もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

12 / 69
霊夢と魔理沙は1週間後に備えて 本格的に修行を開始するのであった…


気のコントロール! 霊夢宙に浮く…

霊夢は仙豆を食べた

 

「…味は普通の大豆ね… ってあれ?」

 

少し体が動くことに霊夢は驚いた

 

「どうだ霊夢 もう動けるようになっただろう」

「いや…動くには動くんだけど…全回復はしてないかなぁ」

 

「フム…いや 霊夢 貴様の気は回復してきている… だとすると…」

 

「あっ 動ける! か、体が軽い めっちゃ軽くなってるぅ!」

 

「どうやら遅れて回復するらしいな…だとすると霊気は気から作られているのか?」

「え?どういうこと?ピッコロせんせ…師匠」

 

「ただのピッコロでいい」

「あ、はいただのピッコロ」

「そういうことではない!… 霊夢 今時間差で回復しただろう?」

「いやいや 時差って…ほんとならもっと早く回復するって事?」

「そうだ 仙豆は食べると気も体のケガなどもすべて一瞬で回復する…しかし霊夢今お前は時差回復だった」

「ってことは…えー…あ… わかりませんわ」

「無理に敬語は使わんでいいぞ… つまり気 もしくはケガを回復した後に霊気が回復していることがわかる」

「ああ 確かにそうかも…けどケガが治っても動けなかった…ってことは…」

「そうだ 気を回復すると霊気も回復する 霊気はおそらく気で造られている」

 

「なるほど…ってことは霊気が回復してる今なら気を感じやすい…のかも」

「まぁようは生命エネルギーだ 霊気というよくわからないエネルギーを使えてるお前ならすぐ習得するだろう」

「うーん ってことは習得したら師弟関係解消?」

「そんなわけないだろう 技も教える まだ教えることは山積みだ」

 

「うぇぇぇ… あんまし努力はしたくないけど まぁ私から頼んだことだし… いや頑張りますっ!」

「ああ では早速始めるぞ 孫のやつ勝手に約束をしてきたからな…とはいえ 勝ちに行くぞ 霊夢」

 

そしてオレンジ色になった空が完全に暗くなったころ

 

魔理沙はというと…

 

「ええっ 師匠の ライバルの弟子と試合をする!? そりゃ大変なのぜ…」

もしも負けたらきっとベジータは怒るだろう それだけならいいのだが

魔理沙自身も負けず嫌いなのでどのみち負けたくはなかった 

「でも師匠… 相手の強さがどんぐらいだかとかわからないなら 私が戦っても勝てるかは…」

「フン 甘いな魔理沙 俺は貴様が負けたら 貴様に教えるのはやめようと思っている」

「ええ!? そりゃまたなんで!」

「俺様が勝つからだ 完全勝利を目指すなら貴様が勝たなければならないが…貴様が負けたら 貴様はその程度だということだ 魔理沙」

「うう…どんな奴かわからないのに そりゃあんまりだぜ…」

 

魔理沙がカプセルコーポレーションに来てから ベジータと何度も組手をしたのだが

万全のベジータには全く歯が立たないどころか 攻撃すら当たらないこともあった

そのため魔理沙はかなり弱腰になってしまっているようである

 

誰か俺意外と戦わせたい そうベジータが思っていた時 悟空がやってきたのである

 

(フン カカロットの奴がどんな弟子を育てているかは知らんが 勝っても負けても魔理沙の経験にはなるだろう…だが 俺様の弟子である以上 勝っては欲しい… しかし こんな弱腰ではな…)

「あんまり だと? 実戦で相手が強く 負けたらそのあとに待っているのは 死 だ 」

「うう…んなこといったって…」

「魔理沙!この先を見ろ!まだ見ぬ敵を… お前が俺の弟子ならば 誰にも負けることは許さんぞ!」

 

「うう…う! ああ!わかったのぜ! 私はあんたの弟子なんだ… 絶対に負けないように頑張る…

いや 絶対に負けない! 絶対勝つ! …つまり前向きでいろってことだよな! 」

 

「うむ そういうことだ…」

ベジータは内心 魔理沙の気持ちの切り替えの早さに驚きながらそう答えた

 

「じゃあ もっかい組手をお願いするのぜ 今度こそギャリック砲を当ててやるのぜ!」

「何度も言うが ギャリック砲にこだわりすぎるのはあまりよくないことだが その心意気は勝ってやる…

全力でかかってこい! 魔理沙!」

「おうよ!ぶちかましてやるのぜ!!」

 

一方そのころ霊夢は…

 

瞑想を始めていた

「も、もうやめたい… 疲れるぅ… 気を感じたのはいいけど私空飛べるのになんでこんな風に空を…」

 

「気をコントロールするんだ そうすればそこから落ちることはないぞ とは言っても 空を飛ぶ能力を

使っていないのは なかなかマジメじゃないか」

 

「い、いや 気を使ってるとほんとに疲れる…飛んでる場合じゃないくらい…」

 

「安心しろ まだ未熟者だから気を垂れながしてしまってるだけだ なれたら楽になるぞ」

 

「ええ… きっキツイ!落ちる落ちる!」

 

「まったく…先が思いやられるな…」

 

霊夢は崖っぷち…いや 空に浮いていた 

 

気を感じとれた霊夢は 気のコントロールもすぐに覚えて有頂天になっていたが

 

それを長時間 なおかつ 空を飛ぶ能力を使わずに 空中に浮くのはつらいことであった

少しミスったら崖の下に真っ逆さまである 死にはしないだろうが とても痛いだろう

 

「うう…やばい! 限界! って うわぁぁぁぁぁぁ!」

 

霊夢は落っこちてしまった

 

「やれやれ すさまじい上達速度だが 1週間でどこまで伸びるか だな…」

 

上達速度はすさまじいが 時間のなさに焦り始めるピッコロであった…

 

 

続く…




相変わらず口調がつかめない…

気のコントロールは悟空たちの強みなのでぜひ2人とも覚えてもらいたいものです

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。