もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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増殖

ベジータとブラックはお互いの力量を測るように向き合った

 

「2人でやろう それなら我々に分がある」

ザマスはそういい加勢に入ろうとした

「おいコラ!ザマス!」

悟空が口をはさんだ

「おめぇも昔は界王神候補だったんだろう?1対1をジャマすんじゃねぇ!」

ザマスは悟空に向かって歩き始めた

「…お前がまた私と戦うのか?」

「そうだ オラが相手だ!」

「仲間はどこへ行った?最初は5人の気配を感じたぞ?」

「おめぇには関係ねぇことだ」

「…そうか」

ザマスはチラリと後ろにいる2人…霊夢と魔理沙を見た

(手を出すつもりはなさそうだ…カバー要因か?)

そして悟空の抱えているツボに目をやった

(あれは一体…)

 

 

 

 

(あれは一体…)

ブラックもまた妙なツボに対して疑問を抱いていた

そこに数発の気弾が飛んできた

「キサマは他を気にする余裕があるのか?」

「…今は なさそうだな」

そういうとブラックは自分の手を前に差し出し

もう片方の手で突き刺した

「…?何をするつもりだ」

ブラックはその問いに答えるように

突き刺した手を引っ張り上げた

するとそこには奇妙な…薄紅色の鎌が握られていた

「お前に殺されかけ…いや 殺されたことによって また私は新たな力を手に入れた」

ブラックは手に持った鎌を軽く回した

「我が怒りを知れ…」

「知ったことか!」

ベジータの放った気功波を避けブラックは鎌をふるった

「当たるか!」

ベジータは上に飛んで避け そのまま大量の気弾を撃ち込んだ

ブラックは鎌を持ち体をひねると先ほどよりも強く鎌から斬撃を飛ばした

気弾をすべて打ち消しながら飛んできた斬撃をベジータは下に飛び避け

ベジータの避けた斬撃は上空で爆発した

「へっ妙な技を使いやがる」

「ここからが本番だ…!」

ブラックがそういうのと同時に斬撃が爆発した箇所の空が パックリと割れた

「なっ!?」

空に浮かぶ裂け目からピンク色の煙が流れ出ている

「視えているのは別の宇宙か? 遥か未来か、過去か? 或いは私が抱え込んだ底無しの怒りそのものかもしれん」

ブラックがそういうのと同時に

煙が固まりブラックとまったく同じ姿になった

「強さもさほどは変わらないぞ 煙を止めない限りは 永久に増え続ける…」

「くそったれめ…」

ベジータは悪態をつくと青色に…超サイヤ人ブルーへと変わった

「素晴らしい力じゃないか ベジータ だがこの程度じゃあ無限に増える私から逃れることは…」

「どわぁ!なんじゃこりゃあ!」

魔理沙の大声でブラックの言葉はかき消された

「‥‥お前たちにも同じような相手を用意してやろうじゃないか」

ブラックは再び鎌をふるい裂け目を生み出した

「この煙がなんなのか私はわからない だが…」

煙の形が変わりそこには霊夢と魔理沙にそっくりなモノが2人いた

「こんなこともできる」

 

「んな…バカな!」

魔理沙はそういいつつ戦闘態勢に

霊夢は動じずに戦闘態勢に入った

分身の霊夢と魔理沙…レイムとマリサは攻撃態勢に入る

「ファイナル…」

「ちょっ!? まずい霊夢流石にこれは…」

「回避!」

 

「スパーク!」

 

霊夢と魔理沙がそれぞれ右左に避けると同時に

2人の立っていた場所から光の柱が立ち上った

「あっぶね…ってまずい!」

霊夢達の回避を見越すかのように周りには気弾が配置されていた

「神霊 夢想封印 瞬」

大量の気弾が雨のように降り注いだ

 

 

 

「あっぶな」

「た…助かったぜ霊夢」

霊夢と魔理沙の周りには数体の霊夢が倒れていた

「久々に使ったわ…分身」

 

「まさか…自分たちと戦うことになるとはな…」

「まぁ…負ける気は しないけどね」

魔理沙と霊夢が並び立つように立ち上がった

「わたしたちも まけない」

「・・・・・」

 

「…しゃべんのね お前ら」

「偽物のくせに生意気な口きいてんじゃないわよ!」

 

 

 

 

 

「うわ!なんだこりゃ!」

悟空は大量のブラックを見てそう言った

「すばらしい…まさに神の怒り!」

「怒りてぇのはこっちだぜ ザマス」

そういうと悟空の髪の色が金色に変わった

「…まさか普通の超サイヤ人で戦うつもりか?」

「おめぇ相手に消耗なんてしてらんぇからな」

「…ぬかせ!」

悟空はザマスの手刀を片手で受け止めそのまま地面にたたきつけた

「うぐぉ…!」

「いまだ!魔封波!」

ザマスを中心に大規模な竜巻が発生した

「なっ!まさかこれはぁ!」

竜巻は周りにいるブラックもどきも巻き込んでいく

「でりぃゃあ!」

そのままツボに叩き込み 悟空は気づいた

「しぃ…しまった! 札が…あの土壇場で札をタイムマシンに…!」

手でツボを押さえながら悟空は考える

(瞬間移動…いや無理だ!ブルマの気がねぇ…多分避難を…)

ブラックの最初の気弾を回避し なおかつブルマをタイムマシンごと避難所に移動 そして戦場へ

最初の先制攻撃を回避するのに手いっぱいで札を忘れてしまったのだ!

「やべぇ…これはまずい!」

がたがたと揺れるツボがとうとうはじけ飛んだ

 

 

「き…貴様らどいつもこいつも不死身を…今のは危なかったぞ!」

激高したザマスが悟空に向かってとびかかってきた

「やべぇ!」

悟空の姿が描き消えた

「おのれ…いや待て なぜヤツは撤退した…? あの技は消耗が大きいのかもしれんな…」

ザマスは考える

「ならばあの技を乗り切れば ヤツは弱りきる… あの技の性質を利用してやろうではないか!」

 

 

ピシュン!

「あ…アッぶねぇ…」

「悟空さん!?」

トランクスがとても驚いた顔をした

「界王神界…ここまでは追ってこれねぇだろう」

「一体何が…」

「封印に失敗しちまった」

「封印を…!?」

「しかもブラックが増えてきちまった…一度体制を立て直しに…」

「俺も連れて行ってください!」

トランクスは口をはさんだ

「でもおめぇはもう限界じゃ…」

「界王神様が!回復してくれたんです!」

「キビトほどではありませんが 私も習得したんです 回復の術を」

キビトとは 界王神の腹心であり 瞬間移動や回復技を使える 便利な男である

「なら行けるか… よし捕まれトランクス!」

「はい!」

そういうと2人はまた戻って行った

「あ…あの!回復は!」

界王神が声をかけたが もう遅い

2人とも行ってしまったのだ

「…応援することしか できませんよ…」

界王神は1人 そう呟いた

 




延期した上に遅れました…

次回は普通に土曜日に更新します
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