もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
2人のぶつかり合った衝撃があたりに広がった
ベジータの拳が放たれその拳を悟空が受け止める
たったそれだけの事なのに それだけでも腹の奥まで響くような衝撃が霊夢達にも伝わった
「うへぇ! なんかビリビリすんだけど」
「神の気だな…一応霊気で守っとけ 魔理沙もだ」
「分かったのぜ てか師匠やべぇ…私よくこれまで生きてたもんだ…」
「あいつはああ見えて 意外と加減ができるんだ…今度は孫から仕掛けるぞ」
悟空が距離を取り ベジータからどんどん離れていった
もちろんベジータは悟空を追いかけ始める
しかし次の瞬間悟空の姿が消えた
「瞬間移動か!カカロットの奴 どこに行きやがった!」
ベジータは気の探知ができるので位置はすぐ把握できた ベジータの背後である
すぐさまベジータは後ろに振り向いた しかし防御の姿勢を取らず そのまま拳を振りぬいた
悟空にベジータのパンチが直撃したが悟空もその体制のまま拳を振りぬいた
まさに互角の攻防が続いていた
2人の動きはさらに加速していく
もはや霊夢達は目で追えなくなり 殴り合いの音と衝撃波しか辺りには残っていなかった
「今回あいつらは気弾の類は使っていないな… 本気でやるためか」
「ああ… 気弾使うと 地球がやばいって事?」
「ああ 地球を壊すなんてことはないだろうが 地形への被害が問題だ… 現にお前たちの戦いの後でこの辺りはめちゃくちゃだ」
「…すまんのぜ それはそうと段々目で追えるようになってきたかも」
「ああ 奇遇ね 私もよ」
「…流石に早いな お前たちはまだまだ強くなれそうだ」
とうとう悟空のパンチがベジータに直撃した
「うぐっ!」
しかしベジータは楽しくて仕方がないかのようにニヤリと笑った
それにこたえるように悟空も笑った
そこに悟空が加速しながら蹴りを入れてきた ベジータは受け流しの姿勢をとるが 寸前悟空が消えた
ピシュン!という音と共に悟空がベジータの背後に回り込んでいた瞬間移動である
すぐさまベジータは背中側をガードするも間に合わず 重たい一撃を受けてしまった
しかし悟空はそれで止まらなかった 距離を詰めてさらに蹴りとパンチを連続で打ち込む
なおもベジータはガードを続けていたが 突然目の端をつりあげながら悟空の手をつかんだ
「調子に…」
そのまま悟空を地面に投げた
「乗るなよ!」
そしてそのまま地面にたたきつけられた悟空に向かって頭突きを叩き込んだ
「カカロット!」
そしてさらにラッシュを悟空に打ち込んだ
「だぁ!」
たまらず悟空が横方向に飛んだ
地面が削り取りながら悟空はラッシュから逃れることに成功した
お互いに満身創痍といったところである
「次の攻防で決着がつくな… もう俺はどちらが勝つか見当もつかん」
お互いが笑いあいながらも 攻撃を仕掛けようとした瞬間
悟空とベジータの間の空間がゆがんだ
「おーい 悟空 ベジータ悪いけどついてきてもらうよ… ってどうしちゃったのよ君たち ボロボロじゃん」
「「「ビ… ビルス様!?」」」
この痩せた猫のような男の名前はビルス 破壊神である
常に付き人兼目付役の天使ウイスを従えている。
宇宙全体のバランスを保つために存在する神で その気になれば宇宙そのものを破壊するほどの実力も持っている
「悪いんだけど ちょーっとシャンパと揉めちゃってね… 武道大会にでてもらいたんだよ」
「でもよビルス様 オラたちあとちょっとで決着つきそうだったのにそりゃねぇだろ」
「それに関しては悪かったよ でもさ 今からやるんだよねその大会」
「い…今から… 霊夢 魔理沙 あの方はビルス様と言ってな…いやとにかく下手な言動はとるなよ…孫! 」
「分かってるって まぁ強いやつと戦えんならいいんだけんどさ 急すぎだろ ビルス様」
「そりゃ僕もそう思うんだけど なんでも第10宇宙に変な館が急に出ただのなんだの その処理で忙しいからやるならさっさとやれだってさ まったく ヤな奴だよシャンパは」
「なるほどな… そうだ 霊夢と魔理沙を連れてってもいいか?」
「…この2人がそうかい? ダメだね 全然力不足だ…代わりにそこのナメック星人を連れて行こうかな」
「なッ… まぁいいだろう 問題は俺たちがいない間の霊夢達だが…」
「家に帰せばいいだろう 重力装置で基礎トレーニングでもやってろ」
「いや オラいいこと思いついた…ちょっと待っててくれ… 霊夢魔理沙 つかまってくれ…」
ピシュン!という高い音と共に悟空が消えた
そしてすぐにその音と共に悟空が帰ってきた
「待てカカロット お前どこに預けてきた?」
「ああ 界王星だ あそこなら鍛えることもできるしちょうどいいだろ」
「準備はいいかい まぁ傷はウィスが治すさ 行くよ」
「悟空の奴…まーた変なのを押し付けよってー!」
「変な奴って…」
「こっちのセリフなのぜ…」
皆状況についていけていなかった 界王様のペットの 猿のバブルス君も
続く‥‥‥
「あんたも苦労してんのね…」
紫はつい丁寧語をやめてしまいながらもため息をついた
ここはクラッシャー軍団のアジトである あの後紫はクラッシャー軍団に連れられてここまでやってきたのである
「まぁそんなもんだ お前も大変そうだがな」
そしてこの男の名前は ターレス
戦闘民族サイヤ人の生き残りである
サイヤ人はある1人の男によって 滅ぼされたのだがそれは別のお話である
「お前も俺も 帰る場所がねぇ‥ ここは手を組まないか?」
「手を組むって…別に目的もないんですけどね…ただ 幻想郷を戻さなければならないわ」
「まぁそれもいいだろう… どうせ 行く当てもないからな それはそうと アモンドを戻してやってくれ 一応仲間なんだ 」
「ええ もう戻しといたわ 今はあの木のあたり位じゃない?」
「ああ お前に教えとこうか あの木は神聖樹…簡単に言うとあの実を食べれば強くなれるんだ…」
「へぇ…まぁ私は眠らさせてもらいますわ… もう眠くて眠くて」
「へッ口調を戻しやがった 悪いが まずはこの星から出るぞ もうそろそろ限界だろうからな」
「限界とは・・・どういうこと?」
「あの木は星の栄養を吸うんだ お前が力を半分誓う取り戻せたのもあの木の実のおかげだ」
紫はターレスにもらった実を食べたとき 力を半分ほど取り戻していた
「俺たちが植えるよりも前からあったらしい…あの木が生えると星は消える 段々周りも荒廃していく最後は木も枯れる」
「段々 荒廃していく… ちょっと待って… 最初の頃あの木は栄養豊富で私はあれで生きながらえていた… 」
「なんだと? 木に栄養があるのは少しの期間だけだ あとは実に吸われる…」
「だとすると… 私は いつからあの木で眠っていたの?」
紫の炎は時間は同じ場所に飛ばす… しかし紫は幻想郷を飛ばした後に あの炎に入った
ここは過去である まだ幻想郷がはじけ飛び くっつく前の 過去である…
しかも ここで普通の歴史ならあり得ない事… 紫とターレスが出会ってしまった
「だとすると…ここで幻想郷を戻してもパラレルワールドが生まれるだけ… もしかしたら これは非常にまずい… 幻想郷を 戻せないかもしれない…」
続く
紫だけは過去に飛んでしまったため
歴史が変わってしまい 紫が今いるところはパラレルワールドです
紫が幻想郷を救うにはまずそこから出ることが必要なのです