プログレッシブのノリで攻略するアインクラッド第十層 (旧題:2023-01 アインクラッド第十層にて)   作:ki-sou777

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第四話

「・・・凄い人の多さね」

 アスナが呟いた。第十層の主街区は、たくさんの観光客で溢れ返っていた。やはり和風の街並み、というのが日本人に刺さっているのだろうか。特に目抜き通りである《千蛇通り》はどこもかしこも人だらけ。これだけ人気なのは四層の《ロービア》の街開き以来ではないだろうか。いや、街開きして三日たってこれなら、あの時以上と言えるだろう。とはいえ、当時と違うのは、五-八層あたりの装備で身を固めているミドルレイヤーのプレイヤーの数が多くなってきたということだろうか。攻略集団は常に人不足なので、そうしたプレイヤーの増加は非常に心強く感じる。十層を越えれば、いよいよ俺を含めたベータテスターの知識が使えなくなるので、より戦力の均一化が進んでいくだろうことに、俺はほんの僅かに寂しさを覚えた。

「この辺は四条っぽいわ」

 隣のアスナはいつもの赤のフーデットケープを被っている。街並みに対するコメントを聞く限り、彼女はやはり京都には詳しそうだった。

「十層は観光地だからな。ベータ時代も最後の目玉だったし、やっぱり飯が美味いしな」

 と言いつつ、俺は美味しそうな匂いのしている屋台の方へ足を向けた。アスナに「並ぼう」というジェスチャーを向けると、彼女は呆れ顔で言った。

「さっきあれだけ食べたじゃない・・・」

「そりゃあ育ち盛りだし」

「自分で言わないの!」

 などと軽口を叩き合いつつ、それなりに並んでいる屋台で餡子の入った饅頭を買うことにした。

「ほれ、熱いから気をつけろ」

「ありがと」

 と、二つ買って一つをアスナに渡した。饅頭を挟む包み紙から、湯気と匂いが香り立っている。二人揃ってぱくっと一口。すると、饅頭にしてはパリッとした生地の食感と、餡子の味が、口の中で合わさった。

「これ、梅ヶ枝餅ね」

「何それ」

 一口目を飲み込んだ時に、アスナが少し驚いたようにコメントした。

「九州の太宰府天満宮近くの名物。生地がパリッとして美味しいのよ」

「ほーう」

 ほんとこの人の知識の豊富さはどこから来ているのかと不思議に思っていると、すかさず指摘をもらう。

「知らないで買ったの?」

「いやほら、まずい饅頭って世の中に存在しないから・・・」

 という曖昧な返答。男子中学生は中が餡子であればなんでも美味しく食べれてしまうのだ。アスナは不服そうに、「そういうとこよ」と言いたげな、俗に言うジト目で俺を見てきたが、すぐに視線を逸らし、大通り全体を見渡して言った。

「街並みは京都なのに不思議ね」

「まあ、その辺がSAOの面白いとこだよな。微妙にずらしてきてるというか・・・」

「私だったら絶対生八つ橋屋さんを作るわ・・・」

 そんな謎の決意をするアスナを見て、たまらず笑ってしまった。時折天然になる瞬間のアスナは、普段より少し幼い印象で、俺の中ではこの人が本当は幾つなのか迷彩がかかったままだ。

 

 

 

 

 

 

 

 食べ物ゾーンから一本横道を通り、一つ隣の通りに出る。こちらは、武器屋防具屋が立ち並ぶ大通りだ。売っているものは、やはりと言うべきか、刀、甲冑といった武士をモチーフとした装備だ。俺やアスナの戦闘スタイル的に、ここで特段買うべきものはないが、ここ三日の狩りで敵が落とした刀などの装備があるので、それらを売っ払ったり、武器のメンテをする必要があった。

「そういえば、刀って、プレイヤー的にはどんなメリットがあるの?」

 武器屋でストレージの操作をしていると、隣のアスナからそんな質問が投げかけられる。そういえば、刀持ちの敵と戦う機会は多かったが、プレイヤー視点の話は全然していなかったなと思い、俺も最後になるベータ時代の知識を活かそうと、頭の中で検索をかけようとする。だが、言ったアスナがそのすぐ後、何かを思い出したかのように「あっ」と声を上げた。

「どうした?」

「ちょっと待って、一旦自分で考えてもいい?」

「そ、そりゃもちろん」

「ありがと」

 アスナはそう言うと、しばらくの間日本刀に目をやり、その後自分の細剣、俺の背中の片手直剣へと目を移した後、再び日本刀に視線を戻してから、口を開き始めた。

「えーっと、刀が普通の剣と違うのは、形状というか、峰がついていることよね。だから、例えば鍔迫り合いになった時に、手を添えて力をかけられるとか・・・。」

 即座に正解の一つ目を出すその分析力の高さに、素直に「すげぇ」と口に出しそうになった。正確には、刀に手を添えて押すことで、一時的に数値以上の筋力値を得ることができるというべきか。だが、日本刀のメリットはそれだけではない。なので、頷きながらも続きを促す。

「後は・・・。意外と難しいわね」

 と、眉を顰めている彼女を他所に、俺は店売りの刀を取った。刀身を鞘から出して、アスナに柄の方から手渡す。「おっと」というように、彼女が一瞬バランスを崩すも、すぐに持ち直した。基本的な日本刀は細剣より重いため、想定外の重量に一瞬戸惑ったのだろう。アスナは、刀身をマジマジと眺めながら、検分を進めていく。

「レイピアとは全然違うわね」

 鞘から刀を抜いて、構えた状態のアスナが言った。日本刀を構える様も実に凛々しいと思いつつ、俺も補足説明をする。

「日本刀の重心って、刃のついていない峰側なんだ。だから、振りかぶったりして遠心力が求められるソードスキルにダメージのプラス補正が乗ったりするんだぜ」

「実際に触ってみることって大事ね。・・・あなたの場合、たまに触っちゃいけないものにも触ろうとするけど」

「ま、まあ、その辺はホラ、俺なりの生き残るコツってことで」

「・・・まぁそれはそうなんだけど」

 アスナが微妙な顔をして俺を睨んでくる。過去あらぬ場所を触ってしまった記憶がフラッシュバックしたが、それを強引に止めて、脱線しそうになる話を戻した。

「後、剣より斬撃属性の数値が比較的高いものの方が多いかな」

「そうなの?」

「ああ。片手直剣とか、両手剣とかって、基本的に西洋の剣を参考にしてるんだけど、現実では、西洋剣って『叩き切る』ことを目的に作られたもの・・・らしんだ」

 この辺は俺もネット上で調べたにわか知識ではあるので、やや断定できないところがあるのは多めに見てほしい。

「一方、日本刀は、『引いて切る』ことを目的に作られたものだ。だから、剣より斬属性が高い代わりに、打撃属性を含むソードスキルとかをあんまり覚えない、みたいな違いがあってな」

 なので、俺からすれば日本刀は片手直剣よりピーキーな武器であるという認識だ。だから、基本的にソロを意識する俺は、それなりにバランス良く各属性のソードスキルを覚える片手直剣を選んでいる、という補足は、何故だか出来なかった。

「なるほど、包丁見たいなものなのね、日本刀って」

 一方、アスナはアスナらしい感性で、日本刀を評した。

「・・・包丁ってそう使うの?」

 俺の方が思わず聞き返してしまった。俺が普段料理しないことがバレてしまったが、そんなことはもう今更すぎるので気にしないことにする。

「そうよ。押して切るより引いて切る方が何倍も切れやすいんだから」

 アスナはふふんと得意げな表情をしながら言った。一瞬、彼女の手料理を期待してしまったが、そんな日は多分永遠に来ないだろう。一瞬左上に行っていた視線と思考を元に戻し、最後の追加説明をした。

「後は、これは刀じゃないけど、甲冑系の防具には、《食いしばり》ってスキルにプラス補正が乗ったりすることも多いかな」

「《食いしばり》?」

「ああ、自分のHPが少なくなるにつれ防御力が上がるスキルがあるんだ。結局自分で使う機会はベータの時もなかったんだけど。」

 というと、アスナが何かに気づいたような顔で、俺に尋ねてきた。

「ふーん。それ、敵にも適用されるのかしら・・・。小型Mobはそんなことなかったけど」

 その質問を聞いて、俺もアスナと同じ懸念に気づいた。視線を合わせながら答える。

「フィールドボス以上は全然可能性あるな・・・」

「それ、後一回で押し切る、って指示するタイミングを見間違える可能性あるわね・・・」

「それは確かにそうだな・・・」

 この懸念は、俺とアスナ自身への懸念というよりも、この後控えているフロアボス攻略戦、つまり二大ギルドに対する心配だ。

「一応、アルゴに伝えておくか。多分、これくらいのことは気づいてるとは思うけど」

「念の為、ね」

 俺もアスナも、ここまで様々な経験を重ねてきた。そのせいか、一層の頃より慎重になっているのかもしれない。だが、後悔はしたくない。できることはやっておこう。これはデスゲームなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 武器のメンテと装備の整理を終えた俺たちは、リーテンが今朝方言っていた《白蛇大社》に到着した。こちらも、中々にたくさんの人がいる。見た目は完全に神社で、入り口には大きな鳥居、奥には拝殿があり、所々に巨大なモミやカラマツ、スギといった木々が生えている。このフロアの季節は秋で固定されており、紅葉によって赤く染まった参道は中々に圧巻だった。

「これは・・・確かに凄いわね」

「そうだなぁ。ベータ時代はここまで大きくはなかった気がするんだけど、この辺も変更があったんだろうな」

 当時の記憶を引っ張り出しながら俺は言った。ベータの時はこの辺はもう少し小さめの神社で、名前も《白蛇大社》ではなかった気がする。当時の名前は忘れてしまったが。

 入口すぐ側には、この神社の掲示板があったため、アスナと二人でそれを眺めた。どうやら、この《白蛇大社》は「下社本宮」であり、より迷宮区である千蛇城に近い《千蛇武家地》の方に、《白蛇大社 上社本宮》があるらしい。

「ここの祭神ってやっぱり蛇なのかしら」

 と、アスナが神社名から連想できる素朴な疑問を漏らす。

「多分、そうなんだろうな。ただ・・・」

「ただ?」

「あ、いや、ここの雑魚モンスターに《オロチ・ザ・フットソルジャー》っていたろ?オロチはそのまんま蛇のことだから、奴らの親玉がここの祭神なんて可能性もあるなと。もしかしてフロアボスか・・・?」

 ふと頭の中に過ぎった懸念をそのまま表に出す。すると、アスナがすかさず突っ込んだ。

「なら、お酒でも持ってけばいいのかしら?」

「へ?」

「だって、和風で蛇って言ったらヤマタノオロチでしょ」

 彼女が言っているのは、日本神話の有名な話だ。八頭の首と八本の尾を持つ大蛇ヤマタノオロチは、酒を飲ませて酔わせたところをスサノオに切り殺された。ただ、この神話には一つ難点があったことを思い出した俺は、アスナに否を唱えた。

「んー。いや、それは困るな?」

「困る?」

「だって、アスナが生贄にされるかもじゃん」

「えっと?・・・ああ、クシナダね。」

 クシナダは、ヤマタノオロチへの生贄にされそうになっていた女神のことだ。神話ではスサノオがヤマタノオロチを退治して、その後結婚する、というストーリーではあるが、俺がスサノオになれるかと言われると、大分自信はない。色んな意味で。無論、やる時はやるつもりではあるが。若干恥ずかしくなった俺は、半ば誤魔化しの一言で手を打つことにした。

「まあ、クシナダよりアスナの方が強い気もするけど」

「そういう時は・・・いえ、やっぱりなんでもないわ」

 彼女の方も何か言葉を飲み込んだような気がしたが、何を言いかけていたのか追求するのは怖かったので、俺の方も何も言わなかった。まあ、アスナが現時点の攻略集団の女神様であることは、そんなに間違いでは無いだろうと思う。ところで、彼女の顔が少し赤らんでいたのは何故だろうか。

 

 そんなことを話しながらも、俺のゲーム脳的な部分では、それとは異なる思考が走っていた。それは、SAO的視点でのフロアボス考察だ。

「まあただ、さっきは祭神かもとか言ったけど、よく考えてみたらその可能性は低いんじゃないか?」

「どういうこと?」

「だって、今回の迷宮区って《千蛇城》、つまり城だろ?」

「まあ確かに、居るとしたら大名様とかお侍様とかよね」

「SAOは、その辺は割ときっちりしてるからな・・・」

 と、今までのクエストやフロアボス、そこから見える茅場晶彦の思考を思い起こしながら考える。そんな中で、アスナの言った「お侍様」と俺の神話関連の知識が突如結びついた。

「あ、ちょっと正体分かったかもしれん」

「正体って?祭神の?」

「いや、フロアボスの。もしかしたら、元ネタは武田信玄なんじゃないか」

 いきなり結論から話し出した俺に対して、アスナは頭の上でハテナマークを浮かべている。

「どゆこと?」

「日本で蛇って言ったら確かに八岐大蛇なんだけど、あいつ別に白くはないじゃん」

 あいつとは言うが、無論、本物を見たことはない。

「うん」

「日本で白蛇で有名な神様とか神社ってどこだかわかるか?」

 そんな風にアスナに投げかけてみる。

「うーん?そもそも蛇で有名な神話って、ギルガメッシュ叙事詩とかナーガとかヒュドラとかいるけど、日本だと・・・」

 即座に複数の神話を提示する相棒を心の中で賞賛しつつ、俺もやや得意げに答えてみる。

「まあ、その辺は海外の有名どこだよな。でも、日本で白蛇っていったら、多分元ネタは諏訪大社だ」

「諏訪大社って、長野の?諏訪湖にあるやつ?」

「そうそう。諏訪湖にあるやつ。現実の諏訪大社って、ミシャグジ様っていう古い白蛇の神様を祀ってるところもあってな。で、その辺を統治してたのが、信玄だったはずだ」

「確かに、諏訪って言ったら武田軍の場所よね」

「信玄も諏訪大社の大明神にはよく勝利祈願に行ってたらしくてさ。だから、城にいるのも多分信玄なのかなーって。まあ最も、このSAOで元ネタの話をしても、実際のボスとは99%違うだろうけどな」

 とはいえ、六層でピタゴラスを元ネタにしたパイサーグルス関連のクエストで、完全数がパスワードになっていたこともあるので、元ネタが役に立つこともある。アスナの方も、口元に手を持って考えつつも、同意を示してくれた。

「まぁ、納得は、できないこともないわね・・・。この辺の雑魚敵の甲冑、確かに赤備っぽいし」

ア スナは、俺たちが散々狩ってきた《オロチ・ザ・フットソルジャー》の纏っていた甲冑のことを言っているのだろう。確かに赤い甲冑だったなと俺も思い起こす。まあ、相手がもし本当に信玄だった場合には、武田軍を相手にしないといけないわけだが。

「信玄の騎馬隊は相手にしたくないな・・・」

「城の中で騎馬に乗る人はいないと思いたいわ」

 二人してぼやいてみた。もし本当に騎馬隊が出てきた場合には、攻略会議が紛糾すること間違いなしだろう。この世界に鉄砲があるわけもなく、種子島の三段撃ち戦法など使えるわけもない。

 そんなことを考えている俺を、アスナが不思議そうに覗き込んできたので、どうしたのかと聞いてみると。

「・・なんか、あなたの教養の知識ってちょっと偏ってるわよね。日本刀の話もそうだし」

「い、いやあ、ゲームとかサブカルに触れてるとどうしても神話とか武器の知識ばっかり増えてくからな・・・」

「あ、いえ、もちろん助かってるのよ。ちょっと不思議に思っただけ」

 俺の方はあははははと誤魔化すしかできなかった。まあ、これはゲーム好きの宿命だと思ってもらおう。というかアスナさんが多方面で博識すぎるんです!と、心の中で小突いておいた。

 

 

 

 

 そんな話をしていると、参道の奥にある拝殿まで辿り着いた。

「せっかくだし、参拝でもしていくか?」

 そう投げかけた俺に対して、アスナも頷く。二人とも5コル硬貨を取り出し、賽銭箱に向かってふわりと投げた。木に硬貨が当たる小気味のいいお音が鳴った後、鈴を鳴らし、タイミングを合わせて二拝二拍手一拝。そこで、願いを込めた。俺の願いは、二つ。一つは、このゲームを最後までクリアできますように。二つ目は、隣にいるアスナが、最後まで生き残れますように。願いを終えた俺とアスナは、一瞬目を合わせた後、拝殿を後にした。彼女は何を願ったのだろうか。気になるが、聞くことは少し躊躇われた。

 

 参拝後、アスナの提案でせっかくなのでと神社横の売り場も覗いてみることに。やはりというかなんというか、おみくじやお守り売り場がある。どうせなら何か買おうかと悩んでいると、アスナがこれください!と声を上げた。何を買ったんだと気になっていると、「はい」と買ったものをその場で俺に渡してきた。

「俺に?」

「それ以外に何があるの?」

 と、むすっとした顔でアスナが言う。

「い、いや、ありがたい、です」

 しどろもどろになりながらも、中身を確認してみる。渡されたのは「安全御守」と書いてあるお守りだった。プロパティを開くと、持っているだけで防御力+1、重複は不可だそうだ。説明文は「祈りの込められた、厄災祓いの御守り」とのこと。今イチ説明文の意味がわからないところがあるが、そんなことより、なぜ自分に御守りをくれたのか気になって、アスナに聞いてみる。

「なんで安全御守なんだ?」

「キリト君、自分の心配しないから」

 どうせさっきの願い事、自分の安全願ってないんじゃないの?と言われ、思い返せばそうだったと気づく。まさかアスナに自分が意識してないところまで当てられるとは思ってもみなかった。

 ならと思い、俺の方も一つ、御守りを買うことにした。

 「これください」と言って、買った御守りをアスナに手渡す。渡したのは、「勝利祈願」と書いてあるお守りだ。説明文は特に見当たらなかったが、こっちの効果は攻撃力+1。アスナは俺と全く同じ質問をしてきた。

「なんで勝利祈願なの?」

 それはもちろんーーー

「女神様っぽいだろ?勝利の」

 言った自分の顔が、不思議と穏やかに笑っていることに気づき少しばかり驚く。

 一方、アスナの方も、フードの奥で微かに笑っているのが見えた。御守りを持った両手を胸の前に持っていき、彼女は言った。

「大事に、するね」

 

 

 燃えるように紅い落ち葉が、風に掬われ空を舞う。

 この先、例え、誰がいなくなろうとも。

 俺たちはこうして、また新しい思い出を積み重ねていくのだろう。

 

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