もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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魔理沙編スタートです 多分3~4話くらいだと思います


王子と魔法使い

おわんをひっくり返したような形をしているがここは世界でもトップクラスの大企業

 

カプセルコーポレーションである

 

 「ひぇー…ずいぶんでかい建物だなー霊夢にも見せてやりたかったぜ」

 

 魔理沙はその建物に向かって歩き始めた

 

 

 「む…」

 その男の名前はベジータである 宇宙最強クラスの戦闘種族サイヤ人の王子。本名は「ベジータ四世」

 母星・惑星ベジータの名を冠し、生まれた時から戦闘能力が高い超エリートで、

 それに裏打ちされたプライドも非常に高い。

 それも今ではだいぶ丸くなり

 家庭を持ち家族で暮らしている

 今は悟空との全力の組手を終えた後のトレーニングの最中だったらしい

 ベジータは自分を追い込み続けてこそ先があると考えるのである

 

 「妙な気だな…」

 今回は限界まで追い込んでいたのがあだになってしまったようだ

 外に妙な気配をした人間が1人いることにベジータが気づいた

 

 「くそったれ…だいぶ弱っちまってるときに…」

 魔理沙はというと

 

 「うっひゃぁ…近くで見ると大きいな…幻想郷じゃなかなか見れないぜ」

 観光気分である まぁ魔理沙の住んでいたところには何もなかったのでしょうがないだろう

 それに魔理沙は紫色の炎に包まれたときには空を飛んでいたので周りに物もない

 そのため霊夢より事態を軽く見ているのもあるだろう

 

 そしてカプセルコーポレーションの入り口から妙な男が出てきたのを魔理沙は見ると

 話しかけてみることにしたようだ

 

 「えーと わ、私は霧雨魔理沙だぜ!よ、よろしく」

 「…何者だ貴様は」

 「えーと…だから霧雨まり」

 「そういうことではない!なぜそんな妙な気配でここにいるのかを聞いているんだ!」

 「ああ そういうことか えーと話すと長くなるんだけど大丈夫なのか?」

 「…貴様が何者かわからないが いいだろう ただ妙な動きをするんじゃないぞ」

 

 

 そして魔理沙は語りだした…

 生まれてきたときのことから 普段は人間だけでなく妖怪すらも近寄らない「魔法の森」で 何でも屋「霧雨魔法店」を経営すること 日々魔法の研究にいそしんでいること  時々、妖怪退治に喜び勇んで出かけること

 

 

 

 「長いわ!! 舐めてるのか貴様!」

 「ええッ!? は、話していいと言ったのはそっちだろ!」

 「要点をまとめろ 要点を! 生まれからすべて話せなどとは言ってない!」

 

 そして魔理沙は再び話し始めた…

 

 紫色の炎に包まれたことから都会は本で読んだことしかないということ…

 

 

 

 「まぁいいだろう だが結局貴様はなぜそんな妙な気配なんだ ただモノではないな」

 

 「へへへ わかるか? まぁ私は魔法使いだしそこらのやつらとは一味も二味も違っても無理はないんだぜ」

 

 ベジータはそうではないような気もしたが戦ってもいないのに断定はできないと判断した

 

 真面目なのである

 

 「それで貴様…強いのか?」

 

 「そりゃ 滅茶苦茶に強いぜ そこらの魔法使いが束になっっても火力なら負けない自信があるぜ」

 

 「ほほう…貴様は火力…ようはパワーに自信があるというんだな?」

 「ああ、もちろんだぜ 高火力で星好きな魔法使いって呼ばれてるのは伊達じゃないんだぜ」

 

 「純粋な火力 か…」

 最近のベジータは気を操ることに重点を置いているため純粋な火力を上げていたのはかなり昔の事である

 

 「面白い…貴様 手合わせを願いたい」

 「ほほう!? この魔理沙も戦いが好きなんだぜ 急に言い出すってことはあんたもそういう口なんだろ?」

 

 「フン サイヤ人は戦闘民族だからな」

 「野菜だか洗濯だか知らないけど 手加減はできないぜ?」

 「安心しろ ちょっとやそっとでやられるほどこのベジータはヤワじゃない」

 

 「じゃあ…この辺をめいっぱいぶっ飛ばしても大丈夫なのか? ビルまであるけど大丈夫なのか?」

 

 「そうだな…場所を移すぞ…魔理沙だったか…ついてこい」

 

 「フ―…やっと仕事が終わったわ…」

 彼女の名前はブルマ ベジータの夫である

 カプセルコーポレーションの社長を務めていて子供も1人いる

 

 「アラ?ベジータ だれよその子?」

 「あ、魔理沙といいます よろしくお願いするぜ」

 「ああこちらこそ…って結局誰なのよ!?」

 「本人が言うには魔法使いで強いらしいからな 戦ってみるんだ」

  

 ブルマは納得した しかしあの子が夫と戦って無事に済むのだろうか

 

 「大丈夫なの?家の夫はかなり強いわよ?」

 「大丈夫だぜ 私もかなり強いからな むしろ建物が心配なくらいだぜ」

 

 本当に大丈夫なのかしら? ブルマは一応この前作ったメディカルマシーンを起動しておくことにした…

 

 

 

 続く…




ベジータも魔理沙も口調が難しいせいでめっちゃ時間かかりました…
 
後30分で明日になるところでした アブナイアブナイ
 
口調へのご指摘がありましたら是非教えてください
 
おそらく明日も投稿できると思います

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