もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
精神的ダメージは計り知れなかった…
カプセルコーポレーションの庭をブルマは歩いていた
その表情はお世辞にも機嫌がよさそうとは言えないようなものだった
ベジータは急にいなくなり帰ってこない 魔理沙もだ どうやらチチさんのところも同じらしい 一体全体どこに行ったのやら 長い間家を空けることはよくあるが
その前にいつもは一言言ってから出ていくのに 今回はそれがなく心配でもあった
おまけにピッコロまでいないと来た
それでは機嫌も悪くなるだろう
その時庭の一部が光りだした
ズドッ!
という何かが落ちるような音を立てながら キューブ型の宇宙船が着陸した
その中からベジータ達が現れた
「…お帰り ベジータ」
「おおブルマ… すまんな」
一瞬で怒りを感知したのだろう そこには一戦終えた後の戦士ではなく ただの夫の姿があった
「なーんで何も言わずにどっか行っちゃったのよ!」
「ああ それはビルス様のせいだ ベジータは悪くねぇし オラもピッコロも悪くねぇ」
「…覚えてろよ悟空 ボクはどうもあの女が苦手なんだ」
しばらく彼らが話をしていると
ピッコロがこういった
「霊夢達をさっさと連れ戻すぞ 修行を再開したい」
もう霊夢達を預けて2日がたっていた
「いやオラはもうちょい預けてた方がいいと思う 界王拳と元気玉覚えたらきっとあいつらは…」
「いいやすぐ連れ戻せカカロット 俺の弟子に貴様と同じ技なんて覚えさせんぞ!」
「やっぱ頑固だなぁベジータ すぐ連れ戻してくるからちょっと待ってろよ」
ピシュン!
悟空の姿が消えた
「そうそうその調子! 魔理沙より霊夢のほうが上手いぞー!」
「ヤなこと言うなぁ… 私はこういうのあんま得意じゃないんだよ!」
「…得意じゃないからって お家吹き飛ばしたり 界王星に穴開けたりしちゃダメでしょ」
「わざとじゃないって!霊夢までそんなことを言うのか! あんまりなのぜ」
「でも魔理沙の方が重力に対応するのは早かったな 2人ともギャグのセンス以外は完璧だ! ではここでワシのとっておきのギャグを…」
「それはそうとピッコロさん達まだかしら ここのご飯お腹膨れるけどたいしておいしくないのよね」
「急に押しかけてきて 飯食わせてるだけ感謝してほしいなぁ…」
ピシュン!
「よう! どんくらい強くなった?」
「悟空!迎えに来て一言めがそれってどういうことよ! まぁいいわ だいぶ強くなったわよ」
「悟空…急に押し付けるのはやめてね」
「ああ わりぃ界王様 ありがとな!」
ピシュン!
2人を連れて悟空は帰っていった
「はぁ…まったく勝手な奴じゃわい」
ピシュン!
「うぃー…やっと帰ってこれたぁ…」
「霊夢 2日しかたってないぞ」
「あらピッコロさん 2日でもピッコロさんとの修業期間合わすと 私ずっと神社に帰ってないのよ そろそろ心配」
「何言ってんだ霊夢 人なんかどうせ来ないだろう」
「こっち来たからにはわからないじゃないのよ!」
全員でこれまでの事を擦り合わせ始めた
「…今度は 時間を飛ばす? 時間を止めるやつなら知り合いにいるからあんま驚かないわ …にしても…全王様ってのが出てきて… もういいわキャパオーバー」
「おう にしても霊夢 おめぇ だいぶキャパ上がってきたんじゃねぇのか?」
「魔理沙 悪いがすぐに修行は出来そうもない」
「ああ さすがの師匠もつかれてきたんだな 当たり前か!」
「…やっぱするぞ魔理沙」
「ええ!?」
そんな会話をしているとまた庭の空に光の玉が現れた
「あら? ベジータ知り合い? それともウィスさんの知り合い?」
「…いいえブルマさん私は天使ですし 知り合いではなさそうです」
光がじょじょに収まり それが地面に降り立った
煙なようなものを出しているその機械にブルマは見覚えがあった
「あ…あれって… もしかしてタイムマシン!」
2人の子供がそのタイムマシンに恐る恐る寄って行った
「ちょ!危ないわよ悟天!トランクス!」
遊びに来ていたらしい
2人はタイムマシンの表面についている霜のようなものを取ると大きな声を上げた
「「だ、誰かいる!しかも倒れている!」」
ブルマは駆け寄ってこう言った
「も、もしかしてあなたと同じ髪の色をした男の人じゃない?」
「え、えーと?そうかも あと女の人も倒れてる!」
「大変…孫君! 仙豆とりに行ってくれる?」
「お…おう!」
ピシュン!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「カリン様 じゃあ仙豆もらっていくぞ!」
「それにしても久しぶりだな悟空!ゲームやっていかねぇか!」
彼の名前はヤジロベー 悟空の戦友である
「わりぃ急がねぇといけねぇんだ」
「…またやばいことでも起こったんか?」
「いやまだわかんねぇ じゃあな今度はお土産でも持ってくるよ」
「ピザがいいな!」
「分かったピザだな!…ところでそれ面白れぇんか?」
カリン様とヤジロベーはツイスターゲームをしていた
「まぁ…男2人では盛り上がらんな」
ピシュン!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ2人はタイムマシンの中にいた
「あかないのよ… 孫君 瞬間移動で中に仙豆だけ届けてくれない?」
「おうよ… そんなことしないでもこじ開ければいいんじゃねぇのか?」
「ダメなのよ…今にも壊れそう 元は2人乗りじゃないし…」
一応万全を期してということなのだろう
悟空は仙豆だけ トランクスともう1人の女の口に押し込んだ
「はっ!」
トランクスは目を覚まし タイムマシンを内側から開けた
「こ…これは…成功したのか…?」
そして目の前に悟空がいた
「よ!久しぶりだなトランクス でぇじょうぶか?」
「こ…この野郎!」
トランクスは拳を悟空に向かって振りぬいた
「うぉッ!どうしたんだよトランクス オラのこと覚えてねぇんか?」
それを最後にまたトランクスが倒れた
「ええ!仙豆食べさせたよな!なんで意識が戻らないんだ?おかしいのぜ!」
「…もしかして精神的ダメージのほうがでかいのかも…かわいそうに」
そしてタイムマシンから 女が立ち上がった
「うぐぐぐぐ… なんだこの豆」
女は仙豆を吐き出した
その女は一糸まとわぬ姿な上に胸に大きな赤い剣が刺さっていた
「いてぇ… クソッ…あの野郎…マイを…」
女はそれを引き抜いて地面に捨てた
その剣は邪悪なオーラを放っていた
霊夢達は驚きのキャパがオーバーしているのを感じたが それよりもいうことがあった
「「というか それ以前に…」」
「「あんたもしかして藤原妹紅!!」」
「おう 霊夢と魔理沙…って霊夢と魔理沙ぁ!」
また幻想郷出身がここで再会した
12時になっていないからセーフ!
いやアウトですね 申し訳ございません
妹紅さん 全身を消し飛ばされたらどうなるのか…
まぁ彼女の不死身の性質的に服までは再生しないでしょう
次回から未来編本格的にスタートです
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