「はぁはぁ」
乱れた息と共に、ガウマはなんとか家から飛び出す。
身体の奥で暴れている紫のコアメダルが、無理矢理ガウマを連れ出した。
そして、腰に回っていたνオーズドライバーに向かって、紫のコアメダルがセットされる。
「まさかっこいつ」
その次の瞬間だった。
ガウマは、瞬く間にニューズへと変身する。
ガウマの意思を無視した変身に戸惑っている間にも、それらの武装が装着される。
「がぁあぁぁ!!」
ガウマの雄叫びと共に、瞬く間にプトティラのコンボアニマルへと変わる。
それと同時に、ガウマの身体を操り、とある場所へと向かった。
「ぐっ」
強烈なGがガウマを襲い掛かる。
だが、紫のコアメダルは、そんな事を気にせず向かった。
その先、辿り着いた先は遊園地。
空を舞い上がっていたプテラノドンヤミー。
その一体に、ニューズはそのまま踏みつけ、そのまま地面へと落下する。
「今度はなんだ!?」
落下すると共に、足下にあるプテラノドンヤミーを踏み砕く。
それと共に紫のコアメダルは、目的の人物を見つめる。
「グルルルッ!」
それは、同じく紫のコアメダルによって変身したオーズ。
プトティラコンボへと変身しているオーズは、そのまま睨み合う。
ゆっくりと、互いを獲物と見定めると同時に、戦いが始まる。
「ガアアァァl!」「ハアアァァ!」
ガウマは、その巨大な口を開き、真っ直ぐとオーズに襲い掛かる。
それに対して、オーズは横に避けると共に手に持ったティラノサウルスを象った斧、メダガブリューを振り下ろす。
金属が響き渡る音が鳴る。
それでも致命傷にならず、そのままガウマは尻尾を振り回す。
「「ガァ!」」
それは、オーズもまた同じだった。
瞬間、生やした尻尾を互いにぶつけ、そのまま離れる。
それと同時だった。
『ガブッゴックン♪プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!!』
鳴り響く音声と共に、メダガブリューをバズーカモードへと変形させ、セルメダルのエネルギーを凝縮した強力な破壊光線を放つ。
それに合わせるように、ガウマもまた口を大きく開く。
それは、オーズと同様の破壊光線をまさに放つ瞬間だった。
「これはっやばいっ」
それは、その場にいた全員が判断した。
すぐに、その場から伊達達は待避した。
そして、次の瞬間、互いの光線がぶつかり合う。
同量の破壊光線が激突し、その高い威力に周囲の遊園地のアトラクションが壊される。
「「はぁはぁはぁ」」
それは互いの体力の限界に達し、そのまま倒れる。
「火野、それにガウマ」
「あの時、確かこいつも紫色のメダルが取り込んできたけど、まさか」
「とにかく、早く、病院に」
紫のコアメダルによる暴走。
それによる戦いはこうして、一時的に終わった。