』とかが関係してそうだな」

 

 言われてみて気付いたが、プロムンゲーの状態異常って中々にユニークな名前してるな。

『火傷』『出血』『麻痺』辺りは定番だし、『破裂』『充電』もまあ分からなくは無いが……『(被ダメ上昇)』『沈潜(精神力減少)』『振動(爆発時混乱区間前進)』『呼吸(クリティカル)』って他じゃ殆ど見ない名前だな。

 

「LoRには体力の隣の黄色いゲージ“混乱抵抗値(精神力)”が0になると1ターン行動不能&被ダメージ上昇の『混乱状態』になるが、エイリーンはこの混乱抵抗値にダメージを受けないんだ。

 代わりに、4体いる取り巻きを1体倒すごとに、混乱抵抗値が1/4ずつ減少する。つまり、取り巻きを全滅させれば混乱状態になる訳だな」

「じゃあ取り巻きを集中攻撃して倒せば……とは、さっきの話を聞く限りならないんだよね」

「そうだな、取り巻きを倒すと次のターンに強力な攻撃が飛んでくる。それも、2撃目に『次ターン行動不能』効果が付いた、2連撃の広域だ。

 折角混乱させても、これ喰らった味方がいるとチャンスを活かせないし、出来れば4体纏めて倒したいな。

 体力を一定値削るたびに取り巻きを再召喚するから、そのたびに全滅させて混乱させるのが正攻法だな。フェーズ数はフィリップと同じ3つだ」

 

 この時点で持ってる、序盤から使える広域ページと言えばロウェルの『押し寄せる』、シャオの『押し寄せる・愛』。

 後はルドルフの『精神粉砕』、マキシムの『大地強打』、ミョ(マオ)の『狂暴な刃』、グローリアの『剔抉(てっけつ)』辺りがかろうじて、って所か。

 

 改めて列挙してみると、取り巻きを纏めて倒すのは大分骨が折れるな。

 序盤を過ぎれば楽なのは確かだが……序盤が一番きつそうだな。

 

技術科学の階(情報チーム)だから、序盤を過ぎれば魔弾の射手のE.G.Oページで広域攻撃連打できるおかげで楽な部類だな。

 他の階に強力なページを残すために、若干節約気味に倒したい相手だ」

「魔弾の射手って言うと、あの有名な?」

「それを元ネタにした奴だな。なんか『6発で大切な人を全て撃ち殺して、狙い通りの場所に当たる銃だけを手に入れた』とかいうトンデモ設定になってるが」

 

 ロボトミ時代にも大変お世話になった魔弾の射手。ルイナでもリンバスでも非常に便利で重宝してるんだよな。

 特にリンバスじゃぁ、いるのといないのとじゃ火傷パの火力が段違い。リウが好きな俺としちゃぁ、必須パーツとすら思ってるレベルだ。

 

「『8人のシェフ(グレタ)』。ギミックのメインは状態異常、特に攻撃・防御の度にダメージを受ける『出血』。

 出血が無いとダメージを軽減するくせに、戦闘開始時と一定ターン毎に一定回数状態異常を無効化するバフを得る。おまけに体力がバカ高い上に混乱抵抗値を削り切っても混乱せず、ダメージを受けて混乱抵抗値を全回復するだけとかいうアホみたいな耐久力を有してる」

「うへぇ、話聞いただけでも大変そうだね……

 他のボスみたいに取り巻きはいないの?」

「一応(行動しない取り巻き)が3体いて、開始から3ターン後にグレタの全攻撃のターゲットが肉になるから攻撃のチャンス……なんだが、ボスの攻撃が『的中時体力回復』効果付きなせいで妨害しないと余計に倒すのに時間かかるし。肉が全滅したら味方を肉に変える攻撃を使ってくるし。

 本当に面倒。必然的に長丁場になってくるからこっち側は息切れしてくるのに、相手はボス特権で毎ターン手札補充+コスト全快する。十二分な持久力を備えた構築で挑みたいな」

 

 “面倒なギミックがある”タイプじゃ無くて、純粋に“高ステータスで殴ってくる”タイプ。

 同じタイプの相手がもう二人いるが……LoRというゲームにおける屈指の強キャラを使えるそいつらと違って、序盤の運用で目押しを要求されるせいで殆どの人が使わない階。

 ギミック自体が単純な分、下層で一番精神的に疲れる敵って言っても過言ではないな。

 

「体力を一定まで削ると肉を全滅させて、倒した肉の数に応じて永続的にバフを得る。

 この段階まで肉を残してると、割とシャレにならないバフを獲得するから肉は全滅させておきたいな。

 司書が変化した肉はこっちが*2削り切ることで復帰する……が、当然相手に削り切られれば司書は死亡するから気を付けたいな。*3

「タイミングが悪かったら、実質の即死持ちかぁ。聞く限り大分厄介そうだね。

 何か防ぐ手段とかあるの?」

「一応肉に変えてくる効果は“使用時効果”だから、そもそも使わせない事で対処できるが……都合よく狙われた相手が対処手段を持ってるとは限らないし、1~2人は離脱することを覚悟するべきだろうな」

 

 わざわざ遠距離ページやら広域ページやら持って行って対策したってのに、そういう時に限って対策手段を持ってない奴を的確に狙ってくるんだよなぁ。

 所謂マーフィーの法則*4みたいな感じで。

 

文学の階(教育チーム)は状態異常特化、特に赤い靴の幻想体&E.G.Oページのおかげで出血ダメージを馬鹿みたいに稼げるから、階層そのものの相性は悪くないのがせめてもの救いだな。

 |我らが1級フィクサードンファンさんのコア《出血特化のコア。異様なほどのネタ人気を誇る》辺りはここで使いたいな。シャオコア(火傷特化コア)も相性は悪くないが……できれば歴史の階に回したいから難しいな」

「あ、一応階層そのものでボスのギミックに対応できるようにはなってるんだね。

 考えてみれば今までの階層もそんな傾向あったし、そうなるように作られてるのかな?」

「むしろ、階層の特性に合わせてギミックが作られてるって考えた方が良いかもだけどな。

 ……1階層程、階層の特性とギミックが悪い方向に噛み合って、ギミック完全破壊クリアが出来るところもあるけど」

 

 “全体性免疫(ダメージ倍率×0以下)”“状態異常免疫”“カウンター(防御成功時、相手の混乱抵抗を減少させる)ダメージ無効”ってガッチガチの耐性を貰いながら『固定ダメージは無効化できない』『固定ダメージを与える幻想体ページがある』って特性のせいでギミック破壊クリアされるアイツ……

 アレは制作側の意図したものか、そうじゃないのか……

 

「最後は、『ブレーメンの音楽隊(ブレーメン)』。ギミックはバフデバフ特化。他の階で登場する取り巻きを引き連れて、バフでそいつらを強化。デバフでこっちを弱体化。

 この流れで戦闘を有利に進めてくる相手だな」

「おぉ~、他の階とは違って凄いシンプルだねぇ。

 何か特別なギミックとかはあるの?」

「第1形態では3種類の行動パターンをローテーションで使ってくるな。混乱させるとそのターンの行動パターンを封印しつつ、相手の行動回数を1回減らせるから序盤から高火力で殴っていけるデッキが望ましい。

 |終止符編成《1ターン目のみ火力が上がるパッシブを積んだ構成》のキャラが一人いると大分楽になるな。

 第2形態では一定ターン毎に広域攻撃を使ってくるが、その次のターンにダメージが通りやすくなる。広域攻撃をどうやって凌ぐかがカギだな。出来ればここまでに取り巻きは全滅させておきたいな」

 

 大分型落ち感がある人形師(ゼホン)の人形、(都市の星)の敵とは言え所詮一段目な歯車の教団(エイレーン)の歯車の信者。この二体はまだいい。

 ただ、残響楽団の8時のサーカス(オズワルド)が初登場──つまり、不純物の敵である人魚さんが兎にも角にも厄介だ。

 比較的さばきやすい部類とは言え、広域ページすら使ってくるしな。

 

「ギミックを上手く利用すれば、相手の強力なバフページを奪えるし、階層の特性自体が大分攻略上有利になるものだからな。割と余り物編成でも何とかなる。

 強力なコアが欲しいなら、紫の涙コア(デバフ無効コア)がお勧めだが、最悪無くても何とかなるから他の階に回したいな」

「階層の特性って、さっきの“デバフ特化”みたいな?」

「そう。芸術の階(安全チーム)は司書の回復・生存に特化した階層だな。ロボトミでも職員の生存補助に特化してたのを引き継いだ形だな。

 司書が死ぬ心配はいらないし、何なら|『精神回収』《攻撃を当てるたび混乱抵抗が回復するパッシブ》を付ければ混乱する心配すら必要なくなる。

 何なら、時間はかかるがアルリウネの幻想体ページを利用して無限耐久なんかも出来るから、本当に余り物の寄せ集めでも普通に勝てる。下層の癒し枠だな」

 

 初っ端味方全体に『被ダメージ時混乱抵抗値を少し回復』効果を付与する幻想体ページを取れるし、中盤くらいになると味方全体に『3ターンの間、ターン開始時に体力回復』効果を付与する幻想体ページが取れるからな。職員の耐久度は下層だと頭一つ抜けてる。

 

 E.G.Oページにも回復効果を持つ奴があるし。

 何なら一人だけとは言え、『同じ敵に4回攻撃を当てると、次のターン無敵化する』能力を付与できる幻想体ページがあるからな。

 時間さえかければ割と簡単にクリアは出来るな……えげつないレベルで時間がかかることを考えなかったら、だが。

 

 火傷がキツイ・取り巻きを纏めて倒すのに神経を使う・純粋に高耐久と来て最後が癒し枠。

 ほとんどの人が最初に戦うことになるであろうフィリップ君が下層トップクラスの強敵で、最後に戦うことになるであろうブレーメンが一番の癒し枠。

 初見でWikiも何も見ずに攻略する人は確実に面食らうだろうな。

 

「続いては中層(ロボトミ時代も中層)8時のサーカス(オズワルド)狼の時間(ターニャ)人形師(ゼホン)……と行きたいところだが。

 下層の説明だけでも結構長くなっちゃったし、ここらで一旦休憩にするか」

 

*1
追記:ねじれたヤン君忘れてました

*2
厳密には、司書が変化した肉への味方のダメージは混乱抵抗値のみを減らし、コレを削り切る事で復帰

*3
こちらも厳密には、グレタの攻撃は肉の体力のみを削る。こちらが削り切られれば元となった司書ごと死亡する

*4
ジョーク法則。いい結果と悪い結果、どちらにもなる確率があるのなら必ず悪い方になる。等




《rght》続く……かどうかは気分次第《/right》

<今回のネタ解説>

・白上フブキとLoR
 『Limbus Company』配信にて『ルイナは序盤だけプレイした』と話していたので、それに準拠。どの程度までを序盤とするか悩んだので、取り合えず『都市伝説』までということにしておいた。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。