朝起きたら自分にしか見えないガチャが有った件   作:半目真鱈

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自分にしか見えないガチャがあった件

「なんなんだ?これ」

 

極々普通の日曜日、俺が目を覚ました瞬間に見たのは半透明のボードだった。

 

「まじでこれなんだこんなの夢か」

 

そう思い頬を抓ってみるが変わらず痛くこれが現実の産物なのだと理解させられる

 

まぁ…僕も好奇心の疼く中学三年生だ。こんなのに興味があると言えばものすごくあるしちょっと触るくらい大丈夫だしもうほんのちょっといじるだけでなにか問題があったら放置すれば良いことだし触ってみよう

 

と言う思いに駆られこの半透明な板を弄ることにした。

 

「何々...多次元ガチャシステム?…このガチャは、多次元から物等をランダムで召喚するシステムです」

 

「このガチャは色々な世界からランダムに物品を召喚するシステムでこれを使うためには貴方の世界でのコイン状の物を入れる事で召喚が可能になります」

 

これって結構楽しそうだななんせ自分がと言うよりこの地球でもありえない物が出てくるかもだしこういうのって端的に言ってなろう小説と同じだよなもしかしたらこれからとてつもない者が出てきて俺TUEEEEEでハーレムって言う王道展開を起こせるのかなと妄想してみる。

 

さてとコイン状の物ね何か無かったかな...

 

そう言えば朝ごはん食べないといけないんだったでもこのガチャ画面って他の人に見えるのかな妹2人は今日は朝から友達を遊ぶという青春ムーブして父は仕事で母も今日は仕事が入っているから問題ないけどこれが他の人に見られるのなら僕は、もう外には出られないな。

 

そう考えながら降りて朝のご飯の白米と味噌汁を腹に入れる。

 

そうして朝ごはんを終えた僕はこう言う現象に心当たりが無いかネットの世界を探索すると驚くべき事に何も無かったのだあるのは良くある異世界小説だけで別に現実で異世界小説の様なステータスを見れる様になった、とかの書き込みは0だった。

 

こうしてみるとこれって僕しか今の所無いのかそれにしてもガチャかまぁ何が出てきても大丈夫でしょ。

 

そういう中学生等の学生特有の無敵な感情が表に出てきて僕はそう言えばと思い出してゲーセンのコインがあるのを思い出した。

 

そうして出てきたのはまぁ良くあるゲーセンのコインだったさすがにこんな機械かも分からない物におこずかいを出すのは憚られるからだけどこれでもコイン状の物だしと自分で納得してコインをガチャの機械に入れてみる。

 

《コインが挿入されました。

これより世界巨箱の管理者を委譲します》

 

そう音声が出てきた。

 

予想するにこれまでは、このガチャの所有権は宙ぶらりんの状態だったけど僕がゲーセンのコインを入れたことで所有権が僕の物になったのだろうと予想しながら半透明な板にある回してくださいと言う表記に従って回す。

 

 

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