お待たせしました。
黄猿のこと、好きになりそう。
皺ひとつ無い白い布を被せられたテーブルに、アンティークな装飾がこさえられたモダンな椅子。男はゆっくりとその席に座り、すぐさま手を組んで腕をテーブルにつける。
その堂々とした仕草だけでなく、仕立て上げられた上等なスーツとコートを着こなしたその背格好は、周囲の客にざわめきをもたらした。
「お、お客さま、ご要望は」
「───」
「は、はい、ただいま」
その喧噪に動じずすぐさまウェイターが声をかけるも、男はその雰囲気を溶かさない。ただ一言、注文の品を言うと、再び口を閉ざし無表情に戻る。
このウェイターも、元々強面であるため、何時もなら客に威圧感を与えてしまうが、今回ばかりは冷や汗が止まらない。理由は数えられないほど挙げられるが、一つ挙げるとすれば、それは圧倒的な身長差である。
相手は座っているはずなのに、何故自分の目線が上がるのか。仕事でなければ、絶対に声をかけたくない相手だとウェイターは考える。しかし、その相手に料理を届けるまでが彼の勤めである。
暫くして、運命の瞬間が来る。トレーに客お目当ての品を載せ、ゆっくりと運ぶ。
料理を運ぶ間、彼の眼にはその男が巨大な猛獣のように見えていた。ひとたび猛獣の機嫌を損ねる素振りを取ってしまえば、すぐさま襲われるかもしれない。
トレーを支える手に力が入る。
何時もならば何事もないはずの役目が、この時は人生を賭ける大勝負に挑むような赴きで、物音を立てないよう、かつ迅速に料理を運ぶ。
「お、お待たせしました⋯」
「⋯」
男の頭がちらりと料理へと向かう。相手はサングラスをかけているため、料理が置かれるまでその表情と視線は計り知れなかったが、何故か彼には、まるで自身の一挙一動を全て見られているような感覚があった。その微塵も変えない威圧感に脚が砕けそうになる。
「失礼いたします⋯」
何も言葉を発さない男に対し、彼は厳かにその場を去る。彼は決心した。もうこの仕事は今日で辞めようと。
このレストランバラティエでは、ウェイターを長く続けている従業員は殆どいない。その理由は、コックの多くがチンピラ崩れであり、その荒くれ様に耐え切れず、直ぐに辞めてしまうからである。幸いなことに、このウェイターは強面であったため、あまりコックから舐められることはなく、この店では非常に珍しい数カ月間の勤務を達成していた。しかし、ストレスが無いというわけではない。
時たまに襲い掛かる海賊の襲撃や、コックからの圧力、マナーの悪い客への対応など、懸念事項は数々あった。そんな中で、突如として現れた客の強烈な気迫によって、男は完全に気持ちが切れてしまったのである。
「おい!さっきの客がオメェを呼んでるぞ!」
「何チンタラしてんださっさとしろ!」
「え、えぇ…?」
男は天を仰いだ。一度切れた気持ちというものは元に戻すことは中々出来ない。そんな中での、この報告は男にとって死刑宣告のように聞こえた。先ほど歩いた道を再び進む。断頭台に進む死刑囚の気持ちとはこのようなものなのだろうと、男はふと考えた。
先ほどの客の姿が見える。箸をテーブルに置き、腕を組んで待つその仕草は、男を恐怖のどん底に陥れた。
「い、いかがされましたか・・・?」
「おかわり」
「へ?」
「美味いねェ~~~この味噌ラーメン。久々にこういう豪華なレストランで食べるから、どうせならステーキやらを食べようかと思ったけれど、まさかラーメンがあるなんてねェ~~。しかもわっしの好きな味噌があるんだからつい頼んだんだけどねェ、麺一本一本に歯ごたえがあるだけじゃなくしっかりと味噌が染みついていて、ついつい箸が止まらねェからあっという間に全部食っちまったよォ。加えて、この味噌はァ唐辛子が入った辛味噌でしょォ?いやァ今まで食った味噌ラーメンの中で最高に美味かったねェ~~」
「つーわけで、もう1杯頼めるかィ?」
「…ッ!はい!かしこまりましたッ!」
男は、急ぎ足で厨房へと向かっていった。
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「ん~?彼、一体どうしたんだろうねェ・・・?」
「いやそれよりもお前、ラーメン食う時に待つ姿勢じゃねえだろ。威圧感しか感じねェよ、その姿勢」
「少しウトウトしていただけなんだけどねェ~」
「いや寝てたのかよ!!」
隣のテーブルに座っていた、長鼻の男、ウソップのツッコミに対し能天気に反応を返すこの男こそ、元海軍大将『黄猿』ボルサリーノである。バギーとの闘いを終えた後、シロップ村にたどり着いた麦わらの一味は、紆余曲折あった中、ウソップを仲間に引き入れたのであった。
「それにしても、ルフィやゾロも強かったけどよ、お前もとんでもなく強ェんだな。あのクラハドールが見たこともねェ顔してたし──確か、海軍大将って言ってたよな?大将ってどのくらい強ェんだ?」
「ん~、難しい質問だねェ~。・・・ま、多少の相手なら負けはしないさ」
新しいラーメンをいざ口に入れようとした黄猿は、一度手を止める。一呼吸入れた後、何を思ったか箸を置き、当たり障りの無い返答を返した。
「おいおいそんな謙遜すんなよォ〜ほんとはもっとこう、すんげェ強ぇんだろ〜?」
したり顔でツッコむウソップに対し、黄猿は一切の表情を変えなかった。ただ、止めていた箸を動かし、勢いよく麺を啜った。
「わっしよりも、8000人も部下を持つ君の方が充分強いんじゃないかい?今の所、3人しか見かけてないけどねェ〜」
「う、ウソじゃねぇぞ!お、俺には、本当に8000人の部下がいるんだ!」
テーブルを叩く音と共に反論するウソップに対して、黄猿は我関せずと言わんばかりにどんぶりを持ち上げ、じっくりとスープを飲み干す。一瞬、他の客の目線が音に反応しチラリと向くが、皆すぐに目を背けた。
ここは東の海に浮かぶ海上レストラン、『バラティエ』。『戦うコックさん』が評判の、一際変わった有名なレストランである。黄猿たち麦わらの一味はシロップ村で『ゴーイングメリー号』を手に入れ、次にたどり着いた場所がこのレストランであった。
テーブルを囲むのは、その一味の5人。ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ───────そして、『黄猿』ボルサリーノである。
彼らの目的はグランドラインへ向かう事と、仲間探し。特に船旅には欠かせないコックを欲していた中、このバラティエに訪れたことはまさに好機到来であった。
しかし、この一味が訪れる場所には、良くも悪くも必ず大きな騒動が起こってしまうもの。そのジンクスは今回も避けられない様であった。
「おい...見ろよあれ!」
「何?鯨?」
「いや違う…!あの形と大きさは、ガレオン船だ!!」
突如窓際のテーブルから声が上がる。それに合わせ、次々とテーブルから窓の外を覗き込む客が増えていく。通常の帆船よりも数段巨大な船影が徐々にこちらに向かってくる景色に人々の興味が集まっていた。ガレオン船程の巨大な船を持つということは、その船の所有者はそれほど巨大な財産を持つという証である。一体どのような人物なのか、客達は期待感を抱かずにはいられなかった。しかし、船影が露になっていくと、その顔は徐々に青ざめていく。船の正面には巨大な猛獣の顔。掲げた旗は海賊を示す髑髏のマーク。その両脇には、敵への脅迫を示す砂時計が2つ。
「ッ!!違う・・・民間船なんかじゃない・・・まさか、あの船は・・・」
「間違いない・・・この東の海の覇者、クリーク海賊団だァ!!!」
一瞬にしてレストランが大騒ぎになる。喧噪に包まれた店内の雰囲気に、厨房に居たコックたちも何事かと店内へと次々溢れてきた。
「いってぇ何なんだぁ?この騒ぎは」
「外だよ外!見ろよあの船!」
「オイオイ嘘だろ。海賊艦隊がウチに攻め込んできたってのか!?冗談じゃねぇ!!」
「誰かが、何か恨みでも買っちまったのか!?」
「んなもん俺が知るか!!」
自分達よりもはるかに巨大の船の存在感に、流石のコックたちも大半が天を仰ぎ、頭を抱えていた。
「ちょ、ちょっと!早く逃げないと不味いんじゃないの?」
「そ、そうだぜルフィ~、あんなデカいもんに乗ってる奴らだぜ!?相当ヤベぇに違ぇねェよぉ!」
「確かに見かけはデカいが、妙だな」
ゾロの言葉が発せられた後、巨大な船の姿がハッキリと明らかになる。その猛獣の顔は、右半分が削ぎ落とされたかのように無くなっており、数あるはずの帆は最早、風に棚引く布でしかない。側面に至っては、大きく引き裂かれた箇所がいくつもあり、本来あったその船の威厳は、今では欠片も残されていなかった。
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「頼むッ!!ドンを・・・!ドン・クリークを、助けてくれッ・・・!!!」
その男の頼みに、一同は何も反応を返さなかった。いや、返せなかった。
東の海の覇者と呼ばれた男が、幾多の殺戮を繰り返してきた恐ろしい男が、今目の前で飢え死にかけているのだから。
「お願いします・・・お願いします・・・!」
クリークを支えていた、ギンという男もまた死にかけていたが、それでも自分より船長の安否を大切にする義理堅い男であった。しかし、周囲の人間が手を差し伸べることはなかった。当然である。ただでさえ海賊なのにも関わらず、船長の異名は『ダマし討ちのクリーク』である。助けでもすれば、その結末は誰もが予想できた。このまま誰かが何もしなければ、一先ずこのレストランは安全だろうと誰もが信じた。
しかし、2人の男がその予想を裏切った。
「ほれ、とっとと食いな」
「ざっと100食分ある。とっとと持ってこっから出ていけ」
サンジと名乗る副料理長とオーナーであるゼフが、クリーク海賊団全員分の食事を施したのである。その裏には彼らの過去の経験から来た、強い信条があった。周りのコックが2人の行動に大慌てする中、ルフィと黄猿は2人の行動をを無表情でじっと眺めていた。
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「しっかし、あの船の傷跡、どこかで見たことがあるんだよねェ〜〜」
クリークらがバラティエから自らの船に戻りしばらく経った。しかし、その後のクリーク海賊団の動きが分からないことや、ルフィの「サンジを仲間にする」宣言もあり、バラティエの船内に一味は留まっていた。ボソッと黄猿が顎に手を当てながら独り言を口にする。
「おいおい何言ってんだ?そりゃあ船の傷跡っていやぁ嵐とか、竜巻のせいだろ?確かにあの船の傷跡は妙に鋭かったけどよ、見たことがあるってどういうことだ?」
その時だった。
船の外で巨大な水飛沫と共に、強烈な破裂音が鳴る。
後から押し寄せた波が強く船を揺らす。床のバランスが崩れ、周囲のテーブルから皿やグラスが落ち、あちこちから割れる音が響いた。
「どわあああ!今度はなんだァ!?」
バランスを崩したウソップが、転倒しながら叫ぶ。
「あのクリークとかいう奴の船からだ!」
ルフィがそう言い、外へと走って向かう。次いでゾロが走り、黄猿がゆっくりと後をついて行った。
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「なっ・・・!」
「嘘だろ・・・」
「・・・。」
その光景に3人は立ちすくんだ。
彼らの目の先には、あの巨大なガレオン船がまるで玩具の如く、その真ん中を完壁に引き裂かれていたのであった。
あの猛獣の顔は完全に海に沈み、船の前部分と後ろ部分は共にほぼ垂直へと傾きつつあり、今にも沈没寸前であった。
「ルフィ、あの船の割れた部分が見えるかい?」
驚愕の顔で止まっていたルフィに対し、ふと黄猿が船に指をさしながら声をかける。
「んあ?・・・そういや、やけに傷跡が綺麗だな。なんかこう、スパーって切られたような」
「そう、あの船は斬られたのさ」
「何゛ぃ゛〜!?」
「そして、それをやった張本人があの男」
そうして黄猿が指を指す方向を変える。その先には、ガレオン船とは比べ物にならないほどの小船があった。一見すると何の変哲もない船だが、そこから生じる気配は明らかに異質であった。黒い帆が1つ。船の四方には、緑の炎で照らされた4つの蝋燭がゆらりとその異様さを強める。そして、その中心には、羽飾りをつけた大きな帽子を被る一人の男が、王座に座るかのように鎮座していた。その船はゆっくりと、だが確実にこちらに向かっていた。
「すっげ〜、あの船を人間が切ったのか」
「ッ・・・!!」
「ん?ゾロ?」
「鷹のように鋭い目、間違いねぇ・・・!あいつが、あいつこそが俺の探し求めていた男!」
「・・・」
「鷹の目のミホーク!!!」
声が聞こえたのか、棺船の帽子が少し上を向く。帽子の影から覗いたのは、異名の如く独特の模様をした黄色い目と鋭い眼光。その目がこちらに向いた途端、その目つきがより険しくなった。
束の間、ミホークの姿が消え、気づけば、黄猿たちの傍にあった、クリークの船の残骸に腕を組んで佇んでいた。
「妙なこともあるものだ。・・・貴様、何故この海に居る?」
ミホークのその険しい目は黄猿に向いていた。
「わっしがどこに居ようがわっしの自由だからねェ、鷹の目。東の海にわっしが居ちゃぁ不味い理由でもあるのかい?」
「貴様程の男を、海軍がわざわざこの海に派遣した理由が分からん。」
チラリと、鷹の目がルフィとゾロに一瞥を向ける。
「加えて、妙な海兵を変装させていることもな」
「俺は海兵じゃねェぞ?俺はモンキー・D・ルフィ。海賊だ」
その言葉に真っ先に反応したのはルフィだった。その反応にミホークはピクリと目を動かす。そして黄猿もまた、一切の動揺を示さない。
「ほう、大将が海賊と行動を共にする、か。これは興味深い。あれ程まで海軍に忠実だった貴様が、よもや海賊行為を行っているとはな。一体どういう心境の変化だ?」
「わっしにはわっしなりの考えがある。現に、王下七武海である『海賊の』お前ェも、それは同じだろう?」
「・・・!」
ミホークの問い詰めに、黄猿は言葉で応酬する。その返答は、両者の間に激しい緊張感を生む。一歩何かを間違えれば一瞬即発するかのような、強者同士の空気感が場を支配していた。しかし、その空気を正しく一刀両断したのはミホークの方だった。
「フン、貴様の信念にどうこう言うつもりはない。だがこの場において重要なのは、俺は王下七武海の一人、そして貴様は海賊という事実だけだ──違うか?」
そう言いながらミホークは右腕を上げ、背中の剣のグリップを握りこむ。
「ほう?これまでちっともその責務を果たそうとしなかったお前ェが、珍しいことをするもんだねェ~」
その仕草を見た黄猿は、返答と共にポケットから両手を抜き、ゆっくりと、右手に握りこぶしを、そして左手を右手に添えた姿勢を構えた。
「そういやァ、最初にわっしがこの海に居る理由を聞いていたが、お前ェさんがここに来た訳を聞いていなかったよ。今更だが、聞いてみたいねェ。」
「俺は単に暇つぶしのためにここまで来ただけだ。───だが、その目的は大いに果たせそうだがな」
構えを取っていた黄猿の言葉に、ミホークはニヤリと笑う。最早互いに言葉は無用。ミホークは剣のグリップを少し引き上げ、その黒い輝きを背中から覗かせる。その光と対照的にに、黄猿は両手の間から、剣を引き抜くかのように眩い光を輝かす。世界で最上級の強さを誇る両者の戦いの火蓋が切られそうになったその時────。
「待て、ボルサリーノ!!!」
一人の剣士の言葉が、両者の動きを止める。一人は、単に呼びかけられたからだが、もう一人は、サシでの対等な戦いを邪魔されたからであった。いよいよ始まるはずだった折角の楽しみを妨害されたことで、ミホークの目はギョロリとその剣士に向かう。
しかし、ゾロはその目に動じなかった。
自身の黒い手拭いをを頭に巻き、ゆっくりと和道一文字の鞘を抜いたつかの間、その刃をミホークに向ける。
「頼む。その勝負、俺にやらせてくれ。」
「ゾロ・・・」
「ちょっと!何してるの2人と・・も・・・」
黄猿が反応した時、バラティエのドアからウソップとナミの2人が外に飛び出した。ナミが感情的に声をかけようとしたが、3人が対峙している唯ならぬ光景を見て、唐突に立ち止まり口を噤む。
「俺は、ウサギを狩るのに全力を出すバカな獣とは違う。この海に入った時、偶然手配書リストを手に入れたが貴様の顔はこの小物共にすら入っていない。」
ナミ達を眼中に入れず、ミホークはそう言いながら、剣を鞘に戻す。そして、おもむろに数枚の手配書を取り出し、ゾロ達の方へと投げ捨てた。
ヒラヒラと風に流された手配書の内、数枚がウソップとナミの足元にも落ちる。
「こいつって、さっきのドン・クリークってやつの手配書だよな・・・って何ィ!?懸賞金1700万ベリー!?」
「これって・・・!」
2人はそれぞれの手配書を見て酷く青ざめた。ウソップが見せたのは正真正銘、驚きと恐れの感情である。ナミも同様に驚愕の表情を出していたが、ウソップとは少し気色が異なる。恐怖よりもさらに強い、何かを思い出してしまったかのような、絶望の色が強い表情だった。
ミホークの視線から外れた黄猿は、目だけを動かし、彼らのその表情を一瞥していた。
「加えて、貴様が一端の剣士ならば俺との実力差など一目で分かるはずだが、どうやらそうではないらしい。ただ弱いのみならず、愚かな男のようだな。」
「だが、生憎貴様のおかげで折角の好機を無駄にされた。本来ならば貴様なんぞに本気は出さんが、その憂さ晴らしは受けてもらおうか。」
そう言い残したミホークは、今度こそグリップを握り、ついにその世界最強の巨大な太刀を引き抜いた。
「ボルサリーノ!これは俺の野望と、死んだ親友との約束を果たすための戦いだ。そのためなら命なんてモンはとうに捨てている。手出しは無用だ。」
「・・・そうかい。君がそういうのなら、わっしは見物させてもらおう」
「礼を言う」
黄猿の言葉に振り返らずに返答したゾロは、颯爽とバラティエの甲板を飛び出し、ミホークと同じ地に降り立つ。そして、親友の形見である和道一文字を口に咥え、更に腰に下げている二刀を両手に構える。
ミホークはその一連の動きを、何も言葉を発さずに見つめ、ただ剣を抜いた自然体で待ち構えていた。
「・・・これまで、自らの強さを勘違いしていた者共を幾千万も打ち倒したが、最期には命乞いをする口だけの痴れ者ばかりであった。その上で、あ奴にあのような物言いをした貴様の真意が真か否か、見定めさせてもらおう」
「随分と舐められたものだな。敗けて後悔するんじゃねェぞ!」
上からの物言いに剣を強く嚙み締めたゾロは、強く足を踏み出し、己の必殺技を繰り出す。
脈々と熱せられたその戦いの火蓋がついに切られたのだった。
本当はもう少し長く作ろうと思ったのですが、色々考えつかないことが沢山あることや、更新の合間が長すぎてしまうこと、「投稿した」という経験が欲しいため、ここで区切ります。
今後は更新を短い間で出来るよう頑張ってみます。ただ、1話ごとの内容が少なくなってしまうので、その点はすみません。
原作との相違点としては、ルフィが雑用になっていないことなどがあります。あと黄猿がいます。
また、フルボディ、ヨサク、ジョニーはこの話には出てきません。彼らのファンのみんなごめんね。