古代のオーズの正体に関して、未だに確定はしていない。
それでも、今後の戦いにおける目的は確かに見つける事ができた。
「これから、俺が行うべき目的は3つ。一つ目はメダルの器の完成の阻止。二つ目は古代のオーズの魂が封印されていると思われる3つのメダルの完全な破壊。そして3つ目はグリードを全員を封印する事」
「・・・ねぇ、それって、思いっきりあなた側の目的で、私達が不利じゃない」
「俺達、思いっきり倒されるね」
「しかも、俺の目的が達成されねぇ!」
「だから言っただろ、俺の目的だと」
それに対して、ガウマは特に気にした様子もなく、返答する。
その事に関して、その場にいたグリード全員が、驚きを隠せなかった。
「何よりも、お前達、完全復活した所で、お前達の欲望は叶えられるのか?」
「・・・それは」
そのガウマの言葉に対して、メズールは少し戸惑う。
「ガメル、お前はそもそも叶えたい欲望はあるのか?」
「俺?俺はメズールと一緒にいたいし、お菓子が食べたい!この身体じゃ、お菓子食べられないから、嫌なんだよぉ!」
「だったら、それができるように改造するのを目的にしたら、どうなんだ?
その小さな身体だったら、お菓子はそれこそ食べ放題だぞ」
「それ、本当か、ニューズ!」
「あぁ」
ガウマはある意味、この中で最も協力的なのは、もしかしたらガメルかもしれない。
そんな考えを余所に、ガウマは、これからの動きに関して、考えていた。
(始まりのコアメダルは確実に鴻上会長が持っている。あの人は古代のオーズの子孫だから、間違いないだろう。だけど、それを言って、簡単に渡してくれるとは思えない。だからこそ、今やるべき事は、戦力を整えながら、メダルの器の完成を阻止する事だ。
まぁ、問題のウヴァ達がどこにいるかだな)
(この坊やがいる限り、確かに安全であるのは間違いない。だけどそれは同時に完全体への復活を諦める事になる。それは決して駄目。だとしたら、問題はどのタイミングで裏切るかね。メダルが集まりすぎて、強くなっても駄目だけど、安全じゃない時に裏切っても駄目ね)
(ガウマの奴は古代のオーズを復活させないつもりか、それは困る。俺はそいつと戦う為に来た。だがこいつという器がなければ、今の俺は戦う事ができない。他のグリードのように完全復活がない俺には、コアメダルの数が必要だ)
(((つまり)))
それと共に、未だに無言でありながら、互いに見つめ合う。
(((コアメダルが多く集まったタイミング、そこが勝負だな)))
(お菓子、大きくて美味しい)