「よっと」
伊達は、その身にあるプロレスに近い戦闘で、なんとかデスに関節技を行おうとした。
だが、まるで、それに対して痛みがないのか、デスは簡単に脱出すると同時に、真っ直ぐと攻撃を仕掛ける。
「うわっと、マジで人間じゃなくなったみたいだね」
「えぇ、私の邪魔をする貴方達には消えて貰う為に」
その言葉と共にデスは、再び攻撃を仕掛ける。
だが、それは里中が蹴り上げ、止める。
「油断しない、さっさと終わらせますよ」
「分かりましたっと!」
その言葉に従うように、そのドライバーにセルメダルを挿入する。
『クレーンアーム』『ドリルアーム』
同時に、巨大なクレーンアームを装着し、そのままデスを拘束する。
「よっと」『カッターウィング』
鳴り響く音声と同時に、そのまま空へと飛ぶ。
それによって、デスもまた、空に飛ぶ。
「この程度、何の問題も」
「いやぁ、俺って、一気にやりますからね」
同時に、デスの拘束を外す。
それに合わせるように、里中が地上からデスに向けて、攻撃を仕掛ける。
「っ!?」
地上からの攻撃。
それに対して、デスは思わず防御する。
それと同時だった。
『ショベルアーム』『キャタビラレッグ』『ブレストキャノン』
「しまったっ」
その一言と共に、伊達は、既にバースデイへと変身していた。
そのまま、真っ直ぐとデスに向けて、ドリルアームを真っ直ぐと貫く。
地上に向かって、デスはそのまま地上へと叩きつけられる。
「じゃあな、また、会おうぜ」
それは最後の別れの言葉。
そして。
『ブレストキャノン』
鳴り響く音声。
同時に、バースデイが放った必殺の一撃。
それは、真っ直ぐと、デスを貫く。
「まさかっ、ここが私の終わりですか」
その一言と共にデスは、その身体が消え去った。
「・・・はぁ、なんというか、嫌になるねぇ、これは」
戦いが終わった。
同時に伊達は、ため息を吐く。
「伊達さん」
「分かっているよ、後藤ちゃん、どうしようもなかったからね」
そう、伊達は、ため息を吐く。
「ほら、さっさと行きますよ」
そんな2人に対して、里中は言うと共に、そのまま真っ直ぐとガウマ達の元へと向かった。
そう、3人の戦いの最中、ガウマ達もまた、古代王と向き合っていた。
「まさか、こうしてオーズと、オーズの紛い物が同時に相手になるとはな」
「・・・まさか、もうその姿になっていたとは」
そう、見つめた先。
そこには、確かに古代王がいた。
仮面の罅割れの意匠は胸まで伸びている。
両肩が黒いトゲに、左腕がカマキリ、右腕はトラ、右脚はゾウレッグ、左脚はタコレッグに変化している。
「一体」
「そこにいる紛い物、良いアイディアをくれた。
こうして、グリードが意思を持ったまま取り込む事で、このような力を手に入れたからなぁ」
そう言った古代王を、このまま放っておくのは危険である。
「ここで、倒さないと」「あぁ」
その言葉と共に、ガウマと英司もまた構える。
それが、最後の戦いの開幕であった。