もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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トランクスたちの未来世界は再び危機に陥っていた…


未来編
絶望の未来の再来


少し時間はさかのぼる

 

妹紅は竹林の中にいた

「いてて… なんだここ? それにあの炎は… 皆は無事だろうか…」

辺りはいつもの竹林に見えるが 周りの気配がいつもとは違った

竹林を抜けると断崖絶壁であった 

どう考えてもいつもの場所ではない

「… いやどこだよここ」

妹紅が呆然としていると

唐突に悪寒が走った

 

すぐにしゃがんだのが功を制した

妹紅の真上に紫色の閃光が走り 空の上でそれは爆発した

「ほう… ただゴミを掃除しようと思っただけだが ただのゴミではないらしい」

そこには黒髪の男が立っていた

友好的どころか邪悪なオーラを垂れ流したような男がそこにはいた

 

「お…お前は一体何モンだ? というか何故今攻撃をした?」

 

「お前は見苦しい虫がいたら潰すだろう 同じことだ…人間」

 

次の瞬間妹紅の右肩から左の腰に掛けてぱっくりと斜めに切り傷ができた

 

「うぎぃぁ…! お、お前どこからその刃物を…」

 

そいつは今度は答えずに

 

再び妹紅に攻撃を仕掛けてきた

男の手から紫色のオーラが出ており まるで刃物のようになっていた

 

「火の鳥-鳳翼天翔-」

しかし妹紅も攻撃の姿勢に入る

 

炎の鳥…不死鳥を模した炎が男に向かって発射された

 

「なんだとッ!?」

予想外の反撃に男はすぐに回避の耐性を取った

しかし必要最小限の動きで回避したのがあだとなった

 

避けられたかと思った不死鳥が空中ではじけ飛び あたりに火を飛び散らせたのである

 

「ぬぅ… これは間違いなく炎…人間風情が…いい気になるなよ…!」

 

「人間ではあるんだけどな… 人間かどうか怪しいけどよ!」

そのまま妹紅は追撃に出た

滅罪「正直者の死」

スペルカードに殺意を乗せた 本気の技である

相手の周りに米粒のような玉を打ち移動を制限しそのまま相手に炎のレーザーを突き刺す

威力は絶大であり避けることも難しいはずだった

 

だがしかし 移動できないはずの男の姿がかき消えた

 

「なッ… いや 近くに入るはずだ! どこから抜け出したんだ…! どこから…」

しかし予測など意味はなかった 突如として男は妹紅の背後に周りそのまま彼女の胸を手で突き刺した

 

「うぐ…‼ お、お前…は一体…そして何を…何より…ここはどこだ…畜生 ハチャメチャだよ…」

その言葉を最後に 男の放った気功波によって妹紅の肉体は灰になって散った

 

「妙に時間がかかってしまったな… ここには界王神が… チッ ハズレだ 次に行くぞ… おい聞いているのか」

「‥‥」

 

「…ハァ もう1人の私を連れてくればよかったな…」

 

 

 

 

 

「ぶはぁ…! ってどこだここ!」

そこは海だった とはいえ陸が見えたため妹紅はそこまで泳いでいくことにした

(もしかして…灰があの男に付着したのか? だとすると好都合…正体を暴いてやろう)

妹紅は軽い気持ちで泳ぎ始めた…

 

 

「あの後 トランクスたちに会って…」

トランクスもマイも眠っていた

 

「久しぶりに 守りたいと思うもんが増えた…」

 

妹紅は寝ることができるが もう眠ることは飽きていた

 

「私が来たタイミングで…奴は…ブラックは動き出した…」

 

妹紅は考える 幻想郷から妙な場所 そこからさらにこの荒廃した世界へ

幻想郷に帰れるのだろうか

 

「いや 今はそんな場合じゃないな」

妹紅はカーテンをめくった だんだん暗くなり始めている

それに今にも雨が降り出しそうな天気だった

「こりゃ隠密には良さすぎるな 起きろお前ら 出発するぞ」

 

 

 

ぴちゃりぴちゃりと音を立てながら3人は歩いていた

「くさいな」

妹紅はそう言いながら顔をしかめた

「しょうがないさ で トランクス後どれくらいで着く?」

 

「えーと よし!思った通りだ!」

トランクスは下水道の壁面についている梯子から上に上がり マンホールを外した

 

そこにはカプセルコーポレーションがあった ひび割れて ズタボロではあるが 原型はとどめていた

 

「クソ…鍵が壊れてる」

トランクスはカギに手を当て気功波で吹き飛ばした

「バカ!気づかれたらどうすんだ!」

「ここまで来たのなら大丈夫だ… 幸い雨で音も消えているはずだ…」

 

しかし ここで3人の見立てが甘かったことを思い知らされることとなった

 

「やはり 戻ってきたか」

 

「くッ! ブラック! まさか…気の探知を…」

 

トランクスは振り向きざまに気功波をぶちかました

 

「今のうちに奥に! もう隠れても無駄だ! 妹紅さん!マイを!」

妹紅はマイをすぐに担ぐと奥に走っていった

「仲間に見捨てられたぞトランクス… それにしても ずいぶんてこずらせてくれたな」

 

「勝手に言ってろブラック!」

「いや違う…貴様がにげろと言ったのに 帰ってきてしまったようだぞ」

 

銃弾がブラックに向けて飛んできた

 

「トランクス!逃げな! 助からなきゃいけないのはあんただ! この隙に行くんだ!」

 

「人間風情が… 神に武器を向けるな」

ブラックがマイに向けて気功波を打ったが それは妹紅によって阻まれた

 

「…? お前はまさかあの時の… まぁいいだろうお前では俺には勝てない」

 

「勝つことは出来なくても 時間稼ぎなら永遠にできるぞ 私はな 不死身なんだ」

 

 

 

続く




今回は短めなのでまた明日投稿します

時間は・・・23時までには投稿したいっすね
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