大量に発生したヤミー。
その全ては、魚を思わせるヤミーであり、数え切れない程に多くいた。
「とりあえず、今はあのヤミーをなんとかしないといけないな」
「あぁ、うん。
結構、気になるけど」
ニューズの言葉に対して、オーズは結構気になりながらも、すぐに同意見なのか、構える。
「俺、すぐにバイクを取ってくるから。
君は」
「えぇ、時間稼ぎ、させて貰いますよ」
その言葉と共に、ニューズが取り出したのは3枚のメダルを、取り出す。
『エビ!カニ!サソリ!ソ・カ・ビー!ソッ!カッ!ビッ!』
その音声が鳴り響くと同時に、ニューズの姿は変わる。
上から紫、赤紫、橙の全体的に紫色が目立つ姿へと変わると同時に瞬時にメダルを操作する。
『エビドリル!カニショベル!サソリクレーン!』
その音声が鳴り響くと同時に、ニューズに新たに装着されるのは3つのパーツ。
エビを模したドリルとサソリを模したクレーンが一体化していた。
同時に、左腕には、既にカニショベルを装着されており、構える。
「行くぜぇ!!」
同時に、襲い掛かるヤミーに向かって、クレーンを振り払う。
先端にあるドリルは、襲い掛かるヤミー達を次々と蹴散らしていく。
勢い良く、まるで地面を突き抜けるように。
しかし、未だに数は多く、ヤミーはそのまま宙から襲い掛かる。
だが、勢い良く振り上げたカニショベルで一閃。
襲い掛かったヤミー達はそのまま斬り裂かれる。
同時に、瞬時にコンボアニマルモードへと変わる。
腕に装着されていたクレーンは背中に装着され、両手でカニショベルを持つ。
それによって、その姿はまるでエビを思わせる姿へと変わる。
エビを思わせる姿へと変わりながら、そのまま迫り来るヤミーに対して、ドリルで貫いていく。
ヤミーの数は多くいるが、襲い掛かる攻撃を瞬時に見抜き、貫いていく。
ヤミーの数は多くあるが、ニューズが変身しているソカビコンボの特徴でもある防御力のおかげで、対応できる。
だが、未だにその数を完全に倒す事はできない。
状況は、拮抗していた。
その時だった。
『クワガタ!カマキリ!バッタ!ガ~タガタガタ・キリッバ・ガタキリバッ!』
その歌が聞こえる。
同時に、ニューズが振り返ると、そこにはオーズがいた。
それはニューズと同じコンボ。
ガタキリバコンボ。
そして、それを間近に見たニューズは。
「やっぱり、とんでもない」
それは、ヤミーと同じく分裂していたオーズの姿だった。
ニューズのコンボは、オーズのコンボと比べれば自由度はかなり高い。
様々な武器を使い、姿を変える事ができる。
その為、オーズに比べたら、どんな状況にも対応できる。
しかし、オーズのコンボはそんなニューズのコンボにはない特殊能力があった。
そして、ガタキリバコンボは、その特徴がかなり異質だ。
その能力とは分身である。
そう、先程まで拮抗の状態から一変。
溢れ出るヤミー達に対して、大量のオーズが次々と斬り裂いていく。
「えっと、お待たせ!!」
「いいえ!
とりあえず、一気に片付けましょう!」
「えっと、どうするんだ?」
「とりあえず、力を1つに」
その事場と共に、2人はベルトを操作する。
『スキャニングチャージ!』『コアバースト!』
鳴り響く音声と共に、ガタキリバコンボのオーズの角から放たれる雷が、ニューズに集まる。
それと共に、1つに集まったエネルギーをそのまま拡散するように、全てのヤミーに向けて、放った。
放たれた全てのヤミーを燃やし尽くした。
「なんとか、なったの?」
そう言いながら、オーズは、ため息を吐く。
それと共にオーズはすぐにニューズの方へと向く。
しかし、そこには、ニューズの姿はいなかった。
「結局は、彼は一体、何者なんだろう」
そんな疑問がオーズの中にはあった。