仮面ライダーニューズ   作:ボルメテウスさん

26 / 67
未来からの刺客

「いよいよか」

 

その言葉と共にガウマは、この時期に何が起きるのか、理解していた。

 

これまでにない、複数のグリードの特徴が合わさったヤミーの誕生。

 

それはこれから起きる戦いを加速させる存在であり、決して油断してはならない。

 

だからこそ、ガウマは、それに備えていた。

 

「それで、本当に私のメダルを取り返せるんでしょうね」「俺のも取り返してよ、ニューズ」

 

そう言いながら、メズールとガメルはそう、ガウマの両肩に乗りながら、言う。

 

「あぁもぅ、そんなに一気に言うな!

第一、お前達が、今、メダルを取り返しても、取り込める訳ないだろ」

 

「そう分かっても、求める。

それが、グリードの欲望よ」

 

そう、メズールは呟く。

 

「まったく、とにかく、邪魔はするなよ。

それは、お前達の為でもあるから」

 

「分かっているわよ、今の私達がカザリに見つかれば、確実に潰されるわ」

 

「俺も、まだ消えたくないから」

 

「そうか」

 

それと共に、ガウマはそのまま目的の場所を見つめる。

 

そこでは、既にオーズとヤミーの戦いが行われていた。

 

ライオンとクラゲが合わさったヤミー、ライオンクラゲヤミーと戦っていた。

 

その異質な特徴を見て。

 

「私の特徴が合わさっているなんて、カザリの奴」

 

「とにかく、すぐに助けないとな!」

 

そのまま、ニューズへと変身したガウマはそのまま飛び込もうとした。

 

だが、その時だった。

 

『そこかぁ!!』

 

「なに?」

 

どこからともなく聞こえた声。

 

それに疑問に思うガウマだったが、上を見上げる。

 

そこから真っ直ぐとガウマに向かって飛び込む3つのメダル。

 

「なっ」

 

気づいた時には、既に遅かった。

 

まるで、ガウマの身体に取り憑くように、入り込む。

 

同時に、ピタリっと、その身体が止まる。

 

「ガウマ?」

 

その様子の変化にメズールは首を傾げる。

 

しかし、ガウマは首を回す。

 

「ふむ、まぁまぁだな。

それに、丁度良いタイミングだ」

 

それと共にガウマの口から響いた声。

 

それは、これまでのガウマよりも荒々しい声だった。

 

そして、そのままガウマは真っ直ぐとオーズとヤミーとの戦いの間に入る。

 

「ニューズ!」

 

苦戦している所での助っ人。

 

それにオーズは笑みを浮かべる。

 

だが、それはいつも通りではなかった。

 

「ふんっ」

 

「えっ、うわぁ!」

 

ニューズはそのままオーズを殴り飛ばした。

 

それに対して、驚きを隠せなかった。

 

「えっ一体何を」

 

「貴様と再戦する為。

いや、この場合は初めての戦いか」

 

そう呟きながらも、ニューズはそのまま近くにいるライオンクラゲヤミーに手を突っ込む。

 

ライオンクラゲヤミーは苦しむ声を出しながら、なんとか、その場から離れる。

 

しかし、多くのセルメダルを取られたのか、腹を押さえている。

 

そして、掴んだセルメダルを、ニューズはそのまま力を込める。

 

すると、セルメダルは形を変え、赤い長槍に変わる。

 

「さて、楽しませて貰うぞ、オーズ!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。