「本当に、暴走はしないのか」
「と言っても、未だに不透明ですが」
そう言いながら、ガウマは、そのまま手に持った武器を、確認する。
「これは、私が変身しているライダーの技術と英司さんが使っているメダジャリバーとバースが使用しているバースバスターを発展させた物です。まぁ、開発するはずだった真木博士がいなくなったので、量産は難しいですけどね」
「そこまでの代物か」
「これ自体はおそらくは複製はできますけど、完全な力を発揮するにはグリード3体の力とνオーズドライバーが必要な条件もありますね」
「まさしく、ニューズ専用武器という訳か」
その言葉を受け取りながら、ガウマはゆっくりと、それを見つめる。
「そう言えば、それの名前って、決めているの?」
「名前、いえ特には」
そう、里中が答えると共に、ガウマは、そのまま悩ませていた。
「ダイノトライデントかぁ?」
「なんでまた」
「三つの姿を分けるから」
「まぁ、なんというか、結構単純だな」
「それぐいらいじゃないと、俺、覚えられないと思いますから」
「まぁ、お前がそれで良いならば」
そう、呆れている時だった。
「そう言えば、ガウマさん、あなたが求めていた物の場所、分かりましたよ」
「それは、本当ですか!」
そんな会話を行っていた時、里中からの情報にすぐにガウマは食いつく。
「求めていた情報?」
「なんだ、それは」
「ガウマさんが探していた物です。ですが、それは現在、私達の元にはありません。どうやら、真木博士が持って行ったらしいです」
「真木博士が?!」
それには、ガウマは驚きを隠せなかった。
「ガウマ、一体、何を探していたんだ?」
「・・・コアメダル。タカ、トラ、バッタの三枚」
「なに?」
それには、その場にいた全員が驚きを隠せなかった。
「何で、それを?」
「それが、古代の王が使ったメダルです」
「あの野郎が使っていたメダルだと?」
それにはアンクも思わず顔が歪んでしまう。
「待てよ、お前、まさかと思うが、奴が復活するとでも言うのか」
それと共にアンクは察してしまう。
「えっ、アンク、どういう事?」
「お前、まさか奴が本当に復活するとでも言うのか!」
「アンクっ!」
その言葉と共に、アンクは真っ直ぐとガウマに詰め寄る。
「えぇ、俺は、奴を古代のオーズを倒す為に来た」
「なるほどな、お前の未だに分からない動きはともかく、お前が倒そうとしている奴は、俺にとっても邪魔だ。そういう事だな」
「そうなりますね」
それだけ言うと、アンクはそのままガウマから離れる。
「まさか、古代の王が敵なのか」
その事に対して、ガウマは静かに頷く。