もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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霊夢はいきなりやってきた世界に戸惑いながらもある男に出会う・・・


序章
初めての出会い・・・霊夢サイヤ人に会う


「うわわわわわ」彼女「博麗霊夢」はいきなりの事態で驚いていた

 

 「一体何が起きてるのよ…」

  急に地響きが起きたと思いきや自分の神社の周りの地面もろとも

  空に浮き おまけに紫色の炎に包まれているので無理もないだろう

 

  「一体ここはどこなのよ…?」よくわからない空間 としか言いようがなかった

   周りは鈍く光っていておまけに歪んで見える

   たびたび映るのはどこかの建物だろうか

  「ここは一体どこかしら?見た感じ間違いなく幻想郷ではないわね…」

 

   一方そのころ

 

 

 

  「ハヒー…オラ腹減っちまったぞ…」

   

   この男の名前は「孫悟空」戦闘民族サイヤ人の、生まれでありながら

   穏やかな性格である 

   これまでも地球の危機を何度も救ってきた英雄でもあるのだ

   ただ…あまり真面目に働かないのが欠点だろう

   

   今日もライバルである「ベジータ」と戦ってきたのであろう

   ところどころボロボロである

   地球に復活したフリーザがやってきてから数週間がたっているので

   戦いたくもなるだろう

    

   そんな悟空の家はパオズ山にあり息子が1人と妻1人で暮らしている

   息子はもう1人いるが今はもう家にはおらず結婚している

   そんな彼の弱点といえるものは…

 

   「悟空さーー!」  「いっ!?」

   そう最強の奥さん「チチ」である

   「まったくもう…そんなボロボロになっちまって…服の替えがいくらあっても足り ねぇだよ!もう!治すよりも早くボロボロにしてきちまうし…」

 

  「わ、悪いって…」

 

   「まったく…それに悟空さ、おめぇ卵はどこやっただよ」

   「あ!わりぃおいてきちまった!」

   悟空はチチからお使いを頼まれていたのだがどうやら忘れてきたらしい

 

   「…」チチからの無言の圧力で悟空はたまらず家を飛び出した

  「いやーやっちまった ブルマん家に置いてきちまった…」

 

   そしてとりに行こうと思ってふと思い出す

   「そういやー悟飯じいちゃんの家にニワトリがいたような…」

 

   幼少期 彼の育て親である損悟飯は悟空の家のすぐそばにある崖のところに

   家を構えていた 悟空もずっと過ごしていた家である

 

   「あそこのニワトリから卵もらってきたほうがはぇぇかもな!」

    悟空はそういうと文字通りすっ飛んでいった

 

 

   「うーん」一方そのころ霊夢はというと

   「一体どこなのよここ…お腹もすいたし…」

 

   さっきからその空間で止まってしまっている博麗神社のなかで寝そべりながら

   霊夢はうなっている 

 

   そしてガタン!という大きな音で飛び起きた

 

   「おお!?これはもしかして出れるんじゃない!?」

    確かに神社の淵から下を見ると下に小さく穴が開き始めた

 

   「やった!これでやっと出れる!」

 

 

   そのころ悟空は…

 

   「悟飯じいちゃんの家 ずっと放置していてすまねぇな…」

    悟飯じいちゃんの家についていた

    「おっあったあった卵だ!」

    嬉々として卵を集めていると悟空は上に気配を感じ見上げてみた

 

    「ん?あれなんだ?」

    そこには小さな紫色の穴が開いていた その穴は少しづつ広がっている

    一方霊夢は… 

   「あれ?ちょっとまってよこの下お家があるじゃない!?」

    このままではぶつかってしまう 下敷きになった家はもちろんおんぼろ神社も耐えれるわけはない

   もちろん悟空も気づいていた

   

   「いぃ!?家が降ってくっぞ!?」

    悟飯じいちゃんの家がこのままでは潰れてしまう 

    「やべぇ!削りすぎないように…」

    悟空は細い気弾を連続で出すことによってレーザーカッターのようにしながら

    悟飯じいちゃんの家の周りを削り取っていった

    「よっと!」悟空はその家を土地ごとくりぬいて楕円形にして持ち上げた

     あまりにも脳筋な思考だが腹が減って正常な判断ができないのだろう

    「にしても…なんだあの穴?」

    しかもよーく見てみると家というよりは神社だった

    「なんだありゃあ?」

     

   一方霊夢はというと

   「うーんあそこにいるやつ…気配が感知できないわね…臨戦態勢ってことかしら?」

    

   …こちらもこちらで腹が減って冷静な判断ができないようだ

 

   そして博麗神社はきしみながらもゆっくり降りてきた

 

 

   「ふう!やっとでれたわね…ところであなた なにもの?」

 

   「おめぇこそなにもんだ?」

 

   「「…」」

   「よくわからないけどあなた ただモノではないわね どうやって私をここに連れてきたの?」

 

   「えぇ!?オラじゃねぇよ!」

   「…怪しいわね…」

   

  どうやらお互い腹が減り知能指数が著しく低下しているようだ…

 

   「白状しなさい!なんで私をこんなところに連れてきたのよ!」

   「いや だからオラは知らねぇって…」

   「むむむむむ…いやあなたこの辺でも一番強い気配を感じるわ!」

   「へーすげぇな…オラ気を消してたのに気づくなんて…」

   「シッポを出したわね!あなたがやっぱり原因だわ!」

   「いぃ!?オラじゃねぇってば!」

   「問答無用!あなたを倒して全部話してもらうわよ!」

   

 

 

   …やはり腹が減ると冷静な思考ができなくなるのだろう…

   




思った以上に早くかけたんで投稿します

補足説明をしておくと霊夢は約2日の間何も食べていません

悟空はベジータと全力戦闘後何も食べていません
 
とりあえず空腹は冷静な思考を邪魔するのは間違いないでしょう
お互いの知能がとても下がっています

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