古代王オーズがいると思われる場所に、向かっていた。
「まさか、真木博士の別荘にいるとは」
「一番可能性が高いと言ったら、確かにその通りだけどな」
それは、どこで活動しているのか、不明な所もあり、僅かな可能性に賭ける思いだった。
だが、その可能性はある意味、当たっていた。
「どうやら、それは当たりのようだな」
「えぇ、間違いないわね」
アンクを始めとしたグリード達が反応する。
それは、ヤミーの反応がある時と同じく、グリードの気配を感じたからである。
決定的な証拠でもあると同時に、ガウマ達は構える。
「どうする、このまま正面から行っても、おそらくは」
「あぁ、確実に負けるな。
だとしたら」
「不意打ちしかないよな」
それと共に、動き出した。
屋敷の構造自体は、事前に調べており、彼らはすぐに潜入しようと、動き出した。
その時だった。
「残念ながら、それはできない話ですね」
「その声、まさか」
「真木博士」
聞こえた声。
それと共に、見れば、そこには真木博士がそこに立っていた。
「既にこちらに向かっていると予想していましたがね」
「あんたこそ、なんでそっち側についているのかねぇ?」
「決まっています。全ては美しき終焉の為に」
「終焉だと?あのオーズに好き勝手されるのが?」
そう、伊達の言葉に対して、真木は頷く。
「この世界は終わらせなければならない。ならば、セルメダルにして、全てを消し去る。
それもまた、一つの終焉でしょう」
「ちっ、そういう考え方もする訳ね」
それと共に伊達はすぐにバースドライバーを取り出す。
「バースドライバー、それも今は懐かしいですね」
その言葉と共に、真木博士が取り出したのも、またバースドライバー。
「それは、まさかプロトタイプ。
けど、こっちの方が」
「えぇ、ですから、こうするんですよ」
その言葉と共に真木博士は、その手にあるセルメダルをそのままバースドライバーにセットする。
すると、バースドライバーは、そのまま禍々しい形へと変わっていく。
「あれって」
「まさか、無機物をヤミーに、つまり奴は」
「既にグリードにっ」
それに対して、驚きを隠せない一同を無視するように、そのまま腰にバースドライバーを巻く。
「戦闘能力は、今の私はさほど高くないでしょうが、それを補うのが、これという訳です。
変身」
その一言と共に、変身する。
真木博士が変身した姿。
それは、確かにバースだった。
だが、それは、機械というよりも、生物。
特に恐竜を連想させる歪なバース。
「あえて言うならば、デス。
仮面ライダーデス」
「まさか、博士も変身するとはねぇ」
「ここは、私達でやるしかなさそうですね」
その言葉と共に里中もまた、前に出る。
「それじゃ、派手に稼ぎますか!」