もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
魔理沙は遠くでとてつもなくでかくて不気味な気が発生するのを感じた
「うぉっ!な…なんだあれ!?」
ベジータ達も飛ぶのを止めた
「ここまで一瞬で強くなる方法は…ザマス…ポタラを使いおったか…!」
ゴワスは絞り出すような声で呟いた
膨れ上がる気から逃れるように1つの気が飛び出してきた
「あっ…!霊夢だなこれ…! おーい!霊夢―!」
「撤退!撤退!あれはもう…どうにかなるとかいう問題じゃない!」
反論しようとした魔理沙だったがた魔理沙だったが霊夢の片耳がなくなっていることに気づき
魔理沙たちはすぐに撤退行動に入った
界王神たちのいる場所につくと
東の界王神が叫んだ
「掴まってください!界王神界に移動します!」
霊夢達が東の界王神に捕まると たちまち姿が消えた…
ここは界王神界…の池
ざぶんと音を立てながら魔理沙が川から出てきた
「ずぶぬれなのぜ…なんで川なんかにワープを…?」
「‥‥すいません まだまだ未熟なので…焦るとミスをしちゃうんです」
次々とみんなが川から上がってきた しかし悟空は上がってこない
「魔理沙手伝え…!私だって傷が浅いわけじゃないのよ」
文句を言いつつ霊夢が悟空を背負って川から出てきた
「ああ すまんすまん トランクス―!霊夢と…」
「悟空さんを治せばいいんですね わかりました…!」
トランクスが2人に手を置くとあっという間に傷が消えた
「すごいじゃないかトランクス!…トランクス?」
「ん? あ ああ…とてもすごい力だ…こっちの界王神様に感謝しなきゃ…」
「少し 疲労がたまってきているようですな…」
ゴワスがそう言った
「力が強い人を治すと 体力を消耗してしまう… 気を付けて使ってください」
東の界王神が言葉を継いだ
「…?東の界王神様もこの能力について知っていたんですか?」
「かなり昔にキビトが疲れてしまったことがあったんですよ」
むくりと悟空が起き上がった
「…あり? なんで体が治って…仙豆を使っちまったのか?」
「あら お目覚めね」
「よう霊夢…とトランクスと…ベジータと…界王神様まで! ちゅうことはここは…」
「はい 界王神界ですよ 悟空さんの体はですね…」
界王神と悟空が情報のすり合わせをしている間に霊夢達は作戦を組み立てることにした
「えーと今の戦力は俺と魔理沙さんと霊夢さん 父さんと悟空さん…」
「うーん…全員で挑めばなんとか…」
「いや絶対に無理 私なんて耳飛ばされたし」
状況を理解した悟空がやってきて作戦の輪に加わった
「そういえばトランクス 妹紅はどこにいったの?」
霊夢の問いに対してトランクスは暗い表情を見せた」
「妹紅さんは…俺を逃がすために…宇宙に放り出されました」
「…死ねないだろうけど…ねぇ悟空 ちょっと探してみてよ」
「おう ちょっと探してみる…」
悟空が気を探り始めたので いったん休憩をはさむことにした
魔理沙はブルマからもらった食料品が入っているカプセルを取り出して ふと気づいた
「あ… ブルマさんは…いったいどうなったんだ?」
先ほどから何も言っていないベジータが少し動揺の色を見せた
「…ヤツはまず俺たちを始末しようとしているだろう…おそらく大丈夫だとは…」
ベジータの心配が伝わってくるようだった
少し暗くなってきた場の空気を察知したマイが全員に弁当を配り始めた
「あ こっちには2つちょうだい 悟空に渡してくる」
霊夢は弁当を2つもらうと少し離れた場所でも妹紅を探している悟空に歩いて行った
「ほい 弁当」
「おっ サンキュー霊夢 正直オラ腹減っちまってたんだ」
「相変わらずね 少し安心したわ… どう?」
「…さっぱりわからねぇ どこまで飛ばされたのかすら…」
「万事休すね」
霊夢は弁当の梅干を口に放り込みながらそう呟いた
「いや…まだ希望はある」
悟空は弁当に入っていたシュウマイを口に放り込みながらそう言った
「フュージョンとか… 一応切り札はあるんだけどよ…ベジータが嫌がるんだよなぁ…」
「フュージョン…?何それ」
「オラたちが合体して…めちゃくちゃ強くなるんだ…まだオラたちは合体したことねぇけどな」
霊夢はトマトを落としかけた
「が…合体?」
「おう 合体だ ポタラって道具を使ってなら合体したことはあるんだけどよぉ…」
「合体…合体?」
霊夢は思考がまとまらなかった
その隙をつくように悟空が弁当をかき込む様に食べ始めた
質問が終わるまで待っていてくれたのだろう
あっという間に食べ終わると悟空はまた妹紅を探し始めた
「師匠さぁ…なんで負けたのか私わからんのぜ」
「…」
「カカロットと互角なのは間違いないとは思うんだ… なんでブラックに負けちまったのか…」
「‥‥」
「私たちに気を使って 裂け目を出す攻撃全部受け止めてたんだろう?」
「‥‥‥」
「まったくも~ 私たちに気を使ってくれるなんてずいぶん優しい師匠を持ったもんだぜ」
ゲンコツが魔理沙にぶつけられた
「…どちらにせよだ 俺が攻撃を受けたかっただけだ」
「…流石にうそつきがすきるのぜ」
皆の食事が終わったころ
界王神は耳につけていたイヤリングを外した
「悟空さん これを使ってください」
「界王神様 これは…」
「悟空さんたちも合体すればザマスなんかに負けません!」
「…ベジータ オラ達もポタラを使えるけどよ…どうする?」
「…フン 冗談じゃない キサマと合体なんて 二度とごめんだ」
「そう言うとは思ったぜ…正直オラもそのまんま戦いてぇけど…」
っもめている悟空たちを尻目にトランクスたちは話していた
「が…合体?」
「そ 合体できるんだってさ」
「合体って…合体?」
「そそ 合体」
「人間って合体できるもんなのか…?」
悟空たちの会話も佳境に入りつつあった
「一時間だけです…一時間だけ耐えることができれば…!」
ゴワスの訴えにベジータが驚いた顔をした
「一時間だと? 二度と解けないんじゃなかったのか?」
「界王神以外のものが使うと1時間で解けるのです」
トランクスが会話に割り込んだ
「よくわかりませんが…一時間稼げばザマスの合体も解けるんですね?」
魔理沙も加わった
「時間稼ぎなら私たちにもできそうだな 霊夢」
「…勝手に厳しいことに巻き込まないでよ」
「お何を言ってるんだ!お前らはここにいろ!」
「父さん…ここは俺たちの世界なんです こっちの世界で父さんたちを死なすわけにはいきません」
トランクスはやんわりと霊夢達にもくぎを刺し 言葉をつづけた
「死んだこちらの世界の母さんや…悟飯さん達のためにも」
「…! 死んだ…ブルマのためだと?」
「はい… 父さんを早くに亡くした母さんは 1人で俺を育ててくれながらも 寂しそうでした」
マイがそっとトランクスの肩に手を置いた
「俺はタイムマシンで過去の父さんに会って以来 母さんはよく父さんについて 話していました」
トランクスは辛そうに言葉をつなげた
「ブラックに殺されなければ…母さんも過去に行くはずだったんです」
「ブルマ…」
「母さんのためにも… そして父さんの帰りを待っているあちらの世界の母さんのためにも 父さんを死なせるわけにはいかないんです」
ベジータは舌打ちをした
「…そんなセリフは一人前に戦えるようになってから言いやがれ…!」
ベジータは悟空に向かってい言った
「カカロット! わたせ…!」
「仙豆の事か?オラはもう持ってないぞ」
「違う… ポタラの事だ!」
「…へへへ そうこなくっちゃ!」
悟空が左耳に ベジータが右耳にポタラを付けた
「…一時間耐えてやる!」
「…ありがとな ベジータ」
耳につけたポタラが引き合うように 悟空とベジータの体が引き寄せられ…ぶつかった
髪の生え際が悟空 髪はベジータ 服は悟空の道義のインナーを反転させた紺色
ベジータの靴と手袋…
「それが…合体?」
霊夢は口から 言葉が上手く出なかった
あまりにも圧倒的で そこが一切見えない 味方であって良かったと霊夢は心からそう思った
声は2人が一緒にしゃべっているような声で…
[ベジータとカカロットの合体…ベジットだ]
ベジットは額に手をやると 瞬時に消え 今度は手に何かをもって現れた
「それは…妹紅!?」
[手当してやれ…それじゃあ行ってくる]
再びベジットが消えた…
続く…
とうとうここまでやってきました…
なんやかんやで結構時間がかかってしまいました
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すいません 日曜日更新になります
最近間に合わないことが多く 本当に申し訳ありません