部室でカートン剥き始めるバカのお話(仮題)   作:LR44(ゆっくり)

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今回もバトスピはお休み。何故か突然ねじ込まれる飯テロ回。
 尚、何故飯テロ回を書こうと思ったのかは……ホロリスなら本文読めば分かるかと。


 因みに、大神嬢のツイートが増えたのと入れ替わりで白上嬢のツイートが無くなったので精神的に不安定になった辺りでルイナプレイした所――
『親指ページ入れ忘れた終止符親指艦隊で、5ターン目以降何も出来ない』
『斬撃打撃間違えた上、傷跡全発動して混乱した赤い霧に、“吸収”と間違えて“笑う死体の山”を付ける』
『刺さった武器を壊せると勘違いして調律者で広域連打』
とかいう三連ガバによって黒い沈黙戦敗北した挙句

『黒い沈黙戦で使わないからと総記の階の司書からコアを外してた事に気付かず、血の風呂に丸三日かける』
『日本語が読めず、熱望する心臓に半日を費やす』
『雪の女王に広域連打→ダイス目振るわずアンジェラ混乱→囚われた司書残り1名なのでごり押す→アンジェラへの攻撃をマッチ取り忘れて敗北』
とかいうガバやらかして、現在萎えて図書館攻略投げております。

PC版をクリアしたプレイヤーのスイッチ版攻略の姿か? コレが?


 5/17のメン限以降は連日配信予定が入ってるので、そこで精神力(混乱抵抗値)を十分回復してから再度攻略に挑むとしましょうかね。

 尚、全くの余談ですが。
白上嬢のメン限配信での発言を考察材料に入れると、大神嬢の体調不良の詳細について大分矛盾なく考察できるのに気づいてフブミオてぇてぇを感じつつ、この予想が当たってたら大分配信活動にも影響が出そうだから当たっててほしくないという何とも言い難い感情が……


閑話:突然スパイスカレー作り出す奴のお話

 

「誰もいないと、本当に静かだな……」

 

 誰もいない早朝の“ゲーマーズ”部室。

 eスポーツ部のマネージャーをしているクラスメイト(アヒル)と出かけている猫又、色々な用事が重なったらしくあちこちを忙しく駆け回っているフブキは心配ないのだが……

 

戌神は若干体調を崩し喉が痛いらしく自宅で休んでいる。

 そしてミオは……体調を崩し、入院している所だ。夜中に突然嘔吐した(ミオった)と連絡を受けたときは本当に面食らった。

 

「見舞いには、行き過ぎて“心配しすぎ”だって怒られた所だし……」

 

 心配しすぎて連日お見舞いに行った結果、つい先日ミオに怒られた所なのだ。

 

 一体何をしようかと考えていると、スマホのディスコードに一件の通知が入ってきた。

 

「お?」

 

 見てみれば、それはミオからの連絡で。何かと思い確認してみれば――

 

   いつメン雑談鯖           


 .大神ミオ hh:mm

 .カレー食べたい 


.左右田雄山 hh:mm

 .おかのした 

.病み上がりに刺激物はマズいから、退院後暫く経ったら、にはなるが用意しておくぞ 


 .⚫︎⚫︎⚫︎左右田雄山が入力中...

   丁度暇してた所だしl           

 

 

 ――そこにあったのは、味気ない病院食に飽きたのだろう。カレーを食べたいというミオからの連絡であった。

 

「……折角だし、ちょっとやってみるか」

 

 ◇

 

「え~っと……玉ねぎ、人参、ジャガイモ、牛肉。クミン、コリアンダー、オールスパイス。ターメリックにガラムマサラっと。

 よし、必要なものは全部そろってるな」

 

 少し足を延ばしてスパイス専門店に寄ってきて、スパイスを買いそろえて。

 行きつけのスーパーで野菜と肉――折角なので、奮発して牛肉だ――を買ってきて。

 朝一番に出たはずが帰ってきた頃には、今から作り出せば昼食に丁度いいくらいの時間になっていた。

 

 キッチンでレシピを確認しながら、材料が揃ってるかのチェックをする。

 買い忘れが無いのを確認したら、早速料理に取り掛かる。

 

「牛肉は調味料とスパイスを揉みこんで寝かせておく。

 玉ねぎはみじん切り、人参は2cm角。ジャガイモは8等分――大きいようなら16等分にする」

 

 ここは慣れた手つきでサクサクと済ませていく。

 というか、既に大分スパイスの臭いで腹が減ってるんだ。早く作っちゃいたい。

 

「玉ねぎを弱火で飴色になるまで炒めたら、牛肉、人参、ジャガイモの順番でフライパンに入れる」

 

 とは言え、ここだけは譲れないポイントだ。いくらお腹が空いてるからって我慢我慢……正直これ単体で食べたいくらいだけど。

 

「ここでスパイス。先ずはクミン、コリアンダー、オールスパイス。主に香りづけに使われるスパイスだな」

 

 コリアンダーは“パクチー”って方が馴染みある人も多いか?

 オールスパイスはこんな名前だが“複数のスパイスの香りを併せ持つ”ってだけで、混合スパイスじゃないんだよな

 

「ターメリック。色付けに使われるスパイスだな。

 カレーのあの色を生み出す元。カレーには必須だな」

 

 たまに緑色のカレーとかあるが、正直アレは邪道だと思ってるタチだからな。

 

「ガラムマサラ。こっちは正真正銘の混合スパイスだな」

 

 シナモン・クローブ・ナツメグっていう香りづけに使うスパイス三種をベースに、色々なスパイスが配合されてるから買う前に何が入ってるか確認しないとだな。

 今回買ったのは……胡椒が入ってて、辛味付けも出来る奴だな

 

「スパイスの配合は、“色”より“香り”を多めに。“辛味”は全体の1割以下を目安に少な目に、っと。

 取り合えずこんなもんかね」

 

 普段ワサビや生姜を買っている会社のサイトに載っていた、スパイスカレーのレシピを参考にスパイスをフライパンへ投入する。

 若干目分量になったが……まぁ、何とかなるだろ。

 

「スパイスが全体に行き渡って水気が飛んで来たら、水とコンソメを投入。

 沸騰したら灰汁(あく)を取り除いて中火で15分。味を調えながら追加で5分、っと」

 

 やたらめったらかき混ぜるせいで、普段は灰汁取りが上手くいかないんだよなぁ。だとか、余計なことを考えながら黙々と灰汁を取る。

 

 

 15分経ったので、軽く味見をする。

 ……人に振舞う時はそこまでじゃ無いが、自分一人となると途端に洗い物に小皿を増やすのが面倒くさくなるな……

 

「まあまあ、初めて作ったにしては上出来だな。個人的にはもうちょっと辛味が強くてもいいが……

 どっちにしろフブキは満足しないだろうし、誤差の範疇だな」

 

 次はチリペッパーでも買い足すか……と考えたところで、(かぶり)を振る。

 俺自身、フブキ程ではないとは言え辛いのが好きなのもあって、コレを振舞うのが病人だってことをすっかり忘れていた。

 

「むしろ、病み上がりに食わせること考えたらもっと辛味控えめでも良さそうだな。

 リンゴとハチミツ……バーモン●……

 ……また今度試してみるか」

 

 どこぞのカレールーのCMが頭に流れたが……隠し味って、どのくらいの分量入れればいいか分からないから苦手なんだよなぁ。

 

「まあ、振舞うまで大分時間あるし、色々試して……ん?」

 

 そう思った瞬間、スマホのディスコードに新しいメッセージが表示される。

 差出人は大神ミオ。一体何事かと内容を確認してみれば――

 

   いつメン雑談鯖           


 .大神ミオ hh:mm

 .お刺身も食べたい… 


 .⚫︎⚫︎⚫︎左右田雄山が入力中...

   ……魚さばくのは大分久々だな……l           

 

 

 ――そこに書いてあったのは、今日こうしてスパイスカレーを作ることになった原因とよく似た文面であった。

 

「……水産の卸売市場までは……30分ってとこか」

 

 この瞬間、明日も遠出することが決まったのであった。




<ちょっとした小ネタ>

・作中で披露する機会の無かった、メインキャラの家についての設定
 左右田、白上、大神は丁度この順番で家が並んでいる。本作世界線ではフブミオは家が隣同士なのだ。てぇてぇ。
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