「待ちやがれぇ!!」
その叫び声と共に、真っ直ぐとバッタヤミーの後ろを追うニューズ。
見つめた先では、既にオーズとバースの2人が戦闘しているのが見える。
同時に、それはグリードであるウヴァが一緒になって戦っている光景だった。
「ここで一気に倒す!!」
その叫び声と共に、そのままバッタヤミーに向かって、蹴り上げるニューズ。
「ニューズか!」
「オーズ、このメダルを使え!」
その言葉と共に、ニューズはそのまま複数のコアメダルを真っ直ぐとオーズに向かって投げる。
その理由は、オーズの今の姿に理由があった。
普段のタカ、バッタ以外に、クジャクのメダルが理由だった。
その腕にあるタジャスピナーには、7枚のメダルをスキャンする事ができた。
メダルを受け取ったオーズはそれに対して、頷くと共に、ニューズは真っ直ぐとバッタヤミーとウヴァに交戦する。
「おぉ、少年、来たのか」
「まぁね、とりあえずここはなんとかしよう、伊達さん」
そう言いながら、目の前に襲い掛かるウヴァとバッタヤミーと戦っていく。
昆虫系の特徴である跳躍力を武器に、2人のライダーを翻弄していく。
しかし、そんな2人はあくまでも足止めに過ぎなかった。
『エビ!カニ!サソリ!ムカデ!ハチ!アリ!ギガスキャン!!』
「伊達さん!」
「あぁ」
その言葉を合図に、その場を離れた。
鳴り響く音声と共に、オーズはそのままタジャスピナーを真っ直ぐと構える。
「はぁ、セイっ」
「待ってくれ!」
「てぇ?!」
オーズはそのまま必殺技を放とうとしたが、バッタヤミーとウヴァを守るように、男が自らを盾になる。
「神林さん!」
「こいつはやらせない!」
「どうして!」
「やっと、正義の力を手に入れたんだ!
こいつの力を使って、少しでも世の中を良くしたいんだ!」
その言葉と共に、構えていた。
「そうかよ、だとしても、関係ないよ」
「ニューズ」
そんな言葉を余所に、ニューズはそのまま何も関係ないように、進もうとする。
「お父さんの邪魔をしないで!」
そう、今度は子供が、前に出る。
「そこをどけ。
俺は、そいつを倒すからな」
「嫌だ!」
さすがに子供に手を出す事ができないニューズはそのままどかせようとする。
だが、子供は、まるで退く様子はなかった。
それを見たウヴァとバッタヤミーは、すぐにその場を去って行った。
同時にそれを見た神林と、その子供もまた、すぐに去って行く。
「ちっ、逃がしたか。
次は、倒す」
「ニューズ」
それと共に、オーズはそのままニューズに近づくと、メダルをその手に戻す。
「神林さん達を傷つけないでくれ」
「・・・」
それは、まさに圧倒的な迫力だった。
普段の温厚なオーズの、英司からは考えられない程に。
「・・・俺は世の中には守らなきゃならない大切なものの為にある。
その3つを、約束と愛を。
その中で、俺は約束を、誰かを助けるのを諦めない事を決して破らない」
「・・・そっか、だったら、頼めるか」
「あぁ」
その言葉を最後に、ニューズとオーズは再び別れる。