東方Project  ―人生楽じゃなし―   作:ほりぃー

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38話

 下剋上の時は来た。

 いままでさんざんにモブ扱いの様にされていたおかっぱ河童とそばかす河童は真剣な表情で向かいあっている。彼女達はありとあらゆる雑用やとりあえず人手が足りない時に駆り出される哀れな役割を青い髪の上司に押し付けられていた。

 今こそ雪辱を拭い、幻想郷でのパワーバランスを超えて河童として、そして労働者としての権利を確立するときなのだった。彼女達とて名前はある。だが、海の家にきてから誰も呼んでくれやしない。

 おかっぱの河童はきらきら光る瞳にワンピース型の体をすっぽり包む水着、それはそばかすも一緒である。頭に緑色の「L」をトレードマークにした帽子を被る。一応着ている水着はとあるネズミと同一のものである。起伏のない彼女達にはなかなか似合っている。本人に言ったら怒るかもしれない。

 ぱんぱーんと顔を叩くおかっぱ。武者震いに体が震えると同時に、叩いた拍子に柔らかいほっぺたが震える。それからむふーと息を吐きだす。一度は山童に寝返ろうとした反骨心を持つ彼女である。

 そのとなりでよーしと闘志に燃えているそばかす。ショートなくせっ毛な彼女はとある仙人に賭け事を提案したことがあるほど相手を選ばずに社交的である。二人は腕を合わせて眼をきらきらと輝かせている。

 にとりもそうであるが本来的に河童とは人間と遊ぶことは好きである。

 二人は照り付ける太陽の元ビーチバレーのコートに立つ。審判台に括り付けられた泣き虫なアイドルが暗い目で見下ろしてくるが、それを気にしてはいられない。観客席では白い水着の毘沙門天が売り子をしているのが見える。

 二人の河童は一度大きく息を吸い込んだ。全く同じ仕草を考えるでもなくやって見せる。長年一緒にいたのだから、それなりに愛艇のことは分かっている。肺に空気を満たして胸をわずかに膨らませる。

 

 ☆★☆

 

 空気が変わった。盛り上がっていた人間達は息を潜めて「彼女達」を見ている。

 観客に通路をふさがれない様に作られたゲートを潜った少女は美しい。

 髪は青い、それは空の様で海のようで太陽の光に輝いている。七色の花、その模様のちりばめられたトップス。下にはショートパンツをはいている。そこからこぼれた透き通るような白い肌。

 鈍く光る紅い瞳が観客席をちらりと見てから、一歩一歩歩いていく。ただそれだけのことなのに、どことなく映画の一場面の様。

 その天人の少女、比那名居天子は髪をさらりと払う。なんて来ない仕草だが、青い髪がさらさらと風に

 揺れる。

 

「河童が相手ですか」

 

 どうでもよさそうに言う天子。いつも霊夢に使うような砕けた口調とは少し違う。冷えた目で「モブ河童×2」を見てから、ため息を吐く。彼女にかかればおかっぱとそばかすなど背景に過ぎない。

 

「油断大敵ですよ」

「…………」

 

 後ろからの声に天子は振り向かない。そこに立っているのは長い髪をゴムひもで纏める仕草をしているとある聖人である。上下黒のビキニ姿なので見た者は仏教関係者とは思えないだろう。

 聖白蓮は口にゴムひもを咥えてから、片手を上げて髪をまとめる。腋を隠すように肘畳んでいる。彼女の表情はいつも優しい。それはどことなく見たものを癒してくれるような微笑みだった。

 

「足を引っ張らないでよ」

 

 天人は振り向かずに言う。

 

「はい」

 

 にっこり微笑みながら小さくガッツポーズして応える聖人。楽しもうとしているのがその顔からよくわかる。遠くで毘沙門天が応援しているのに小さく手を振って、ニコニコ応えたりしている。

 天子はそれには関心を払わずに後々敵になるであろう、博麗の巫女を探した。ゆっくりとあたりを見まわす。彼女にとって観衆など有象無象に過ぎない。巫女はどこに行っているのかいない、それに少しむっとする。

 見れば陸の上でキャプテンなどと言っているメロン色の水着の少女が見物しているのを見つけた。腕を組んで何故か真剣に見ているので天子は知らず、睨みつけている。

 

「どうしましたか?」

 

 聖にぽんと肩を叩かれて天子はそちらを見る。だが、何故かわくわくしているような顔の聖を見て困惑した。天子は苦笑いする。

 

「あなたの所のお弟子さん? 真剣な目で偵察しているみたいだけど」

「ああ、水蜜のことですか。まさか巫女とペアを組んだ時は驚きましたが、これも何かの縁です。きっと彼女なりに考えがあるのでしょう」

「……あれも一応勝ち残っているらしいわ。ということは後で当たるかもしれないわけだけど、それはいいのかしら?」

 

 聖はきょとんとした顔をしている。しかし、直ぐに笑顔に戻る。それでも弟子の修行に関することになると心を鬼にすることもある彼女である。

 

「ええ! 完膚なきまでに」

 

 きらきらした顔で言いながら水蜜へ手を振る彼女。天子が水蜜をみればなぜかビビるような仕草をしている。カチコチとロボットのように手を振り返してきている。天子はそれには興味を示さずに審判台の下に歩いていく。

 そこに置いてある。ビーチバレー用のボールを手に取り、ぽんと投げてから、キャッチする。

 

 ☆★

 

 スパイクチャンスに聖がダッシュする。しなやかな肢体を躍動させ、何故か楽しそうにボールを追いかける聖人。彼女は砂を蹴り、身体を空中で捻る。その反動のまま強烈なスパイクを叩きこむ。

 ばしぃと音が響き、ぱーんと砂に突き刺さる。それから笛が鳴ってからの大歓声。パワフルなアタックである。

 そして聖は両手で小さなガッツポーズをして喜ぶ。大げさに手を振らないのは。はしゃぎ過ぎないと自制している「つもり」らしい。彼女は得点の笛を鳴らしてくれた審判台のアイドルに手を合わせた。弔っているかのようだ。

 観客席では毘沙門天がうんうんとにこやかに頷いている。

 相手のコートにいる河童達は手を膝について、肩で息をしている。彼女達のボスが閻魔に苦戦したのとは違い、純粋に力負けてしている。それでも健気にむふーと息を吐くおかっぱは煌めく汗を手で拭う。

 にとりの写真を勝手に販売している一味なおかっぱだが、彼女も自分のプロマイドがこの砂浜の太陽輝く明るい闇マーケットで捌かれていることを忘れている。

 

「こころを連れてきたかったなぁ」

 

 決意の河童をよそに聖は人差し指を唇につけて、ぼやいている。「こころ」とは彼女の可愛がっている少女である。連れてくれば、無表情で驚くだろう。おそらく水着を着せられて河童を恨む一人になったかもしれない。

 

「なにしているの? さっさと終わらすから構えてよ」

 

 そんな聖に天子が声を掛ける。彼女の手でボールを弄んでいる。「はい」と一声、聖はとてとて砂浜を走って定位置に戻る。それを目では追いかけずに天子は息を吸う。体を斜に構えて、左手にボールを載せる。そのまますうっとボールを上げる。

 綺麗に空に舞い上がるボール。ゆっくりと回転しながら落ちてくる。天子は砂を蹴る。

 空中でしなやかに腕を振る。細い体を目いっぱいに使い、弾けるような音を立ててサーブを撃つ。弧を描きながら、河童のコートへ向かっていく。

 

 そばかすが両手を組んでばしりと止める。それからおかっぱが前に走る。ここからが反撃だとばかりにおかっぱは膝を曲げて構える。ボールはネット際に緩やかに落ちてくるチャンスボール。

 彼女は飛んだ。これからだと渾身の力を込めてスパイクする――その目の前に現れた青い髪の天人がブロックする。

 

「へぎゅあ」

 

 妙な言葉を言いながらおかっぱは地に堕ちる。ブロックされたボールは跳ね返ってそのまま顔に当たったのだ。ネット向こうを見れば天子がその姿を見下ろしている。

 明らかにおかっぱの方が構えていたのだ。それを覆すほどの速さで前に出てきた彼女に押しとどめられた。聖に比べれば細い体つきをしている天子だが、息一つ乱してはいない。それは体の使い方が極端にうまいということである。

 本気を出した毘沙門天やそれに追いついた古明地こいし。そして体格が純粋に大きいためにパワーのある地獄烏。彼女達とは明らかに違うのは、

 

「他愛もないわね」

 

 手を抜いてでもそれらと遜色のない動きをすることだろう。体術で彼女に勝てる者は少女達の中にはほとんどいない。握力ではパンを捩じり鍛えた巫女には負けるかもしれないが、殆ど関係がない。

 河童二人は泣きたくなってきた。

 なんでよりによってこの相手なんだろうと思うが、よく考えれば別の組と相手しても戦いの神やら無意識やら暴力巫女やらさとり様やらと一筋縄ではいかない相手が揃っている。一番勝てそうな相手はむしろ河城にとりだっただろう。

 ちょっと泣きながらおかっぱはかまえる。その健気な様子に自然応援の声は高まっていく。何故か相手コートの聖まで「がんばりましょう」などと声援を送っている。天子も眼を少しきょろきょろとさせて困ったように「がんばれ」という。

 

 数分後。

 コートでばたんと倒れてきゅうと疲れ切っているおかっぱとそばかすがいた。それを見ながらも聖と天子は困ったような顔をしている。彼女達は息を乱してはいない。

 得点は「20-4」どちらが大量得点したかはいう必要はないだろう。こうして河童の下剋上は失敗に終わったのだ。だが、例によって担架を持ってきたこいしと復活しているお燐が入ってくる。

 

 おかっぱは仰向けに寝ている。薄い胸板が緩やかに上気している。

 お燐はこれも記念と商品とばかりにかしゃりと手に「偶然」持っていたカメラで写す。

 そばかすはうつ伏せで倒れている。それもお燐は後ろからカシャリと写す。

 

「これでおやぶん(にとり) からおやつがもらえますね。こいし様」

「わーい」

 

 両手を上げてはしゃぐこいしは担架に河童を重ねて載せる。一つしかないから仕方ないだろう。お燐とこいしは重そうに担架を二人で担ぎ、どこかに持っていく。何度も言うが医務室などない。どこにいくのかは無意識の先にある。

 

「哀れね……」

 

 天子がそれを見ながらつぶやいた。聡明な彼女には今の一部始終が何を意味しているのかよく分かった。今までほとんど表に出なかった理由の一つに写真を売っている河童を見たことからの不信感もある。

 そんな彼女の手を聖は取る。それから一緒に手を上げる。わぁと会場が盛り上がる。

 

「勝ちましたね!」

「……あたりまえよ。離してください」

 

 天子は少し強引に手を振りはらう。それから急ぎ足に一人でコートを出ていく。

 

 ☆★

 

 

 四季映姫は浜辺に一人。体操座りをしている。

 目の前は大海原である。その波打ち際でお空と少年野球団の少年たちが潮干狩りをしている。お空は少年たちと話が合うような雰囲気を持っているが、

 

「いいですかみんな。この海の水は冷却用水に使えます。ニュークリアのパワーを……あああ、そのあさり大きい!」

 

 などとよくわからないことを伝えている。好きなことは何でも覚えるくせに子供っぽいことがあるお空である。話よりもその朗らかな笑顔が子供を惹きつけているのかもしれない。何も考えていないともいう。

 それでも先ほどまでに比べればよい顔をするようになったと映姫は思っている。

 彼女は試合が終わった後に少年野球団を招集して、しっかりと準備体操させた後にくどくどとやってはいけないことと危険のないようにする注意を言い聞かせてから、遊ばせている。

 

「……ん」

 

 映姫の頭が揺れている。うつらうつらと眼が閉じそうになるのを彼女は、ごしごしと左手でこする。こんな体で無理やり能力を使ったことの反動なのか、身体がだるい。純粋に疲れている。

 映姫は座りっぱなしで喰いこんだ水着を指で直した。引率するべき子供達プラス1が遊んでいるのだから、それが危ないことをしないか見ていなければいけない。

 

「ここにいたのね」

 

 そんな映姫の横に座る少女が一人。黒髪を赤いリボンで縛った博麗の巫女である。

 

「あなたですか。私に聞きたいことがあるのですか?」

 

 映姫は目線を子供から離さずに言う。博麗の巫女、博麗霊夢はその仕草にちょっとむっとする。何か知っていそうなことを感じ取ったのだ。

「察しがいいね。とりあえずなんであなたがここにいるのかしら?」

「……有体に言えば少年野球の合宿です」

「?????」

 

 霊夢は混乱した。意味が分からない。なぜ閻魔が少年野球を引率するのだ。

 

「意味が分からないんだけど」

「でしょうね。だから無駄な説明を省きました。事実ですから」

 

 さらりと言う閻魔。巫女は一つため息。

 霊夢は話題を変える。

 

「さっきの試合。天子が勝ったわよ。途中で私が見ていることにあいつ気が付いて、得点決めるたびに見てきたけど」

「そうですか」

 

 映姫の口調は変わらない。目線も子供達にむけたままである。だが、彼女は霊夢に語りかける。

 

「私は貴女が近寄ってこないとおもっていました」

「なんでよ」

「貴女は、知りたかったのですか?」

「…………それはこの異変ことかしら」

「ええ。それを私が何か知っている、そう思ったから今近寄ってきたのでしょう? そして知りたくなかったからこそ中々来なかった」

 

 霊夢は空を見る。なんてことないそこに白い鳥が飛んでいる。あれはカモメだろうかとどうもいいことを考えた。それから答える。

 

「ほんと、察しがいいわね。それで? 何を知っているの?」

「その前に私から聞きたいですね。何かあったのですか? 今まで異変の解決に中々動かなかったあなたがそういうには」

「…………」

「そう。分かりました」

「なにも言ってないんだけど」

「言葉なんていりませんよ。…………人が錯覚するように終わりとはただ終わるのではない。何かの始まりでもあるのです」

「なんの話よ」

「貴女はこれを終わらせる気はありますか?」

「ああ、そういうことね。あるわ」

 

 霊夢はぱんと言い切る。もう迷いはない。居心地の良さも、今の大切さもわかったうえで自分のやるべきことをやらないといけないのだ。この異変が終われば、きっといろんなことが「終わり」になる。そして別の何かが「始まる」だろう。

 ただ、それだけのことである。

 

「わかりました」

 

 映姫は短く答えた。彼女は目線を霊夢に向ける。真っ直ぐなその瞳を霊夢は怖じけることなく見返す。映姫はその桃色の唇をゆっくりと開く。

 

「この異変の正体は願いです」

「……はあ?」

「人であれ、妖怪であれ常に願いを心に持っています。それが無意識だろうと、たとえ何千万年生きた者であろうと変わりはしません。どんなものだったとしても、たとえ言葉に出来なかったとしても願いを忘れることはありません」

「一体なんの話をしているのよ。私は外の世界に来たいなんて願ったことはないわ」

 

 霊夢は怪訝な顔である。映姫は眼を閉じる。

 ただ眼を瞑っただけの映姫の顔は穏やかで、どことなく安らぐような美しさがある。

 

「魂は願いを持つ。願うとは自分との契約でもあります。それはどこにあろうと願ったことを消すことはできない。霊夢。貴女はここ一年の間に人々の願いに向き合ったことがあるのではないですか?」

 

 映姫は眼を開ける。その澄んだ瞳に霊夢は吸い込まれそうな錯覚を覚える。

 

 ――からからからからからからから

 

 音が響く。

 それは霊夢の心に残った音。文字の書かれた絵馬の、いや「願い」が風になる音。単なる気まぐれで始めた商売のつもりだった、それを続けるうちに彼女の心に淡い願いを残したこと。

 

 ――ああ、前に言っていた絵馬を始めるのね。手伝おうか?

 

「……絵馬……? え、でもなんでそんなもの。なんの関係があるのよ!? でも絵馬を勧めてきたのはあいつ……」

「…………さて、その頭に浮かべている者にも最初は他意はなかったのかもしれません。いえ、もしかしたら他の誰かに示唆された、または……誘導されたか。今の私では見極めることは難しいでしょう」

 

 映姫はゆっくりと立ち上がり、一歩前に出てお尻の砂を払う。霊夢にかからないように横を向いてだった。それから片方だけ長い髪を手で払い、振り返る。

 

「霊夢。眼に見えていることだけがすべてではありません。また、今のあなたの考えがすべてを写し取っているわけでもないでしょう。先ほど貴女は願っていないと言いましたが……貴女は此方に来てから楽しいと思いますか?

「その質問、たぶん他のやつ合わせて三回目くらいね。だいたいいつもこういっているわよ、悪くはないわ」

「そう」

 

 くすくすと少女として笑う映姫。

 

「なら……この異変は。きっと楽しく過ごしたいと誰かが願ったのでしょう」

 

 映姫は前を向く。霊夢は慌てて立ちあがった。

 

「ま、待ってよ。それだけじゃ何もわかっていないじゃない。絵馬がなんの関係があるのよ。それに黒幕は誰なのよ。抽象的過ぎてわかんないのよっ!」

「おっきいあさりとれたぁあ!」

 

 霊夢の声を打ち消す大きな声。お空が砂浜から飛んできて映姫の前にやってきた。映姫は困ったような笑顔で聞く。

 

「お空。どうでしたか」

「ふふん」

 

 にやにやしながら手のひらを開くお空。大きな貝が蠢いている。あさりであろう。もう映姫は「潮干狩り」に突っ込む気などない。別に悪いことをしているわけでもないのだ。

 

「あいつら(少年野球団) の中で一番大きいのが取れたわ」

 

 少年たちと張り合って勝ち、胸を張って鼻を鳴らすお空に映姫は「なるほど」と答える。彼女はもう一度霊夢を振り返った。

 

「いつか天狗に真実を変える力の話をしましたが、真実を変えるよりもたどり着くことの方が難しいでしょう。それでも意外に最初の真実など、他愛もないでしょう」

「……だからー。その言い方が分かんないのよっ!」

 

 霊夢は叫んだ。

 

 

 

 

 

 ☆★

 

 同じころ海の家でにとりは叫んだ。彼女は顔を真っ赤にして河童が持ってきた「プロマイド売り上げ一覧」を地面にたたきつけた。そこに書かれた「一輪」や「寅」「ねずみ」などと同じく「に」の文字。

 

「これ、私じゃないか!! あいつらぁあ」

 

 頭を抱えてごろごろ転がるにとりを陰からお燐がほくそえんでみている。手にはおかっぱなどを被写体に捉えたことの褒美である。チョコビが握られており、口の中でぼりぼり食べている。

 

「あぁぁああぁあぁああ」

 

 黒歴史が見つかった中学生のようににとりは悶え苦しんだ。彼女の心に黒い願いが渦巻いている。死なば諸ともと思っている。

 

 


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