ブルーアーカイブ ~先生は「ブラックライダー」~   作:クラウディ

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クッソ久し振りの更新すぎてどう書けばいいのか若干分からなくなってたけど何とか書き上げました(マジで腕が鈍ってる)

皆さんどうもクラウディです(土下寝)
おおよそ二か月ぶりの更新で、世間は「とある」とのコラボや百鬼夜行メインストーリーの実装などお祭り騒ぎでしたが、私は爆死しておりました()
ちなみにどれだけ酷かったというと、ここ1か月以上は新規星3生徒は1人もいないという感じです。心がイタァイ……

その影響もあって、少しブルアカ二次小説執筆から離れていたのですが、最近色んな人とブルアカ二次の話ができてやる気が上がり、なんとか1話だけ書き上げられました!

いやほんと感謝しかないです。多分あのままだったら年末とかくらいになってようやく書き進めてそうだったカラネ……。
今回も「勘次郎」さん、「伝説の超三毛猫」さんから感想をいただいており、「カグラ 」さんからは☆9評価をいただいております!
更新無かった間にもいろいろとありましたが、これからも頑張っていきます!

それでは、本編どうぞ!





戦闘!便利屋68!

(な、何ですって――――――!!??)

 

――ゲヘナ学園の2年生、"陸八魔アル"は便利屋68の社長である。

 

 ハードボイルドでアウトローな存在に強く憧れ、日々それにふさわしい人物になれるようにと努力する真面目な少女でもある彼女は、ここ最近で1番と言える混乱の渦にのまれていた。

 

「くふふっ! やるねぇケモ耳ちゃん達!」

「ん、そっちこそ」

「うわちょっ! 危ないわねっ!」

 

「そっちはあのピンク髪の動きを止めてて。そっちはあの子を動かさないように」

「うへぇ……面倒だねぇ……」

「あらら、うかつに前に出られないですね」

 

 自身が混乱しているのを尻目に、ムツキは我先にとターゲットのアビドス高校の生徒2人を相手取り、カヨコは冷静に傭兵達へ指示を出す。

 まるでこうなることが分かっていたかのような様子で行動する2人に「先に言っておいてよ!」と言いたくなるアルだったが、混乱する原因はそれだけではなかった。

 

「死んでください死んでください死んでくだ、さいっ!!」

「ふっ! っと! はぁっ!」

「チィッ!!」

「うおっとっと……うひぃ、容赦ねぇなハルカちゃん……」

「アル様に手を出そうとした奴は絶対に殺しますっ!!」

「ブラック! シールド!」

『OK! Wheel shield ON!』

 

 今もハルカが全力で相手をしている黒一色の全身装甲に身を包んだ存在。

 どこぞの企業の警備兵、もしくはオートマタかと思われそうな外見だが、中身は1人の人間。

 しかも、アルにとっては恩人のような存在。

 

 そう、アル達が先程滞在していたラーメン屋で、自身達の食事をすべて奢ってくれた大人の男性――『遠山カケル』であった。

 

 そんな彼が、傍に控えていた黒いバイクに声をかけ流れこっちに駆け出してきた際は、いくらなんでも無謀だと思ってしまった。

 

 まぁ、すぐさま彼の呼び声に応えるように動き出したバイクがバラバラになり、彼の体にまとわりつくように装着されていったときには、いくらなんでも混乱が最大にまで達したものである。

 

 ……と、いう感じに駆け出したカケルの攻撃はカヨコ達が止めてくれたおかげで無事だったが、正直生きた心地がしなかった。

 

(ど、ど、どうしよう!? これどうすればいいの!?)

 

 哀れなり、このような状況に対応できる策など、アルには持ちえなかったのだ。

 いっそ、いったんここは休戦でもしないかと言いたかったのだが……。

 

(で、でもでも依頼人は裏切れないし……それに……"アウトロー"はこんなものでへこたれない!)

 

 そう、アルは"アウトロー"を目指す少女。

 この程度でへこたれてはいけないのだ。

 

「ふんっ!」

 

 頬を打ち、意識を切り替える。

 そして告げるのだ。

 

「行くわよ! 便利屋68!」

「くふふっ♪ やっぱりアルちゃんはこうでなくちゃ!」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

(おぉ、アルちゃんが気合入れたな。やっぱあの子は覚悟決めると強い。こりゃ面倒だ)

「死ねぇっ!」

「うおっ、こっちも厄介だった!」

 

 アルが持ち直したことで戦線の士気は便利屋側に傾きつつある。

 そんなアル達の様子を、ハルカの猛攻を捌きながら観察するカケルは内心で感想を言う余裕があった。

 

 まるで舐めているかのような感想だが……実際のところ、カケルは彼女達のことをさほど脅威として見てはいない。

 真面目に戦っているアルに対して失礼かもしれないが、カケルが経験してきた今までの環境的に、そう思われても仕方がないだろう。

 

 カヨコの意識を一瞬飛ばす空砲に的確な指示? 意識が飛ぶのは厄介、ホシノ達が動きにくくなっているのは確かに面倒だ。

 ハルカの息もつかせぬ猛攻? あまり怪我をさせないように捌くとなれば確かに難しい。

 ムツキの自由自在な遊撃? いつこちらに先程の爆発物が飛んでくるのか分からないのは気疲れする。

 

――だが、結局はその程度でしかない。

 

 キヴォトスに来る前、"外"で経験したのはこの比ではなかった。

 

(意識が飛ぶのは"外"での戦いで経験済み。カヨコちゃんが撃った空砲には何らかのエネルギーが乗っていたのはブラックが教えてくれた。これはすでに対策済み。ハルカちゃん……まさかあの気弱そうな子がこんな風になれるって、やっぱアルちゃんは良い子だな。こんなにまで想ってもらえるとか、ブラックにも見習ってほしいもんだ)

 

 治安の悪さで言えばこのキヴォトスの方が圧倒的に上だろう。

 しかし、一回の戦闘の"濃さ"は"外"での戦いの方が遥かに上だった。

 

 敵対組織が生み出した存在――"怪人"に銃弾なんて効かないのは常識。

 一撃で建物を粉砕し、無差別に暴れ出す。

 そんな存在と、"ずっと一人"で戦い続けてきたのだ。

 

(とは言っても、今は一人じゃないしな……)

 

 ハルカの攻撃を捌きながらちらりと後方の様子をうかがう。

 

「うへぇ……大丈夫ノノミちゃん?」

「私は大丈夫です!」

「それならよかった。でも、ちょっとこの状況は厳しいねぇ……」

 

「ん、セリカ危ない」

「え!? うわちょっ!」

「あ~あ、もうちょっとだったのに~」

 

(結構押されてるな……)

 

 状況としては、傭兵達の弾幕からノノミをかばうようにホシノがシールドを構えているが、それに集中させられているため身動きが取れず、シロコとセリカはムツキの虚を突いた攻撃に翻弄されていた。

 

 なにも彼女達が弱いというわけではない。むしろ彼女達は相当な精鋭だ。

 それは前回のヘルメット団襲撃の動きで分かっている。

 しかし、相手の傭兵達の数を含めた戦力を考えると流石に多勢に無勢というもの。

 

 だが――カケルには"勝てる"算段があった。

 

「ブラック、全員に回線繋いでくれ」

『…………』

 

 カケルの言葉に、ブラックは無言で答える。

 

『…………!』

「ナイスブラック! 皆! 伏せろ!」

「「「「「!」」」」」

「そいやっさぁっ!」

「っ!」

「えっ!? きゃっ!」

 

 通話回線が繋がったのを確認したカケルはホシノ達に簡潔な指示を飛ばす。

 そして間髪入れずにハルカの腕をつかみ、アルに向けて投げ飛ばした。

 

 ついでと言わんばかりに自身の足を地面に叩きつけて砂塵を巻き上げる。

 

「ハ、ハルカ! 大丈――『OK! Full charge!!!』――!?」

 

 受け止めたハルカの無事を確認しようとしたアルだったが、場を支配した威圧感に顔を上げ……絶句した。

 

 

「――まず俺達が押されていた原因は人数的な問題が大きかった」

 

 

 視線の先にはカケルが右足を引き、腰を落として構えていた。

 

 

「ホシノちゃん達は確かに強い。でも、これだけの人数で攻撃されると流石に動きづらくなる……」

 

 

 今までの高速移動とは打って変わって、無防備すぎる状態……しかし――

 

 

「だけど、今の半分くらいの人数になれば勝つのは簡単だよなぁ!」

 

 

――その右足が煌々と赤く輝いていなければ、ここまで"危機"というものを感じなかっただろう。

 

 

「……!? 全員防御姿せ――!」

「スピィイイイイイイイイイイド!! ブレイカァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 

 いち早く正気に戻ったカヨコが全員に指示を飛ばそうとするも、それより先にカケルの一撃の方が早かった。

 

 

 

――瞬間、振り抜かれた足から放たれた赤雷が視界を覆いつくした。







Tip!

そろそろ"ブラックライダー"の詳細情報なんかを書いてみたいぞ!



ある程度進めたら設定資料集的なのを改定規定と思っていますので気長にお待ちください~。

また次回も頑張っていきますので、皆様の応援お待ちしております。
応援に関しては、「お気に入り登録する」「作品への高評価」「感想を書く」「ここ好きたくさん押してみる」「作者に直接メッセージを送ってみる」などがありますので、皆様の好きな方法で応援してください。

それでは皆様また次回~


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